奈良街道 暗(くらがり)超え
ルートのポタリング 6
 
松原~水走(みずはい)に続く旧街道。
ここを右折(東方向)する。
 
 
 
  古民家風の家も混在する家並みが続く。
 
直進していくと橋があるので渡って右折し、すぐここを左折する。
 
 
 すると、170号線(外環状線)の陸橋の壁に突き当たってしまう。
 旧街道ルートは直進だが、当然、行けないので、側道を右折する。
すると、この陸橋の下に小さなトンネル道があるので、これをくぐり、
170号線(外環状線)を横切る。
 
 
 
 工場が左右に続く。
 
工場が無くなり、旧家がポツポツと。。。
 
 なおも、道なりに進む。 
 
ここもそうだが、この奈良街道の殆どが、静かで
道幅も思ったより広く、自転車走行には最適である。
 
 
箱殿西交差点に出て、東へ直進すると、すぐに5叉路の
箱殿東交差点に出る。
写真の茶色いビルも今は無い。
聞くと、昨年、大阪を襲った台風21号の被害を受け、外壁が
剥がれたので解体したとのこと。
 
 
 この交差点にお地蔵さんがあり、横に道標と案内板が建ててある。 
ここは、古くから南北の東高野街道との交差点だったようだ。 
この東高野街道を調べると。。数ある高野街道のうち、いちばん
東側に位置する街道とのこと。
京都府八幡市で京街道と別れ、河内の国の東部を通り、
大阪府河内長野市で西高野街道と合流し、以南は高野街道として
紀見峠、橋本、高野山へ至る。
 
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 この5叉路を斜め右方向に100メートル進むと、徐々に坂がきつくなり、
すぐに自転車走行での限界がやってくる。
がんばっても常人では枚岡(ひらおか)神社前までかと思う。
私の場合も、ここまでが限界だった
 
全国からこの暗がりへ剛脚自慢の自転車野郎がやってくるみたいだ。
 
◆暗がり峠へのアタックブログ
 
◆全日本チャンピオンのアタック(ユーチューブ)
 
終わってみて。。。
この旧道のなら街道、起点の大阪から奈良までを
歩きで敢行する方もおられるようだが、健脚でも
丸2日間はかかると思う。
それにしても、旧街道沿いには、僅かながら
タイムスリップを感じるポイントもある。
東京もそうだが、国内の主要な都市は、あの戦争で
殆どの建物が消失してしまったことが残念でならない。
 
<完>