2005年から16年間ドイツ首相だったメルケ

そのツケを払い続け 後始末に追われるシュルツ現ドイツ首相。

メルケルは長く欧州の経済大国ドイツを率いてノーベル平和賞候補にも上がるなど 一定の評価をされたが

メルケルは対ロシア融和政策と中国一辺倒の経済政策という 完全に組む相手を見誤った政治経済政策を長年続けてしまい 結果的にドイツを

そしてヨーロッパを現在の窮地に追い込んだ最大の戦犯と言えるだろう。


旧東ドイツ出身のメルケル

元学者でロシア語がペラペラ 東ドイツではエリートだった。

ロシア語に精通してたのがアダとなったか

安いロシア産エネルギー資源に釣られて プーチンの術中に完全にハメられた。 偉大なるロシア復活という野望を抱くプーチンの手のひらの上で踊らされたメルケル。

ヨーロッパがロシアのエネルギー資源に完全に依存する体質になってしまった所で

先ずプーチンはクリミア半島をウクライナから掠奪した。 

それでもメルケルもNATOも エネルギーをロシアに依存してるので 強く出られず 小手先の経済制裁で誤魔化した。


そうした弱気のメルケルやNATOの足元を見透かしたプーチンは 次にウクライナに侵攻したという訳。

それでプーチンの狂気にやっと気づいたドイツなどヨーロッパの国々。

EUの盟主ドイツのメルケルの悪政はヨーロッパにとんでもない不幸を招く結果となった。


一方経済的にはメルケルが首相時代 ドイツ経済は絶好調だったかに見える。

しかしその中味は希少金属や貿易など中国ベッタリの経済で メルケルが首相在任中16年間に11回も中国を訪問するほどだった。

それが周近平 中国の罠とも知らず ドイツは中国に突っ込んで行って 今度は逆に中国から経済侵略を受け ドイツ国内の先端技術や有力企業が次々と買収され始め

やっとドイツは周近平の策略に気づいた次第だ。


日本も経済安全保障に気づくのが遅かったが

ドイツはもっと遅くて 今頃になって首相が世界各国を巡り 今回日本にもやって来てる訳だ。


そもそも 選挙を実施しない独裁国家や公正な選挙が担保されない国家の元首 つまり独裁者を信じる方がおかしい。

彼らは約束なんか 何んとも思ってない。

約束を守る様な人間が独裁者になったりしないだろう。

なのに西側諸国の多くの政治家や経済人は

目先の利益に目がくらんで まんまと取り込まれ

技術や知識を吸い取られるだけ吸い取られ

気づいた時には 競合相手どころか自身より上を行かれてるといった具合。


つまり中国をモンスターにしたのはアメリカであり ドイツを中心としたヨーロッパ先進国自身だ。 勿論日本も含まれる。


今回のウクライナ侵攻でロシアは確実に衰退する。 この期にロシアと中国の立場は完全に逆転して ロシアは中国の支援無しには戦争継続は困難だろう。


近代稀なほどバカな政治家メルケルのおかげで

プーチンと周近平を いい気にさせてしまい

今や地球は これ迄に無いほど危険で暮らしにくい惑星になってしまった。

たった一人の政治家の所為で こんなになってしまうほど 平和は儚いくらい もろいものだって肝に命じておくべきだ。

(トランプが長くアメリカ大統領だったら もっとヤバイ事になってただろうが)