マハ・バーラト(荏原中延)のディナー | スライダーズおやじ

マハ・バーラト(荏原中延)のディナー

土曜日は末っ子の13歳の誕生日でした。本人の希望で、六本木のタージマハールに行くことになっていたんですが、あいにくの雨。徒歩の予定だったので、ちょっと厳しいなあと。
そこで僕から「お父ちゃんが知ってるインドカレー屋さんのなかで、一番おいしいんじゃないかっていう店があるんだけど、そこでどう?」と提案し、マハ・バーラトになりました。僕と細君にとって、3度目ですがディナータイムは初めてです。

スライダーズおやじ-マハ・バーラト スライダーズおやじ-マハ・バーラト
地下鉄の中で熟睡する長男。行儀が悪かったので、証拠写真を撮りました。
口を開けています。でも、かわいそうなのでその写真はのっけません

 
荏原中延駅から徒歩XX秒っていう、雨の日には最適なお店です。ただ、うちからは3本乗り継ぎの長旅でした。バイクだったら10分なのに。

さて、レポートいってみましょー。 


スライダーズおやじ-マハ・バーラト
ベジタブルサラダ 580円
自家製ドレッシングです。
 

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チキンティカ(3個) 680円
タンドリーチキンと同じ味付けの骨なしチキンです。すんげーうまい。
写真でもわかると思いますが、ソースがたっぷりです!
 

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ミックスパコラ 780円
ジャガイモ、玉ねぎ、茄子、自家製チーズ、ブラックタイガーの揚げ物たち。
 

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スパイシーポテト 380円
これだけ食いに来てもいいかも! 辛いのが苦手なムスメも食べられるようにと、辛さを抑えていただいたそうです。一品一品に配慮していただいて、ありがたかったです。 
 

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ダールビンディ
3種類のダル豆にオクラの入ったカレー。ムスメが食べました。
 

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チキンティカマサラ
スパイスとバターで味付けした骨なしバーベキューチキンをオニオンソースとレッドソースで仕上げたカレー。
末っ子にはちょっと辛かったらしい。後半、僕のと交換してあげました。
 

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パニルマカニ
自家製チーズをトマトソースとクリームで仕上げたマイルドなカレー。
 

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ベーグントマトカレー
茄子トマトと玉ねぎをオニオンソースで仕上げたドライタイプのカレー。
スプーンでのっけてたべます。
 

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フィッシュサグワラ
カジキマグロをほうれん草とオニオンソースで仕上げたカレー。
僕が食べたやつです。カジキマグロが生きてました! ひとつひとつの素材が喜んでる感じ!
 

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ガーリックナン


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こちらのお店のカレーはすべてソースの味が違っていて、大勢でいくと楽しいです。
また、他店のインド料理との違いは、味の洗練度にあると気が付きました。インド料理のアクというか、土臭さ、バタ臭さが皆無なんです。
 
国内のインド人がやっているインド料理屋は、シェフ出身のインド人が経営しているか、日本人がインド人シェフを雇ってやらせているものだそうです。
・・・っていうか、それ以外になにがあるの? って感じですよね。
 
こちらのお店は、オーナーがバングラデシュの経営者。お店を主体的にプロデュースされている奥様が日本人。
スライダーズおやじ-マハ・バーラト お話をうかがうと、インド・バングラデシュでシェフというのは、下層カーストの方たちの職業だとのことでした。言われてみれば確かにそうです。
 
シェフ主体の店とは、どんな店づくりをするのか、また、味を提供するという心構えから違うんだなと感じました。これはすごい店を再発見してしまったなと、あらためて思わされました。
 

食後にデザートを・・・と思ったのですが、なぜかメニューにデザートがまったく載ってない。お店の方に訊ねたら、マハ・バーラトではインド・バングラデシュの高級料理店というコンセプトのため、カンヅメでしか輸入できない現地のフルーツでは味が再現できないということで、用意できないということでした。すごいこだわりです。
 

スライダーズおやじ-マハ・バーラト 冒頭で『一番おいしいんじゃないか』と書きましたが、僕にはまだ、ここが一番だと言い切れない理由があります。(あ、もちろん、自分の基準ですよ)
僕にとって、現時点で一番をつけているインドカレーが某店のジンガマサラ。
 
でも、マハ・バーラトの大量のメニューの中に、これを凌駕する好みのカレーが隠れているんじゃないか? と思わずにいられません。
次に行ける日を楽しみにしています。
 
ただ、ディナーは酒を飲まなきゃ(?)だから、地下鉄だよなあ。
ちょいと遠い・・・。