ウクライナ侵攻先でロシア軍で同士打ちが多発。 多数の死者を出しているらしい。 いかにロシア軍の最前線が混乱してるかが分かる。
軍の幹部の首を次々と据え替えて、劣勢の責任をかわそうとするプーチン。 図体がデカイ程態勢を立て直すのには、膨大なエネルギーを必要とするものだ。

 前線に投入したばかりの部分動員された兵士一個大隊がほぼ全滅したという。 500人あまりが塹壕を掘っていて、それもスコップすら満足に行き渡らず、兵士たちは手で掘っていた最中だったという。 
キッチリ訓練も受けずに前線に投入される兵士はたまったもんじゃない。 装備すら満足に支給されず、自腹購入を強いられた者もいたとの事。 そんな準備不足のまま戦争を始めたとは、ロシアはマヌケとしかいいようがない。 

 更に、ロシアの兵器不足も深刻らしい。 プーチンの側近がイランにミサイルの買出し?!に出かけたという報道があった。
新規動員された兵士の装備も兵器すら不足してるのに、兵員だけは新たに動員し続け、ろくに訓練もせずに前線に送り込んでは、大隊ごと全滅に追い込まれたりして、戦線の立て直しなんか程遠い有様。 

 冬を迎えるにあたって、かなり引いた所でロシアは塹壕などで守りを固め、ウクライナ軍の進軍を食い止める作戦の様だが、凍りついて地面が固くなり戦車が走行しやすくなるのが、どちらに有利に働くのか?

 しかし地球温暖化で、冬に地面が果たして、いつも通り凍結するのか? 不確定だ。
守りに転じたロシア、著しく低下した士気の中、反転攻勢に出られるかどうか? それは今やイランや北朝鮮など他国頼りの状況に追い込まれた様だ。 

 ただアメリカの中間選挙の結果次第では、ウクライナへのアメリカの支援が大幅に後退する可能性がある。 NATOの支援疲れも取り沙汰されてる。 支援の主力のアメリカが後退した場合、本当の意味での正念場をウクライナは迎える事になる。 力強い支援が継続される事を心から望む。