大阪北港へ輪行ポタリング
 2017年7月その2
 
ここから渡ってきた橋がよく見える。
 
 
 
 
大阪市の市章が表示されている。
以下、大阪市のホームページより引用した。
 
 
 
 
「市章であるみおつくし(澪標)というのは、
古歌にもよまれている
ように、昔、 難波江の浅瀬に立てられていた
水路の標識です。
摂津名所図会にはクイの上部に板をX型に
打ちつけたもの
だけが見られますが、 天保年間の絵図には
今の市章と同じ形をしたものが描かれています。
大阪の繁栄は昔から水運と出船入船に負うところが
多く、人々に親しまれ、 港にもゆかりの深い
みおつくしが、明治27年4月、大阪市の市章となりました」
 
 
 
ここから淀川南岸に渡れる橋があるので、そちらへ回る。
 
この橋で淀川南岸へ渡れるようだ。
 
 
 
渡ってきた此花大橋と違い普通に渡れる橋なので楽!
 
この橋の上から「大阪北港ヨットハーバー」が見えてきた。
同時にここで釣りをしている人達も見える。
これはズームで撮っているので、近くに見えるが
ここまで行くには橋を下り、ヨットハーバーからぐるりと
回り込まないと辿りつけない位置にある。
でも、こういう時の自転車は便利だ。
徒歩では遠い、車では行けない、バイクは入れないと
いうポイントへは自転車が最適なのである。
 
 
  さ~っと、ここまで行き、釣り人に「何が釣れるんですか?」
と聞いたとたんに引きがあり、釣れたのは30~40センチの
チヌだった。 もっとも、私は釣りもも分からないので、この
方に聞いてチヌだと分かった。 関西で言うチヌはクロダイ
ともいうらしく、これも知らなかった。
また、釣り人いわく、これはまだ、小さい方とのこと。
 
 
 見渡すと突堤での釣り人がチラホラ。
 
 
ところが、ここへの立ち入りが禁止されているようで、
このような防護柵が設けられている。
柵の向こうの人はどうやって行ったのだろう?
 
 
 
このヨットハーバー周辺だけでも釣り人が15人ぐらい。
 
 
 それにしてもこのヨットハーバに係留している船が少ない。
この日は土曜日、しかも午後なので、すでに出航して
いるのかもしれない。
 
 
 この淀川河口エリアから淀川南岸を上がっていく。
途中、公道沿いにお墓のような石碑がぽつりと建っている。
 
 
 
常吉新田開墾地主 常吉庄左エ門良白居士とある。
どうもお墓のようである。 帰宅してから調べてみた。
以下は大阪市此花区ホームページから引用した。
 
◆場所:此花区酉島5丁目11
◆交通:市バス「常吉1丁目」下車 東へ600m
此花区内における江戸時代最後の新田開発請負人、
常吉庄左衛門の没後50回忌にあたる明治40年に
建立された。
 
併せて安政元年(1854年)の津波(碑面には安政3年と
なっている)による犠牲者を祀っている。
この辺りは、大正期ころまで美しい松が生い茂り、
「千本松」といわれていたがいまは全くその面影はない。
 
という歴史事実では、近いうちに起きると言われている
南海トラフ地震、過去にはこの辺までも津波が襲って
きたことが分かる
太平洋~大阪湾~淀川河口~大阪市内へ津波が
襲い梅田の地下街が水没するのでは?と言われている。
 
 
話は変わるが、トイレへ行ったのが11時30分ぐらい、
今、4時なので、オシッコが近い私だが、いっこうに
尿意が無い。
そう言えば、汗がずっと出っぱなし。
なので、体全体から尿を排泄しているようなもんだ。
水分は取っているが、この日も暑い!
体を冷やさなければと思い、コンビニでアイスクリームを。
ありがたい、ここのコンビニ、最近増えてきている
イートインコーナーがある。
ところが3~4人の高校生?か、このコーナーで
スマホゲームをやっている。 一人は寝転がっている。
 
すると男性の店長さんらしき人が、「もう、1時間も
おるやろ!出て行ってくれ!」と追い出した。
この方、私に「どうもすいません、ゆっくりご休憩下さい」と。
「大変ですね」と言うと、「いや~、夏休みになると
こういうのが増えるので、困ります。よく監視しておかないと、
一般のお客様に迷惑を掛けるんですよ」と。
 
熱した体をクールダウンできたので、帰路につくため、
阪神なんば線「伝法」駅を目指す。
 
途中、自転車に乗った欧米人カップルに道を尋ねられた。
女性は流暢な日本語だったが、男性は全く駄目なよう
だった。
しかし、このランニング姿の男性、全身にびっしりと刺青が
入っている。
が、文化のせいなのか、日本人と違い、この種の外人には
威圧感を全く感じない。
 
この記述で思いだした。
90年代にアメリカへ研修旅行に行った時だった。
サンフランシスコでフィシャマンワーフへ行くために
ケーブルカーに乗ろうと思い、自動券売機でドル札を
入れようとしたがうまく入らない。
そうすると、黒人のおねえちゃんが来て親切に手伝って
くれた。
すると、コツがあるのか、同行していた4~5人分の
キップをスムーズに買えた。
私が「サンキュー」と言って行こうとしたら、この
おねえちゃんが「チップ!チップ!」と言ってきた。
私が「NO!NO!」と言うと、身長2メートル
ぐらいのボブサップ風の黒人が、どこからきたのか
行く手を立ちふさがった。
そのほかにも悪そうな黒人が2~3人いるグループだ。
助けを呼ぼうにも近くに人がいない。
おねえちゃんがボブサップ風に「せっかくキップを
買ってあげたのにチップくれないのよ!」という
イメージの説明をしているようだ。
これはヤバイ!と思い、50ドルぐらいを渡したと思う。
そうすると、黒人たちの囲みが取れた。
ホント、アメリカはぶっそうな国だ。
あとで分かったのだが、チケットはケーブルカー車内で
買えるので、この券売機で買う人は殆どいないのだ。
ということは、この券売機で買おうとしている人たちは
初心者観光客で彼等からはカモなのだ。
 
話が脱線したが、伝法駅のトイレで汗びっしょりな
Tシャツを着かえて無事、電車に乗り込むことができた。
 
 以上