国連総会緊急特別会合にて

ロシアへのウクライナ即時撤退決議に際して

193カ国中141カ国の支持で可決された。

反対7 棄権32 投票せず13

50カ国以上の国と地域が反対もしくはロシアに気を使った?!訳だ。

棄権に回った国の多くはグローバルサウスと呼ばれる途上国で 欧米側にもロシア側にも組みしない立場を取る。


そうした国々は慢性的な食糧不足や きれいな飲み水すら事欠く様な貧しい国も多く

(内戦とか自然災害に襲われて困窮してる地域も)

自由や民主主義より生存の方が優先度が高く

多額な支援が西側諸国からウクライナに送られるのを見るにつけ

生き死にの境に居る自分らが国際社会から置いてきぼりにされてるのに 強い不満を抱いてる。


つまり彼らにとっては自由より生存なのだ。

グローバルサウスと呼ばれる国々は西側諸国が繰り出すロシアへの経済制裁には 当然参加していないし 却って安くロシア産原油を買えたりするので 積極的にロシアに接近をはかる国もある様だ。


途上国の窮状にも手を差し伸べる必要がある。

しかし これ迄も何度も言って来たが

今回のロシアによるウクライナ侵攻を許したなら

悪しき前例となり 武力による領土争いが絶えない不安定で 今より更に悲惨な世界を招来させてしまう。


だから今は先ずはロシアに侵略戦争をやめさせるのが最優先事項なのだ。

残念ながら その点を理解出来ない途上国が多い。 それだけ切羽詰まってるとも言えるのだろうが。

戦争を終わらせなければ 何も始まらない。

自由か生存か それとも平和か

答えは明らかだ

自由も生存も 先ず平和でなければ成立しない。