ウクライナでの戦闘は

まるでドローン戦争を呈して来てる。

ロシアが開戦当初からイラン製ドローンを多用してるのに対して

やっと最近ドローン製造が国内200社あまりとなり 配備が軌道に乗りつつあるウクライナ。


それにともなって 対ドローン迎撃兵器の開発も進んでいて 如何にコスパのいい迎撃兵器を開発するかの競争になってる。


中でも オーストラリアはドローン兵器開発で

一歩先を行ってる。

レーダーで捕捉されにくいダンボール製の安価なドローンを開発したり

一撃100ドルクラスのドローン迎撃兵器を開発したり。

ウクライナでの実戦に即応した兵器が目立つ。


数億ドルする様な高額な兵器を数百ドルの安価なドローンが破壊する。

塹壕に潜む敵を上空からドローンで爆弾を投下したり

兵員を無駄に危険にさらさずに済むのと

とにかくコスパがいいドローン。

ロシアもイランの協力を得て ドローン製造に力を入れてる。


ウクライナ ロシア共にドローン中心の空中戦が

今後ますます激しさを増して来るだろう。


今後は AIを活用した いわゆる人工知能搭載のドローンが主流になって

いよいよロボットが兵士を殺害する時代に

突入する。


以前アフガニスタンでは地球の反対側で操縦する無人機がタリバンの兵士を攻撃した。

システム全体でトータル数億ドルはかかってる攻撃兵器だった。


それに比べて ドローンは低価格兵器で簡易過ぎるくらいの殺人兵器だ。

小型ドローンの大群の攻撃は まるでスズメバチの大群に襲われる様なもので

迎撃自体 専用のシステムを開発しないと

従来型では対抗不可能だろう。


敵はAIドローン AIドローンとAI迎撃兵器の

技術的追いかけごっこになるだろう。


すると つまるところは 半導体の競争となる。

勝敗は如何に より高性能な半導体を より早く

より大量に手にするかで決まる。


AI は戦争を一変させると言われる。

完全自立型兵器も間近となって 最前線の戦闘は

誰ひとり人間兵士がいない中で

ロボット兵士だけで繰り広げられ

今より更に極端な消耗戦が予想される。


そうまでしても 人類は戦争をやり続けるのかと思うと 暗澹たる気持ちになる。


戦争は最大の環境破壊と言われてる。

人類が殺し合ってる間に 地球環境は確実に悪化破壊され そのしっぺ返しを既に受けつつある。


自分が暮らす家を汚染 破壊して 人類はどこで暮らそうと言うのか?