イスラエルのネタニヤフ首相が生命拾い

ネタニヤフ首相は憲法修正に反対して拡大長期化するデモに手を焼いていた。

自らの不正疑惑の司法追及をかわす為には

何としても憲法修正法を可決するしかない所に追い込まれていた矢先の

今回のハマスの攻撃。


戦時非常内閣という 野党からの攻撃も抑え込み挙国一致内閣の組閣に成功

不正追及と憲法修正反対デモの両方を 一気にかわせる事になり 正に政治家としては生命拾い

ネタニヤフにとっては ハマス様様だ。


イスラエルの国民は復讐心に燃え 政治家の不正問題も 民主主義の危機意識も 吹っ飛んでしまった。


戦争には負けられないイスラエル

負けたら ユダヤの国が亡くなってしまう恐怖

国民全員が共有してる。


しかしイスラエルのユダヤ人は ひとつ忘れてることがある。

彼らがパレスチナ民族が暮らす土地を奪った事だ

ひと様の土地を奪っておきながら

ハマス始めパレスチナの人々が抵抗するのを力で

抑え込もうとするイスラエル。


暮らす土地を奪われる恐怖を最も理解してるユダヤ人たちが 奪われて抵抗する人々を抑圧する。


《人道に対する罪》をガザ地区などで続けるイスラエルを 国際社会は見て見ぬふり

国連非難決議を ことごとく無視するイスラエル

しかしイスラエルに 制裁を課せられた事は一度もない。


ハマスの攻撃と人質を取る蛮行は許されないが

一方的にハマスだけが非難される国際世論は

事実に基づかない不当な非難と言える。


ブリンケン米国国務長官が早速イスラエルに飛び

ネタニヤフと握手してる。

ブリンケンの義父はホロコーストの生き残りだそうだ。

ならばユダヤ人がナチスから どんな扱いを受けたか聞いてるはず

そんな彼は ガザ地区に閉じ込められてるパレスチナの人々を見て 何んにも感じないのか?

アメリカ人が抱える罪深さを感じさせられてならない。