誰の利益を代表してるかが 政党本来の存在価値である事実を知らない人が多過ぎる。


階級闘争の中から生まれた政党は

階級別利益追求団体とも言うべき政党の成り立ちから この国の議員がよく口にする 国民政党

などというモノは存在し得ない。


様々な階級で構成されてる国民の利益追求を代表するなんて事は不可能。

資本家と労働者 経営者と従業員 それぞれの利益追求の為の施策は対立する場合が多く

両者の利益を同時実現することは難しい。


物価高騰対策と称して 石油元売り企業や電力会社などに多額の補助金をばら撒き続ける自公政権。

国民大衆ひとりひとりに手を差し伸べるのではなく 大企業にカネをばら撒く政策ばかりを採用する自公政権。


その事からしても 彼らが誰の利益を代表してるかが明白なのに

低所得者層への わずかな交付金で誤魔化されてる国民。


本来 物価高騰で苦しむ国民を支援するなら

中低所得者中心に所得税減税をメインに実施すべきで

非課税世帯などには 以前から言ってる通り

ベーシックインカム制度を導入して

恒常的に支援すべきだ。


民主政府の税金を使った政策実施とは

第一義的には所得再配分にある。

貧富や格差の拡大は 治安悪化は勿論の事

安定的な経済発展の阻害要因となるのを肝に命じて政策を実施すべきだ。


働けば働くほど実質収入が増える様に

就業意欲が高まるような所得税減税を 先ず実施すべきなのに

企業にカネをばら撒く政策ばかりを繰り返す政府。

まだ その本性に気づかない何んて

バカとしか言いようが無い。


そんな政府の政党と首相が 各世論調査で軒並み

30%を超える支持があるのが 本当に毎回

不思議に思ってしまう。

それは 自身とは対立する階級の利益を代表する政党を支持してる人が多勢いる事を示しているからだ。


愚かにも ほどがある。

その行為が この国をダメにしている事に

早く気づいてほしい。

活力ある国家からも 民主化の推進も

健全な経済発展からも

阻害する足枷になってる根本原因だと考える。


つまり誰の国家なのかって事だ。

当然 最大勢力の階級からなる政党が仕切る政府が仕切って その最大勢力が より幸福に豊かに暮らせて初めて 国家自体が安定的に繁栄する。


あくまで最大勢力が中心であって

だからと言って 少数勢力を無視しては成り立たないって事も忘れてはならない。


かつて労働者階級代表として共産党独占国家が成立したが 社会主義国家という壮大な実験は

悲惨な失敗という結果で終わった。


赤い貴族と呼ばれた 人々から搾取する新たな特権階級を生んだだけだった。

現中国も いまだに社会主義を標榜してるが

習近平の親族名義で 租税回避国に多額の資産を保有したりしていて

その実態は旧ソ連時代と何んら変わらない。

共産党という独裁システムの上に 一部の超特権階級が君臨してる。


政党政治は民主政治の基本型だが

一党独裁政治は封建制度と何んら変わらない。

民主的政治は言論の自由と公正な選挙による政党政治で 各階級を代表する政党が 政策論議を闘わせる事で実現する。


本性を隠して 国民政党を名乗る 詐欺政党に

騙されてはならない。