支持率が上がらない と言うより ここん所

ずうっと下がりっぱなしの岸田首相。

何故なのか?

理由は簡単 話が面白くないからだ。

演説が下手過ぎる。 演説が下手で人気が出た首相はいない。


もっと言えば 中身より話し上手なら支持率は高くなる。


首相はもとより議員は演説が命だと思う。

辻立ちで 通行人が足を止めて聞き耳を立てない様な候補者は議員になる資格が無いと思った方がいい。


キチンと自身の公約を話して 人を惹きつけるくらいじゃなければ 政治家として政策実現性は望めないからだ。


演説の上手さ🟰議員の実力 だと言っていい。

出来る事なら 話が面白くて 魅力的で分かりやすければ最高。

そんな議員も候補者も 滅多に出逢わない。

だから投票では 思いっきり妥協するしかない。


なんだかんだ言っても 私が知る限り

演説が面白かったのは田中角栄 ダントツだ。

カネまみれで政治家としては問題だが

人気だけは高かった。

しかしアメリカに逆らったので アメリカ発のピーナッツで潰された。

悲しいかな アメリカのポチの宿命だから…。


首相としては支持率が低いと選挙に踏み込めない。

しかし岸田から替えて首相にして票を集められそうな議員は 自民党内に見当たらない。

人材不足の原因は 2世3世議員が多い事に起因する。

岸田首相も3世議員。

父親も祖父も衆議院議員だった。

実力も魅力も無いのに 地盤看板カバンを引き継いで苦労せず当選して来た世襲議員が

自民党国会議員の内4割と

あまりにも多過ぎて 政党自体の質と活力も低下させてしまってる。


当然 総裁総理も世襲議員ばかり

(最近では菅さんは世襲議員じゃない)

話が面白くない人🟰世襲議員 の構図は自民党の象徴となってる。


政治資金が非課税で相続税が発生しない事が世襲議員が多くなる要因だ。

例えばイギリスでは所得税の対象で 勿論相続税も発生する。

それ以上に直系尊属は同じ選挙区から立候補出来ない選挙制度になってる。

世襲議員の弊害を理解してるからで 隣接する選挙区からも立候補出来ない様に徹底してる。


長期に政権を維持してる自民党は 自分たちの権力維持に都合のいい様にして 都合悪い制度は

ことごとく無視して来て 今に至ってる。

まあそれは多数派政党の特権で 国民はそれが民主主義を歪める事を知りながら許して来た。

性善説?! お人好し?!の国民性というより

政治オンチ 無知の為せる結果だったと思う。


結果 話が面白くない議員だらけにしてしまった。 国民の意識が 政治家は家業にしちゃならないって言う様に変わらない限り この国の政治改革はスタートしないだろう。


名前を呼ばれる度に いちいち席を立って

マイクのある演台に行き 発言が終わったら

また席まで戻る。

立ったり座ったりを繰り返す国会の予算委員会の

非効率な討議風景をテレビで見るたびに

暗〜い気持ちになるのは私だけじゃないだろう。