ロシアが鳴り物入りで戦線に投入した最新兵器極超音速ミサイルキンジャルを キーウ上空でウクライナ軍が供与されたばかりの地対空ミサイルパトリオットで撃ち落とした。
ロシア軍がウクライナ軍へのパトリオット供与で恐れていた事が現実となった。
ロシア軍のミサイルは極超音速であっても アメリカ製のパトリオットの前に無力な事がハッキリして ウクライナ軍は新しく供与されたばかりの迎撃ミサイルパトリオットを完全に運用出来る事も証明して見せた。
反転攻勢に出るには ウクライナ軍にとって防空は重要で 制空権を失ったままでは反転攻勢も
おぼつかない。
イギリスから航続距離250キロの長距離ミサイルを初めて供与を受け それまで出来なかったクリミア半島奥地迄攻撃可能となったウクライナ軍
これ迄ウクライナ軍の射程外からミサイル攻撃してたロシア軍は 更に攻撃兵器を後退させざるを得なくなって ウクライナ軍に供与される数次第では戦局を変える可能性がある。
長距離ミサイルの供与をウクライナ軍が熱望してた訳が そこにある。
この頃の南部地域で親ロシア派への爆弾事件が
多発 燃料タンクなどが集中的に攻撃を受け
北部でも貨物列車の爆破が連続したり
ウクライナ占領地と その隣接地域でのロシア軍への攻撃が目立つ。
ウクライナ軍以外にロシア国内の反プーチン派パルチザンによる破壊活動も増える傾向にあって
それらをウクライナ軍の反転攻勢の前準備と見る向きもあるが
ゼレンスキー大統領は反転攻勢には まだ時間が必要だ という姿勢だ。
何度も言う通り ウクライナ軍の反転攻勢自体
期待しちゃいけない。
ロシアに占領された地域の ほんの一部を取り返せれば 御の字で 過大な期待をしちゃいけない。
痩せても大国ロシア相手に 同じ土俵で戦って
小国ウクライナが勝てる訳がない。
小国が大国に勝つには ベトナムやアフガン戦争を振り返れば分かる。
物量では所詮敵わないのだ
大規模正規軍には いわゆるゲリラ戦が効果的で
少数で絶え間なく 昼夜に関係なく 神出鬼没で様々にあらやる方法で攻撃を繰り返し 守備側の戦意をくじくしかない。
と同時に ゲリラ攻撃でロシア軍の後方を撹乱して 補給を滞らせると 更にロシア兵の戦意喪失に効果的で
どれだけロシア軍占領地と その隣接地に工作員を潜入させられるか が戦況を左右する事になるだろう。