厳冬に電力を奪う行為は大量殺戮を意図してるのと同じ。 ロシアはジェノサイド条約を批准してる。 必ず戦争犯罪として罰するべきで

停戦や終戦の交換条件として交渉してはならない。


ウクライナのゼレンスキー大統領は欧州歴訪中

盛んに戦闘機の供与を各国に要請した。

足の長いミサイルと共に強く望むのは ウクライナの民間住宅やインフラを攻撃対象にするロシアのミサイルに対処する為だ。


ロシア領から 黒海海上から そしてウクライナ上空に侵入した航空機から ミサイル攻撃を受けてるウクライナ。

これ迄供与されてる航続距離が短いミサイルでは対処出来ないのをゼレンスキー大統領は訴えてる。

ロシア領をウクライナ軍が攻撃して 戦線が拡大することを恐れるNATOは二の足を踏んでる様子に見えるが それは表向きで アメリカではウクライナ兵の航空機訓練の予算が既に議会を通過してるし

イギリスでは実際に もうイギリス空軍のユーロファイターの訓練が実施されてる。


つまり訓練を先行させておいて 世論の風向きを見ながら

あるいは世論を誘導してからNATOがウクライナに戦闘機を供与する事が 内々では事実上決定済みだと言う事だ。


前々から言ってる通り 一方的にウクライナ領内だけでの戦闘ではウクライナの被害だけが増すだけで それでは直接被害の無いロシアで

厭戦ムードや反戦世論が盛り上がらない。


プーチンはそれを一番恐れてるから 核使用をチラつかせて欧米を脅してるのだが

このままだと戦争が長引いて ウクライナだけの被害が続くだけなので 局面打開の象徴として戦闘機と長距離ミサイルの必要性をゼレンスキー大統領は訴えてる。

NATOも そんな事は言われなくても先刻承知。

情報戦の真っ最中という訳。


20年以上前になるが コソボ紛争でNATO軍がユーゴを空爆した際も ロシアなど他国が介入しないのを慎重に見極め手を打ってからだった。

今度も色々言いながら NATOはタイミングを見てると思われる。


ロシアのミサイル攻撃を抑えるには ウクライナが制空権を回復することが第一。

その為には地対空ミサイルだけでは足りない

戦闘機が必要なウクライナ。

精密誘導ミサイルが枯渇しつつあって 西側諸国からの制裁で その生産がままならないでいると思われるロシア。

対艦ミサイルまで手直しして ウクライナにミサイル攻撃してる有様なのだ。

果たしてロシア軍の人海戦術は どこまで通用するか? ウクライナ軍は どこまで耐えられるか?

双方とも決め手が無い戦いが だらだら続く。