EU委員会がドイツ政府と2035年以降もエンジン車の販売継続で合意した。

ただし合成燃料の使用限定。

しかしEVと違って 合成燃料は普通にガソリンと変わらず排気ガスを排出するのに

二酸化炭素と水素を原料に製造されるから

排気ガスを出しても チャラだから という理由でOKに⁇なった様だ。


明らかに温暖化対策に逆行する合意だ。

現状地球は温暖化ガスが急増してるので

チャラじゃ生ぬるい。 排出量自体を減らさないと追いつかない厳しい状況にあるのに。


ドイツの基幹産業である自動車メーカーにEUは忖度したカタチだ。

ドイツ自身は国内産業の極端な中国依存から脱却しようと 焦ってる最中で

例えばEVのバッテリーも完全に中国依存してるから 温暖化対策なんかやってられない

背に腹は変えられず エンジン車継続販売を

EUにゴリ押ししたドイツ。

エネルギーでは なりふり構わず世界中から天然ガスを買いまくり 石炭火力発電所を再開させ

原発回帰に方針転換 それまでの環境保護重視姿勢を一変させたドイツ。


メルケルの悪政の後始末に必死なのは分かるが

ロシアによるウクライナ侵攻のドサクサにまぎれて 温暖化対策より国内産業優先に これほどあからさまに姿勢を豹変させた国も珍しい。


排出権取引といい 合成燃料といい 偽善としか言えない事を よくもまぁ次々思いつくものだと感心してしまう。

合成燃料だから実質ゼロだとか 排出権取引して実質排出量を減らしたとか 偽善極まりない。

温暖化ガスを出さないようにするのが温暖化対策のはず。

人間がいくら出さない様に努力しても 食欲に負けて牛を増やし その牛は人間の何倍も二酸化炭素のゲップをする。

つまり食生活を含めて 温暖化対策とは

私たち地球人が《これまでの生き方》を変える事なのだ。

そう 哲学を改める事を人類は求められてるって事を 先ず自覚すべきだ。

戦争なんか やってる場合じゃない。