合宿取得を利用すればクルマの運転免許はひと月もかからず取得可能だ。
若葉マークを付ければ それなりに周囲にも幾分大目に見てもらえる。
しかし それが戦車や戦闘機の場合はクルマみたいな訳にはいかない。
新たにウクライナに供与される欧米の戦車。
それも3種類 習熟使いこなすレベルになるには
どれだけかかるのだろう?
未習熟のままなら ただの高いオモチャになってしまう。
兵器は使いこなしてナンボなのだ。
更に戦車単体では効果は知れたものに。
ましてや何十年も前の古臭いロシア製しか知らないウクライナ兵が 電子制御の塊みたいな欧米の最新戦車に慣れるのは容易ではないだろう。
さらにF16ひと世代前の戦闘機とは言え
これ迄ロシア製戦闘機しか知らないウクライナ兵は 恐らく浦島太郎状態だろう。
供与され習熟するまで ロシアの反撃にウクライナは耐えられるだろうか?
中国に支援され イランや北朝鮮から兵器弾薬の供給を受けながら シリアなどからは傭兵を多数募集受け入れてるロシア軍。
外相が盛んにアフリカ詣を繰り返す目的も
アフリカの独裁政権の国々からの支援 本音では特に兵員の派遣 傭兵募集だろう。
ロシア国内での兵員動員があまりに不評な為
外からの兵員補充に重点を置いてる様子が見て取れる。
いずれにしても弾薬兵器不足気味のロシア軍には
核で脅しながら人海戦術でしか 長期戦になった今攻め手が残ってない。
頼りの?ワグネルの傭兵も 5万人の内4万人が既に死亡、逃亡、行方不明で最前線から消えていて 弾除け代わりに兵士を使い捨てて来たツケが今回って来てる様だ。
春のロシア軍の攻勢が盛んにウクライナによって喧伝されてるが 戦線の膠着状態が我慢比べの様に続くと予想する軍事アナリストが多い。
どちらにも決定力に欠けてるからだ。
争いは長引けば長引くほど 互いの恨みが強まってしまい その分終わり方が見えなくなる。
他国の領土での殺し合いをロシア国民が
いつまでも長いこと続けられるかどうか?
正義以上に母の愛が強いのではないか と期待半分も込めて思ってる。