ニュースと一部ドキュメンタリーぐらいしか

テレビを観ない私

なのに 

唯一毎週欠かさず観てるテレビドラマがある。


NHK総合日曜夜の アストリッドとラファエル

観てる方も多いかも…

フランス制作の刑事ドラマ

自閉症の文書係と刑事が主人公で 毎回テンポ良く事件を解決して行く。


事件捜査に関して 高い記憶と明晰な分析に

際立って人並み優れた能力を発揮する自閉症の女性の活躍が このドラマのミソだ。


自閉症は発達障害の一種で 私も知り合いに

一人居るが ある特定の事柄に強い興味と執着を示す所は同じだ。

彼は軽度な方なので 日常は健康な人と変わらない生活を送ってる。


ドラマの主人公は それより重度で 人との関わりで かなり苦労してる。


自閉症の人が 特定の事柄のみ異常な位高い能力を発揮する人がいる事は 良く知られていて

かのアインシュタインやイーロン・マスク

古くはダヴィンチ モーツァルトなど

スティーブ・ジョブズ イチロー 米津玄師等と

その道で優れた人が多い。


その多くは幼い頃 人と違うことから イジメを経験してる人が多くいて

他の人と違うことは個性であり 特別な能力を秘めてる可能性がある訳で

小さい時から横並び教育が徹底されて来た日本社会では 自閉症など障害がある人は

特に 生きづらく その能力も殺されてしまいがちだ。


個人が尊重されず 個性が重要視されない社会は

どんどん活力を失って行く。

何故なら 新発想も画期的な発明も出難いからだ。


この国が衰退しつつある原因は

誤った教育方針を長年続けて来た結果


障害がある人も LGBTQも 差別区別なく

ひとりの人間として 個人の尊厳と個性が尊重される社会づくりを目指さない限り

この国の衰退を止められないだろう。