いんちきセキュリティー(前編)
実は先日ドンキホーテに行ったのは、このダミーカメラを購入するためなのでした。首振り式のものや、若干リアルなものなんかもありますが、僕が選んだのは真ん中のタイプ。698円です。
じゃーん! 家に帰ってみんなに見せると、クイズ大会がはじまりました。
俺:「さて、お父ちゃんはコレをなんのために買ってきたでしょう?」
「マンションの理事会の関係!」
「うちの前の廊下!」
「玄関の内側!」
「ベランダの物干し!」
「お父ちゃんの部屋!」←3段ベッドの下段のこと
「バイクの駐輪場!」
「ジムニー!」
俺:「おっ、柾正解♪」
倭:「ええっ!? お父ちゃん、ジムニーに防犯カメラつけるの?」
柾:「まさかぁ~! ガレージに決まってるよ! ねえ、お父ちゃん?」
俺:「わはは。リンカーンとかベンツとかポルシェがいるのに、ジムニーにだけ防犯カメラが向いてんの?(^^;)」
朱:「それあやしー! ウケルー!」
プラスドライバーでバラします。ビスは目に付いた順にはずしていっちゃってOK。
中はスカスカです。まあ、天井に吊るすものだし、軽くなきゃね。というか、そもそもダミーだからね。
LED(発光ダイオード)は差し込まれているだけなので、内側からマイナスドライバーで軽く抜けました。
ハンダが取れるかもしれないのでリード線をひっぱってはいけません。
俺が欲しかったのはこの部分だ~! スイッチ、点滅回路、LED。
はい。もうおわかりでしょうか!?
そうです。カー用品店なんかで売ってる、ダミーセキュリティーランプを作るのだ。
ん? なぜ専用品を買わないのか?
実はこちらのほうが優れている点が多いからです。
◇乾電池で使える◇
普段の足にしているわけではないので、バッテリー上がりのことを考えると、そこから持って来たくはない。
ソーラー充電タイプも悪くないけど、普段地下駐車場だから充電されないし、完全放電で充電池が痛むからスイッチを入れっぱなしにできないし、長持ちもしない。
◇地味である◇
「光で威嚇!」とか言って派手に光が動くやつとか、なんかウソっぽいんだよな。ましてや幌ジム。高級警報機なんか付けるわけがないと周囲も思うでしょうし、みっともない気がする。
それに比べ、こちらは赤いランプが6秒間隔でゆっくり点滅するのみ。
◇設置場所◇
ダッシュボードの上や、運転席側ドアのガラスの下んところなどに付けるのが一般的。でもそんなところに置いておいたら目立ちすぎてみっともない。僕は泥棒が車内を覗き込んだときに、コンソールに埋め込まれた赤ランプが点滅しているという状況の方がリアルな気がするし、効果があると思う。
◇手間要らず◇
天吊り型ダミーカメラという特性上、常時点灯でも電池が長持ちするように作られているモデルが多いはず。
その中でもこの回路はずば抜けている。
アルカリ単三乾電池2本を使用した場合、24時間つけっぱなしで1年間電池交換不要という説明があります。
ほんとかよ~(汗)
電池ボックスもそのまま使えそう。フタは輪ゴムで留めればいいかな?
約4秒間隔で点滅します。必要以上に明るくないのもいい感じ。電池がなくなってくると、点滅速度が早くなるそうです。
どこにつけようかなー?
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です。