ドイツとアメリカが やっとウクライナへの戦車供与を決定。 欧州各国の供与表明を含めると

300両を越えるという。

ただし実戦配備は訓練や輸送の問題から数ヵ月から一年近く先になるそうで

噂されてる今春のロシアの大攻勢には間に合わないし そもそも戦車だけ増えたからと言って

戦況を変えられる訳も無い。

空(航空機)と陸(歩兵)とセットで初めて効果が望めるのであって

絶対的に不足気味のウクライナの兵士だけでは

現状の膠着した戦況を打開してロシア軍を追い出すのは不可能だ。

NATOも それは先刻承知。

なんだかんだ言って 自分たちが直接戦争に関わるのを避けたいが為に ロシアの核使用など いろいろ能書きを垂れてるだけ。

それが戦域拡大になる恐れが高いのを 見て見ないフリをしてる。


 つまりロシア軍が現状のウクライナ内だけに戦線を留める限り 欧米が援助疲れしてウクライナがギブアップするまで この戦争は終わらない。


ユーゴスラビア紛争同様 戦争が拡大しきってからNATOが軍事介入するのでは

被害が大きくなり過ぎて その分恨みが双方に溜まって 収束が見えなくなってしまい

紛争が長引いてしまう結果を招いてしまう。


ロシアにはアフリカ中心に多数の国々が仲間?!にいて 中国とインドが経済的に支えてくれてるし イランや北朝鮮が軍事支援してるので

プーチンが失脚でもしない限り ロシアからギブアップ撤退することは 先ず有り得ない。


ますます 第二次世界大戦前夜のヨーロッパの様相に近づきつつある様に見えて仕方が無い。