GDPランキングでドイツに抜かれて世界第4位に転落

自動車輸出台数世界トップを中国に抜かれるなど

暗い話題に事欠かない日本経済。


長らく古い産業保護ばかりで 次世代産業に投資して来なかった自公政権

とりわけ安倍政権の経済政策の無策ぶりが

今日の日本経済の凋落を決定づけた。

特に超低金利政策による金融政策は最悪で

日本の経済構造を正常進化する道筋を破壊してしまったその罪は重大だ。


輸出の主力だった自動車にしても

EV化の世界潮流に 完全に乗り遅れてしまい

全個体電池で巻返しを トヨタなどは

口にしてるが

レアアースの調達で中国依存から抜け出せないで

そんな逆襲は無理な話。


しかし製造から利用廃棄までトータルで見たら

CO2削減 環境負荷でガソリン車に比べて

必ずしも 有利だとは言えないEV。


電池交換が高額で 電池が劣化した中古車の引き取り拒否問題 充電ステーションの不備など

使用者側にとっては まだまだEVハードルは高い。

まだ台数が少ないが 今後中古車市場での扱い量が増えて来たら EVの電池廃棄も大きな問題になる。


都市部では ある程度EVの普及も広がるだろうが

多少電池が改良されても

全世界的に普及するとは考えにくい。

もっとも 一気にEVにシフトしたら 世界は

電力供給が追いつかなくなってしまうから

ゆっくり徐々に普及する方が都合がいい。


あらゆる経済データが国力の低下を示すモノばかりなのに この国の人々に危機感は感じられないのは 何故か?

この国の報道機関が調査報道をほとんどしないからで このままだと どんなに悲惨な状況になるかって事をデータ分析して報道しないからだ。


経済だけでなく 情報でも この国はガラパゴス化していて 世界標準からズレてしまってる。

悲しいかな この国の多くの人々は

その事に気づいていない。

奈落の底へ転げ落ちてるのに 気がついてないのは ある意味 幸せなのかも知れない。