40th Anniv. Final Special GIG「enjoy the moment」 | スライダーズおやじ

40th Anniv. Final Special GIG「enjoy the moment」

僕にとって、再集結から4度目のスライダーズのライブでした。

 

20230428 豊洲PIT(東京)

20230503 日本武道館(東京)

20230901 三郷市文化会館大ホール(埼玉)

 

そして

 

20240406 日比谷野外音楽堂(東京)

 

です。

 

埼玉公演は故郷新潟の友人が急に行けなくなったということで、定価で引き受けました。

 

今回の野音では、チケットに「購入者ではなく入場者」一人一人の名前が入り、もぎりで写真付き身分証明書とチケットを全入場者全員照合するという、すごい儀式がありました。

これまでは、購入者が二枚買ったら、二枚とも購入者の名前が印刷されていました。

 

これでどんな言い逃れもできないし、ダフ屋行為が完全に駆逐されますね!

 

前回の埼玉の時、僕はとても良い席(5列目ど真ん中)でした。

中央ブロック上手側の座席4つが終演まで空いていて、周囲の知らない人と、なんだろうね? って話してたんだけど、おそらく転売チケットでハネられたんじゃないかという結論となりました。

 

僕は埼玉の時、もし身分証をチェックされたら、メッセンジャーで購入までのやりとりなど見せたら認めてもらえたのかな? なんてちょっと考えちゃったけど、これからはもうそういうのはナシですね。時代は変わった。

 

さて、野音ライブ当日。

僕はギターのガチャってのがやりたかったので、開場1時間半前に日比谷公園に到着しました。

うちからは三田線で1本なので、とっても近いです。

 

早起きしてしまったけど、家でぐだぐだしておりました。

 

しかし三田線の日比谷公園駅から野音は対角上に位置していて、公園を突っ切って歩かねばなりません。しばらく歩いていたら、なんか音が聞こえました。

 

ありゃー。リハやってんじゃん!!

近づくにつれてがっつりやってることがわかって、あらー、もう少し早く来るんだった! というのと、セットリストのネタバレじゃん〜! という気持ちが交差しました。

 

僕はツアーの他の会場のセットリストとか、見たくない派です。

なので、事前に他の方のレポートも読まないし、タイムラインとかで出てくる可能性があるものに近寄らないタイプです。

 

あー、これやるのね。あー、これもやるのか。みたいな。5曲くらい聞けたかな。

リハはかなり気合入ってて、曲はすべて通し。本チャンと同じくらいの熱量が感じられました。

 

熱心そうなファンの方たちの、「WOWWOW生中継入るから練習してるね」なんて話している声が聞こえて、ちょっと面白かった。

 

リハの音を聴きながら、ガチャガチャ&ワゴンセールの方の列に並びました。

ツアーグッズ販売は左、ガチャは右でした。

 

 

並んでしばらくすると、バイトスタッフのにいちゃんが、「せっかくお並びいただいているのですがガチャはもうすぐ品切れになりそうです。よろしいでしょうか」と一人一人に言って回ってきた。

 

僕は「そんときはそんときですんで〜」とにっこり微笑んで差し上げました。

えー。品切れかあ。もっと早くくるんだったーと後悔しながら順番を待っていると、目の前から昔の知り合い(M)が降りてきたので挨拶しました。

 

自分の番がとうとうやってきました。

まだガチャは売り切れてなかった。よかった。

 

1回1000円で、1000円札のガチャなのか? 五百円玉二枚か? 百円玉10枚とか言わんよな??? 両替しとかなくていいのか? と心配してましたが、その場でスタッフさんにお金を払ってガチャ用コインを買うシステムでした。ちなみに電子マネーは非対応でした。

 

で、一人2回までとあるので、2つ入手。

ワゴンセールは・・どうなんだろう? やってたのかな? なんか7000円の真空マグみたいなのとか、数万円のシルバーアクセサリーがあったのはちらっと見た。
けど、ワゴンセールで7000円だったのか? すげえなあ、この物価高。

 

で、僕の前に並んでいた美人そうなお姉さんに、何が当たりました? って聞いたら、HARRYの黒TLカスタムと蘭丸のアーム付きの方のSGJrを見せてくれた。

 

俺もその場で開けてみたのだが、こちらでした。

 

1)ジェームス・シグネチャーベース、きたー!!!!

たしか10年前にデビューした、ジェームスのジェームスによるジェームスの全ジェームスが込められたあのベース!

 

2)蘭丸のSGカスタムリイシュー、きたー!!!!

俺がまだ学生の頃に雑誌で見たときの衝撃が蘇ってきた。今のスライダーズの蘭丸を象徴する1本といっていい!

 

僕の前だった女の子、僕が当てた蘭丸の方のを、ええええ! と、とても羨ましそうにしていたので、交換してあげようかなと思ったけどやめた。

 

あとはHARRYの赤TLと、ズズのヘッドがくればいいな!

セットの方は、うーむ、デザインこれでええんか・・(笑)

 

そういや、友人のtご夫妻は、二人とも1回づつやって、仲良くTL裏が当たったそうな。
よく2回で踏みとどまったなと感心した。

 

もう一度並ぼうとしたが、締め切られてしまった。

ちなみに品切れというのはスタッフさんの勘違いで、この時間帯の販売の終了ということだった。

会場入場後と終演後にまた販売するっていうことでした。

 

ツアーグッズの方はまだ販売が続いていて、吊るしてあったTシャツを眺めていたら、友人のb夫妻と遭遇。この夫婦は昔あった、いんちきスライダーズファンサイトで知り合って結婚したカップルです。

 

旦那の方はコロナ禍の煽りで事業に失敗して大変らしいのだが、よくできる奥さんが大黒柱となって家計を支えておられるのだとか。

 

そしてこの二人、スライダーズにだけはお金を節約しないという合意が成り立っており、ツアー全チケット抽選申し込み、来週は沖縄にも行くし(洒落で申し込んだら当たってしまったのだとか)、1万5千円?のファンブックは買うし、アナログLPも全部買うし、野音限定Tシャツもペアルックで買うし、もう笑っちゃうしかないくらい、微笑ましい素敵なご夫婦です。

 

んで、売店への列に並ぶっていうから、俺もついてった。

野音限定TシャツはXLしか余ってない、みたいなのが聞こえてきた。

俺はTシャツはよく見なかったので、もういっぺん見てきますーと言って離脱。

 

一旦下に戻ると、またしても古い友達のyたちと遭遇。

 

シングルレコードを模したデザインの4000円のTシャツを買いました。

むかし、新宿ロフトプラス1が主催で開催された、スライダーズファンのイベントで無料配布されたイベントTシャツがレコードジャケットをモチーフとしたものだったので、ちょっと嬉しかった。(デザインを担当させてもらいました)

 

Tシャツを買い、なんか手ぶらなのにTシャツ1枚持って歩いてるのも間抜けだなと、重ね着をした。寒いかなと思って、この日はヒートテックのロンTの二枚がさねに、赤いスライダーズのT

シャツを着ていた。赤はLサイズなので、新しいMサイズのTシャツは下に着た。

 

んで、コーヒー屋さんに入ってみたが、行列がひどかったので日比谷公会堂の方のキオスクみたいな売店へ。

 

ホットのブラックの缶コーヒーを買い、そこから秘密の喫煙所へ。

僕は新橋のサラリーマンで、日比谷公園駅のとなりの内幸町が職場の最寄駅だ。日比谷には週イチくらいでご飯食べにきており、ちょっと詳しかったりするぞ?

 

で、そうこうしていると同行の友人から連絡が入る。

コーヒーショップに並んでいるというので、俺が売店で缶コーヒーを買っていくよと。

 

立ち見チケットは整理番号が振られているのだが、ここに並べという列ができていた。一般座席指定券とは別の列になっていた。

 

指定席のチケットを持っている人たちがどんどん会場に通されていく。キャパ4000くらいだっけね? b夫妻がよこを通り過ぎる際に、「下々の民はのんびりこい」みたいなことを言ってきて、周囲が和やかな空気になった(笑)

 

そのあと、友人nも指定席列から声かけてくれた。とりあえずハイタッチ。いい笑顔でした。

 

ようやく立ち見席の入場番が来た。なんとバイトくんが「1番の方! 2番の方!・・」と全番号を呼び出し。大変な仕事だ(笑)

 

僕はマイナンバーカードと、半券部分に折り目をつけたチケットを用意して、会場に入れた。

本当にひとりひとり、身分証の名前とチケットの名前と顔をチェックしていた。すごい。

 

会場に入ると、整理番号ごとのブロックがあって、僕たちは通路橋の2列目。

すぐ後から来た若いカップルの男性が、女性の連れを1列目の手すりに「すみません、女性なのでおねがいします!」と押し込んでいて、それを周囲も和やかに見守っていて、いいなあって思った。俺にもあんな時期があったなあ・・(遠い目)

 

僕の連れは、その女子よりも小柄なので、俺もそういう行動をすべきかと一瞬思ったけど、そこは年の功?経験値の違いである。通路からいい感じでステージまでヌケているので心配ナシ。

 

しばらくして、自分の立ち位置が決まった感じになったので、すぐ後ろのトイレへ。

そのあと、ふと最後尾隅っこに目をやったら、ガチャガチャコーナーに人がおらん!

 

ので、また2回チャレンジ。

HARRYのノンリバースのFBと・・ジェームス・シグネチャーベースきたー。ダブった〜!!

それでもう一度やったら、ドラムヘッドとHARRYのネック裏がきたー。やばい。財布にもう3000円しかない。ので、とりあえず踏みとどまる。

※現金がですよ! ペイペイとスイカにはたっぷりお金が入ってますよ!(たっぷり?)

 

そしてライブがはじまる。

・・・続く。


 
※この物語はフィクションです。呆れたことに実在の人物・団体とは一切関係ありません。