ドイツがイスラエルのカタを持つのは

国是 だと言う。

ナチスのユダヤ人に行った蛮行からだ。


欧米はホロコーストの呪縛から イスラエルに

ずうっと寛容だった。


しかし今 世界は ハマスの残虐行為を批判する一方で イスラエル軍のガザ攻撃を止める様

停戦を要求する声の方が 圧倒的に多数となってる。


ここへ来て パレスチナに同情する声が国際社会で湧き上がって来てるのは 当然の成り行きだと思う。


誰も 病院を攻撃されて 保育器から出され

ベッドの上で並び泣きじゃくる赤ん坊たちを

見せられて 同情しない人はいないだろう。

そんなイスラエル軍の攻撃は決して正当化出来ないし 人として許し難いと感じる。


欧米で反イスラエルの声が大きくなったのは

もはや ホロコーストが過去のモノとなり

Z世代を中心に ユダヤ人に寛容でいる必然性を

感じない若者たちが増えてる所為だ。


そもそもホロコーストの贖罪でパレスチナ人が

犠牲になるのが おかしい。


ドイツがホロコーストの責任を感じるなら

自国の一部領土をユダヤ人に割譲して イスラエル国とするべきだ。

または 二枚舌の責任を取って ユダヤ人に借金をしたイギリスが 自国領の一部をユダヤ人に割譲すべきだった。

そしてパレスチナ全土は そこに多数暮らしていたパレスチナ人のものとして

パレスチナ共和国を建国する。


ただし エルサレムは国連直轄地として

どの宗教 民族も自由に巡礼出来るものとする。


もっとも エルサレムの無い土地にユダヤ人は

建国する気は無いだろうが…。


他民族の土地を割譲するという 卑怯極まりない方法を 多くの国が容認した事が

中東における 今日の悲劇の根本原因なのだ。

ここを正さずに パレスチナ問題は解決しない。


過ちに先ず気づく事

気づいたら 正す事。

当然の問題解決法だ。


長く続いたユダヤ人に対する寛容は

そもそもの過ちを覆い隠してしまった。

そしてユダヤ人から謙虚さを失わせ

自国の有利しか考えない 傲慢で独りよがりの

思い上がったイスラエルという国を生んでしまった。


とにかく 民族浄化に近いイスラエル軍のガザ攻撃を 一刻も早くやめさせる事が先決だ。

虐殺を これ以上続けさせてはならない。