ウクライナで悲惨な戦争が続いてる。

戦禍がウクライナに限られてるせいか

ウクライナ以外は ほとんど いつもと変わらない日常が続いてる。

当事国のロシアも 国内がほとんど攻撃されないので 同様に変わらない。

悲惨なのはウクライナ国民だけ。


例えば ベトナム戦争の際

恋人を 夫を 息子を 愛する人を戦場に送る悲しみから反戦ムードが高まり

反戦デモも繰り返され 

そして反戦歌も生まれた。


言論統制が厳しいロシアでは 反戦デモも

ほとんど起こらない。

ましてや兵器を供与するだけで 兵士を送り込んでいない西側諸国では 反戦デモはあっても

ムードは他人事 盛り上がらない。


そんなんだから 反戦歌も生まれない。


地域限定的な戦争が 過去2回の世界大戦になった。

いかに周辺国が拡大しない様気をつけても

戦争当事者が野望を諦めない限り

拡大は止まらない。


今回のロシア軍のウクライナ侵攻は

9年前のロシアによるクリミア半島略奪から始まってる。

容疑者プーチンの野望拡大が止まらない証拠を

世界は直視すべきだ。


以前も言ったが

今のウクライナの状況が益々第二次世界大戦前夜に似て来てる気がしてならない。

鉄は熱いうちに打て なのだが


西側諸国の戦力の小出し供与が

結果的に第三次世界大戦の きっかけにならなければいいが…。


ヒットラーは止まらなかった。

容疑者プーチンも 旧ソ連邦の回復という壮大な

野望を抱いていて

西側諸国が その実現を妨げるだけじゃなくて

ベルリンの壁崩壊以後

ロシア自体を滅ぼそうとしてる というパラノイアに取り憑かれてる。

容疑者プーチンの領土拡大主義は止まらない。


という事は…


多勢に歌われるような反戦歌が生まれない状況って事は 皆んなが まだ危機感を切実に感じてない証拠。

単なる地域紛争ぐらいに たかを括ってると

長期化してしまい 思わぬ方向で世界が新たな難題を抱え込む事態になりかねない。


戦争の長期化は 多大なる悲しみと同時に

人々の心に深い恨みを生じさせる。

これが一番厄介で

暴力の連鎖となって 社会を荒廃させてしまう。


反戦歌が生まれない戦争継続は

危険極まりないって事を 気づかないままなのが

空恐ろしい。