師匠への想い ~募る想い~ | 歴史男子(半ちゃん)が語る日常と歴史ロマン記

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歴史好き男子が好きなこと(歴史、マラソン、旅行etc)つぶやいています♪

最近、彼女の歴史勉強に付き合う中で、『二人の軍師』のいろんなシーンを見るのですが…


山本耕二さんの竹中半兵衛役が、本当にハマっていて、見るほどに関連場所に行きたくなっています(^▽^;)


今はちょっと月初で、忙しいので…

そして来週からはマラソン大会がσ(^_^;)


でも近いうちに、兵庫県三木市か、岐阜県垂井町どちらかに出没したいビックリマーク

気分がノリノリです(笑)


今日は、久しぶりに語り部さん気分で行こうかと思いましたが、文書に落とす前に映像に見入っちゃって時間が無くなりました(笑)


僕はやはり、歴史上で一番、竹中半兵衛重治公を敬愛しています音譜


豊臣秀吉という人物に、底知れぬ魅力を感じ、献身的にサポートした半兵衛公。

結局、秀吉が天下を治める姿を見る前に、他界しますが、それでも半兵衛公の功績はあまりに大きかったと思います。





織田家に仕える、秀吉配下となった時から、戦は避けられぬ運命でしたが…

それでも被害を最小限に抑える策を懸案するのが、軍師の役目。


姉川の戦いでは、敵味方問わず多くの人が死傷しましたが、半兵衛公が布陣を変更させた秀吉隊は、敵陣の突進を許しませんでした。


戦後の姉川は、まさに地獄絵図…


勝利に湧く、味方を背に、立ち尽くし、絶句する半兵衛公。


戦は、それぞれに正義があり、その結果どちらが強いかを競って起こります。

敗者にも正義があり、それを貫いた結果の戦。

ただただ、惨い…





生涯ただ一人の奥方である、安藤守就(あんどう もりなり)の息女である『ちさ殿』。


その『ちさ殿』との間に、子息が誕生した際の一場面。

この子息がのちの竹中重門となります。


天下泰平が訪れるなら、自らの命など、いつ亡くしても惜しくは無い。。。

そういった考えの半兵衛公が、初めて『この子のために生きねば』と発するシーンは感動です(ノ◇≦。)


それを見て『ちさ殿』も普段見えない主人の姿に涙するシーンは、本当に夫婦愛を感じます。





でも、その裏で、竹中家の従者である『多十、楓の兄妹』は、百姓であるため、戦ばかり続ける侍を責めます。

多十は、半兵衛公が隠居した時からの従者であるため、半兵衛公が戦にどれだけ心を痛めているかを知っています。

なので、実家が戦で荒れ果てて、作物も育てることが出来なくても、耐えます。


楓は、途中から兄を頼って、竹中家に奉公に上がったため、半兵衛公の優しさは知りながらも、やはり戦ばかりする侍を憎んでいます。


実家の状況を知り、怒る楓。

それを宥める兄 多十。


最終的には、楓が正しいことが分かりながらも、多十は楓を殴ってしまいます。


あまりに切ないシーン(ノ◇≦。)





それを見た半兵衛公は、泣き崩れる楓に、秀吉に頼んで、織田家の城にある米をお助け米として、地元の百姓たちに配布することを宣言します。


そして、多十・楓の実家には、自らの配下に運ばせると(ノ◇≦。)


この時の自分の無力さを痛感する切ない横顔…

そして、一刻も早く天下を統一しなければと決意する顔が印象的です。




『天下は天下の為の天下。

ただ一人の天下に非ず。』


天下は誰が治めるかが重要でなく、治めた後で、その人物が如何に世に平安を齎すかが重要。


秀吉も権力を握った後は、ただの権力亡者となり、自らの手で豊臣家を滅ぼしましたが…


このことからも天下は、誰が治めるかではなく、治めた後に如何に末端まで、安定した生活を約束できるかが大切なんですよね。。。

これが出来ないと、どこかで火種が燻り、必ず乱世に戻ります。




武士でありながら、真っ向勝負の戦をするのではなく、戦になる前に相手を知恵で降伏させる。

そして、戦になった時は、なるべく早期に終結させる。


まさに軍師の鑑です音譜




とりあえず、忙しい日々が続きますが、近いうちに関連場所へ足を運びたいと思っています音譜


竹中半兵衛重治公が、この世界に存在してくれたことに感謝音譜


また近いうちに、語り部さん気分の記事をアップします(^▽^;)