④山脈というとてつもなく巨大な自然物を掘削し貫通する夢 you? | ぷうちゃんていうの★脳脊髄液漏出症低髄液圧症候群脳脊髄液減少症線維筋痛症慢性疲労症候群胸郭出口症候群

ぷうちゃんていうの★脳脊髄液漏出症低髄液圧症候群脳脊髄液減少症線維筋痛症慢性疲労症候群胸郭出口症候群

高等学校教諭専修免許状
高等学校教諭一種免許状
中学校教諭専修免許状
中学校教諭一種免許状
国語取得
予備校講師

静岡県立高校
公務災害1998年5月

2018年7月
実は
脳脊髄液漏出症と判明
合併した胸郭出口症候群手術で副損傷
私の体験記


何本も
川が流れている

リニアは

標高3047mの塩見岳と3141mの悪沢岳(荒川東岳または東岳)の間を通る

緑色マークは悪沢岳

その上に塩見岳





塩見岳 天狗岩付近
石英室の殻を持つプランクトンである放散虫がふりつもってできた岩石チャートは赤色
赤石山脈の名の由来
🐤🐤








🐤

(4)南アルプス

1)事前説明資料

1.地域の自然の概要

1-1 地質・地形

 日本列島周辺は 4 つのプレートが会合する場である。日本列島は、2 つの大陸プレート(北米

プレート、ユーラシアプレート)の下に 2 つの海洋プレート(太平洋プレート、フィリピン海プレート)が沈み込むことにより形成された島弧(本州弧)である。太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込むことで、フィリピン海プレート上に火山弧(伊豆-小笠原弧)ができ、それが本州弧に向かって北上し、衝突することにより南アルプスが形成された。


118

南アルプスと呼ばれる山岳地帯は、赤石山脈、その東南部の身延山地、西部の伊那山地からなる。

赤石山脈はさらに鳳凰山地、赤石山系、白根山系に区分される。北岳(3,192m)、赤石岳など標高 3,000m を超える高峰を 13 座有している。主稜線部にはカール等の氷河地形や、構造土等の周氷河地形が見られる。

 南アルプスの地質は、白根山系・赤石山系が主に白亜紀から中新世の付加体(四万十帯)からなる一方、甲斐駒・鳳凰山系は花崗岩でできている。

 南アルプスの主要部分を構成する付加体は、海洋プレート上の海洋玄武岩や遠洋堆積物と陸源の海溝堆積物が、海洋プレートの沈み込みにともなって剥ぎ取られ、大陸に付け加わってできる地質体である。遠洋性堆積物のチャートや石灰岩、海洋玄武岩、陸源性の砂岩・泥岩互層(タービダイト)といった岩石や、メランジュ、褶曲構造など付加体に関係する多様な岩石や地質構造を比較的狭い範囲で観察することができる。南アルプスの付加体は他地域の四万十帯と共通する特徴を持つが、海底堆積物が急速に隆起して 3,000m 級の山岳になっている点が特異である。

南アルプスの急速な隆起は

現在進行中の伊豆-小笠原弧の直交衝突による。この直交衝突により地殻が湾曲し、様々な構造改変が起きている。南アルプスの南部では地質構造が北東-南西方向の走向を持つのに対し、北部では南北方向の走向を持つ構造に転じている。さらに、北部では幅数 10km の地質体が消失し、四万十帯の幅も狭くなっている。湾曲量は大きい場所で 160km 北へシフトしたと推定されている。地殻の衝突に伴う造山帯の多くは平行衝突あるいは斜め衝突であり、これらは単に山地が隆起するだけである。これに対し、地殻の湾曲は直交衝突だからこそ起きる現象であり、島弧の衝突の中でユニークな存在である。この直交衝突による地殻の湾曲構造の形成は日本列島の成り立ちを理解する鍵と考えられている。


南アルプスはこの 100 万年間で急速に隆起したと考えられており、この間の隆起速度は約 3mm/年以上であり、これは世界でもトップクラスの隆起速度であると考えられている。このような激しい地殻変動に加え、温暖多雨な気候下にあるため、降水や河川による浸食作用も激しい。このような地域は「湿潤変動帯」と呼ばれ、南アルプスは現在活動中の湿潤変動帯の山岳地形として、世界で最も典型的な例と言える。その結果、

斜面崩壊や河川の下刻により 

V 字谷が発達し、さらには山体の重力崩壊や

巨大崩壊地が発達し、湿潤変動帯に特有の地形が形成されている。


120

1-2 植物相

 気温勾配に応じた植生の垂直分布が見られ、低標高域から落葉広葉樹林、常緑針葉樹林、ダケカンバ林、ハイマツ林、高山植物群落が分布する。太平洋側に位置するため、冬期の降雪は少なく、夏期の降水量は多い。ほぼ南北に連なる山脈の稜線部には、常に強い風が吹きつけ、強い乾燥と極度の低温という厳しい環境により、風衝地が発達し、独特の植物群落が発達する。

東南アジアを中心に分布する南方系植物の北限と、アジア大陸を中心に分布する北方系植物の南限が重なり合う地域に相当するため、植物相の特徴として、多様であることが挙げられる(維管束 180 種が南限)。南アルプスの標高 800m 以上に生育する維管束植物は 138 科 1,635 種、蘚苔類は 51 科 248 種、地衣類は 15 科 98 種である。またキタダケソウ、キタダケヨモギ、キタダケキンポウゲ、サンプクリンドウなど氷河期の遺存種である固有種が多数存在している。

 なお、IUCN のレッドリスト掲載種として、EN1 種・VU4 種が該当している。


1-3 動物相

 標高 800m 以上に生息する哺乳類は 15 科 39 種、鳥類 35 科 102 種、爬虫類 4 科 9 種、両生類4 科 9 種、魚類 4 科 10 種、陸・淡水産貝類 16 科 45 種、昆虫類 179 科 2,871 種である。哺乳類ではニホンカモシカ(国指定特別天然記念物)ツキノワグマ(IUCN レッドリスト VU)など30 種以上が確認されているが、本州中部地方の山岳地帯とほぼ共通している。2 科 15 種類のコウモリ類が確認され、日本有数のコウモリ類の生息地である。

 鳥類では氷期の隔離遺存種で、当該地はライチョウ(国指定特別天然記念物)の世界的な分布域の南限となっている。

 昆虫類に固有種が見られるが、中央アルプスや北アルプスと共通のものも多い。ユーラシア大陸の北部や周北極海域と共通する高山性・亜高山性昆虫の世界的な分布域の南限になっている。


2.世界遺産としての価値の可能性

 本地域は世界最速レベルの隆起速度激しい浸食作用を反映した山岳地形が見られる点、プレート沈み込みに伴う付加体形成の過程が見られ、それが伊豆-小笠原弧の直交衝突により隆起して 3,000m の高山となっている点、さらに、直交衝突の影響で地殻が湾曲する地質構造の改変が起きている点で、地形形成における進行中の地質学的過程を代表する見本である。

 南アルプスの主要部分を構成する付加体は、海洋プレート上の溶岩海洋玄武岩や遠洋堆積物と陸源の海溝にたまった堆積物が、海洋プレートの沈み込みにともなって剥ぎ取られ、大陸に付け加わってできる地質体である。遠洋性堆積物のチャートや石灰岩、海洋玄武岩、陸源性の砂岩・泥岩互層(タービダイト)といった岩石や、メランジュ、褶曲構造など付加体に関係する多様な岩石や地質構造が比較的狭い範囲で観察することができる。南アルプスの付加体は他地域の四万十帯と共通する特徴を持つが、海底堆積物が急速に隆起して 3,000m 級の山岳地帯になっている点が特異であり、海洋底の岩石が 5,000m の海底から 8,000m 隆起して削られたことが実感できるのが特徴である。

四万十帯は、多くの箇所に付加体特有の典型的な岩相組み合わせや構造が見られ、それらは付加体の典型と考えられている。付加体は通常の成層した地層とは異なる構造を持つが、このような地質の理解は、日本の四万十帯で行われた放散虫化石を用いた詳細な地層の年代決定により明らかにされたものである。このような研究と多くの良好な露頭により日本列島は付加体研究のフィールドとして世界の最前線になり、特に四万十帯は、多くの国内外の研究者が競って研究する場となっている。日本は海陸とも世界の付加体の模式地になっており、それらの成果は世界的に見ても極めて精度の高いものと言われている。

南アルプスは四万十帯の一角をなし、付加体の特徴を示す岩石や構造を見ることができるが、四国や九州、紀伊半島は海岸に観察に適した良好な露頭が多く、多くの研究成果が出されている点で、四万十帯における代表的な存在と言える。

(環境省 南アルプス で検索抜粋おわり図スクショ含む)

🐤

南アルプスは、フィリピン海プレートの沈み込みにより年間4mmの速度で隆起しています。これは日本最大の隆起速度であり、世界的にも他に例がない速度です。また、地殻変動の向きは、トンネル周辺では

🔴地震時には反転し、一気に20センチ近く沈むところもあると予測されています。(AI南アルプス 隆起 で検索)


 

 

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村


脳・神経・脊髄の病気ランキング