魚が採れなくなってるだけじゃなくて
採れる海域まで 変わって来てる。
水温に敏感な魚
平均1度の違いは 人間にとって10度の違いぐらいに匹敵するという。
南の魚が南で採れなくなって 北の海で 沢山採れたり
例えば フグやぶりが北海道のオホーツク海で大漁だったり
しかし サケはすっかり姿を消してしまい
いつもなら この時期北海道の河を遡上するサケで河の色が変わって見えるくらいなのに 今年はさっぱりだそうだ。
とにかく日本近海の海水温が例年に比べて
異常に高いのが原因の様だ。
その一因は黒潮の蛇行。
ここの所ずうっと続いていて 今年は特にその蛇行がひどいそうだ。
陸に限らず海も温度が上昇して 魚たちは住む場所を変えてしまった。
サンマもイカも どこへ行ってしまったのか?
北の人はフグの食べ方を知らない ぶりの料理の仕方も知らない。
日本の食文化に影響し始めてる。
随分以前から 千葉の房総半島沖に珊瑚がある事は知られていたが その面積は拡大していて
今や熱帯魚の棲家になってるそうだ。
日本は海も熱帯化してる様で
3億年後にプレートに乗ってハワイが
北海道沖まで移動して来る前に 日本列島は
ハワイ化することになるだろう。