🌟続編ですっ
前編読まへんと通じん思うで🌟
Ⅱ.神経障害性疼痛の性質
ぷうちゃんのこと🌻
本疾患は 1959年 Noordenbos3)により記載された神経系の傷害(外傷,炎症,変性など)の後に発生する頑固な疼痛を合併する病態の総称である.
🔘神経系とは
①脳神経,
②脊髄神経
を指す.
症状としては
①安静時の異常感覚,🌻
②不快感覚,🌻
③抑えようのない疼痛や
🌻
④体動に誘発される疼痛,🌻
⑤患部の圧迫による疼痛🌻が特徴的で
ある.
疼痛
の性質は
①焼けるような痛み,🌻
②刺すような痛み🌻であり,
③異性痛,🌻
④痛覚過敏,🌻
⑤痛覚増幅🌻などを伴い,さらに
⑥運動機能不全,🌻
⑦自律
神経症状,🌻
⑧異栄養(dystrophy)🌻なども
合併する.
←質問☁
線維筋痛症
筋痛性脳脊髄炎
慢性疲労症候群
脳脊髄液減少症
化学物質過敏症
外傷性脳損傷
CRPS
RSD
バレリュー症候群
胸郭出口症候群
身体表現性障害
……
ぷうちゃん医師免許持っとらんけんが
上記疾患はその上に書いてあることと一致する
ってことは含むんだよねえ?
1994年には国際疼痛研究協会(International Association for Study of Pain; IASP)
は疼痛の分類作業をはじめ,1996 年には
Boasら4)によりRSDやカウザルギアが新しく分類され,局所複合疼痛症候群(complex
regional pain symdrome; CRPS)という呼称が生まれた.
筆者の独断を加えれば,慢性疼痛は図3のように分類される.
🔘慢性疼痛はまず神経障害性疼痛とその他の疼痛に
分けられる.そして
神経障害性疼痛は,CRPSとそれ以外に分類される.
以下は IASP の分類に従い,
CPRS は CPRS の Ⅰ 型(CRPS-I)とⅡ型
(CRPS-II)に分かれる.
🌻CPRS-I は従来の
🌻RSDであり,
CPRS-IIは従来のカウザルギア
が該当する.
1986年Roberts5)が
🌻RSDの概念
を発表した
理由は,カウザルギアの一部は痛みの発生機序に交感神経が強く関与していることを指摘し ,交 感 神 経 保 持 疼 痛(sympathetically
maintained pain; SMP)の概念の下にRSDを独立させるべきだと考えたためである.その後は RSDは
①疼痛や
②知覚異常,
③血流異常,
④発
汗異常,
⑤運動機能異常,
⑥体浅部・深部の構造変化をもつ(すべて揃わなくても良い)症候群と定義され
,
交感神経系の役割は加えられ
ていない.その理由は RSD患者の疼痛部位の🌻交感神経活動を観察すると,
むしろ
低下している場合がある.そこで RSDという疾患
名が問題視され,IASPは永い討議の結果
CRPSという新疾患名を作り,
CRPS-Iは交感神経が関与しているもの,
CRPS-IIは交感神経系が関与していないものと分類した.
神経障害性疼痛
1959年 Noordenbos3)神経系の傷害(外傷,炎症,変性など)の後に発生する頑固な疼痛を合併する病態の総称
🔘神経系🔘
①脳神経,
②脊髄神経
🔘症状🔘
①安静時の異常感覚🌻
②不快感覚🌻
③抑えようのない疼痛
🌻
④体動に誘発される疼痛🌻
⑤患部の圧迫による疼痛🌻
🔘疼痛🔘
①焼けるような痛み🌻
②刺すような痛み🌻であり,
③異性痛,🌻
④痛覚過敏,🌻
⑤痛覚増幅🌻
⑥運動機能不全,🌻
⑦自律
神経症状,🌻
⑧異栄養(dystrophy)🌻
なども
合併する
🔘慢性疼痛🔘
①神経障害性疼痛と
②その他の疼痛に
分けられる.
神経障害性疼痛は,①CRPSと
②それ以外に分類
以下は IASP の分類に従い,
🔘CPRS
①CPRS の Ⅰ 型(CRPS-I)と
②Ⅱ型
(CRPS-II)に分かれる.
🌻CPRS-I は従来の
🌻RSDであり,
CPRS-IIは従来のカウザルギア
が該当する.
1986年Roberts5)が
🌻RSDの概念
を発表した
理由は,カウザルギアの一部は痛みの発生機序に交感神経が強く関与していることを指摘し ,交 感 神 経 保 持 疼 痛(sympathetically
maintained pain; SMP)の概念の下にRSDを独立させるべきだと考えたためである.その後は
RSDは
①疼痛や
②知覚異常,
③血流異常,
④発
汗異常,
⑤運動機能異常,
⑥体浅部・深部の構造変化をもつ(すべて揃わなくても良い)症候群と定義され
,
交感神経系の役割は加えられ
ていない.その理由は RSD患者の疼痛部位の🌻交感神経活動を観察すると,
むしろ
低下している場合がある.
↓
IASPは永い討議の結果
CRPSという新疾患名を作り,
CRPS-Iは交感神経が関与しているもの,
CPRS-I は従来のRSD
CRPS-IIは交感神経系が関与していないもの