今回の広島G7サミットに招待された8カ国の内
インド ベトナム インドネシアは いずれもロシアに武器輸入を多く依存してる。
中でも70%をロシアから購入してるインドが
ロシアによるウクライナ侵攻を仲裁出来る立場に無いのは明白だ。
武器というのはメンテナンスや部品補給が必要で
特に航空機や戦車などは長年のメンテナンス費用の方が購入費より高くなったりする。
それだけ 後々の付き合いが重要で長くなるもので 部品供給を止められたら 即使用不能になってしまうので 売り主の御機嫌を損なう訳には行かない。
だから国連総会でロシア非難決議に賛成しないし
ロシアへの経済制裁にも インドは協力しない。
と言うより出来ない立場なのだ。
インドのモディ首相はゼレンスキー大統領に
和平に向けて 出来る事は何んでもやる と言った様だが 出来る事が無いって言うのが真実で
モディ首相のリップサービス 悪く言えば
口から出まかせ って事だと思う。
そんなインドも さすがにロシアのウクライナ侵攻後は武器購入先をロシア一辺倒から 慌てて欧米やイスラエルなどに分散化する努力し始めてるが 武器装備は そう簡単に購入先を変更出来るもんじゃ無い。
例えば銃砲の口径からして ロシア製と欧米製では違う。
入れ替えるには それ相応の期間がかかる。
更にそれまで最大の貿易相手が中国だったが
2021年はアメリカに変わった。
だが今でも中国はインドにとって最大の貿易赤字国で アメリカは最大の貿易黒字国
少しずつ 中ロ依存から欧米に貿易もシフトしつつあるインド。
自国の経済成長と共に 今や世界一の人口を抱えるインドは さすがに容疑者プーチンと皇帝習近平の危険性に対処せざるを得なくなって来たのだろう。