下請け企業数十社に

一方的に値引きして支払っていた日産自動車

公正取引委員会から下請法違反で

勧告を受ける事になった。


政府が賃上げを推進してるこのご時世

それに逆行する日産自動車の下請けイジメ。


指摘されるや

差額30億円を直ぐ支払った というから

法令違反が確信犯だった事が明らか。


こんな悪徳企業には

勧告などという生ぬるい対応じゃなくて

多額の課徴金納付を即命令すべきだ。


ましてや

日産自動車のような上場してる大企業が

法令違反をやるのは 社会的影響が大きい。


バレても 一回目なら

勧告で済むという 公正取引委員会の甘い対応の

法令を 急ぎ改正して

公正取引委員会の権限を強化

罰金(課徴金)の上限規定も廃止すべきだ。


法令違反をすると

公正取引委員会から巨額の罰金(課徴金)が

課されるとなれば

法令違反の抑止効果が高まるだろう。


自由で公正公平な市場経済を支える役目の

公正取引委員会。

日本では 極めて権限が弱く

人員も少なく 予算も小さい。


この国で 極めて不公正なビジネス慣行が

横行したままなのは

企業のコンプライアンス意識が低いのと同時に

公正取引委員会の権限が弱くて

効果的に機能してないからだ。


企業が経団連を筆頭に

政権与党自民党に多額のカネを

ばら撒くのも

大企業に都合が悪い立法を阻止する為だ。


お陰で

日本の資本主義は欧米先進国に比べて

閉鎖的で不公正な市場だと

もっぱら見られたままで

一向に 改善されないままなのだ。


日産自動車のような世界的企業が

下請けイジメをやって

チマチマ利益を稼ぐ

その根性悪は救い難い。


トヨタといい

日本の大企業には 悪徳企業が多過ぎる。

そんなダークなイメージを感じるのは

私だけ?