国連でのロシア制裁決議に反対した国に
日本はODA無償資金供与してる。

イラン、ラオス、ベトナムなど19カ国。 
総額128億円だそうだ。

これまでのつき合いもあるから、仕方ないかも知れない。 
が、一応制裁してる側としては、放置してはいられないのでは?

外務省は国連を通じてるとか、NGOに供与してるとかを言い訳にしてるけど
ODA供与の国は民主主義国家からは程遠い国がほとんど。

そんな国に実質NGOが存在すると思う方がおめでたい。 
恐らく外務省は承知した上で 
体裁を整える言い訳に
利用してるだけだろう。 確信犯だ。

ただし日本も本気でロシア制裁に加わっては
いない。
今もLNGの10%近くをロシアサハリンから
輸入してる。

それはヨーロッパでは もっと顕著で
EUは石油は制限したが LNGに関しては
以前とほとんど変わらない量を
ロシアから輸入し続けてる。

更に禁輸の石油も
インドや中国 中東を経由精製されて
ロシア産石油は大量にヨーロッパに輸入され
続けてる。

アメリカはアメリカで
原子力発電所向けの高濃縮ウラン燃料の
80%をロシア産に
いまだに依存してる始末。

西側欧米諸国のロシアへの経済制裁は
もともと こんな真剣身のないものだった。

ロシアの収入の大半を占めるエネルギー資源に
くさびを打つ事なく
口先だけの経済制裁では
もともとプーチンを止められる訳もなく

中途半端な制裁が
返ってエネルギー価格を上昇させてしまい
ロシアの収入を豊かにしてしまった。

食糧もエネルギーも自前でやって行けるロシア。
経済制裁で戦争を諦めさせられないって事が
この2年で ハッキリした。

ウクライナに撃ち込まれるロシア製や
イラン製 北朝鮮製のミサイルやドローンの
残骸からは
大量に西側欧米諸国製の精密電子部品が
見つかっていて

ロシアによるウクライナ侵攻で
儲けてる西側欧米諸国の企業が多数あるなど
ウクライナでの戦争の裏側の実情が
明らかになるにつれて
この戦争の真相が浮かび上がって来つつある。

哀れなのは最前線で戦いを
強いられてる兵士たちだ。

いつだって戦争で犠牲になるのは
一般市民たちだ。
金持ちや権力者たちは
自らは決っして戦わず ひたすら金儲けに走る。

国を守るって 本当に正義なのか?
改めて戦争の本質を見つめ直すべきだ。