~青島愛海の自悶自問 ~


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さむぎょぷさるナ話

家でサムギョプサルをします。

鉄板で分厚い肉をジュージュー、なかなかの食べごたえです。



初めてサムギョプサルを食べたのは10年以上前の中野!

新大久保じゃねーんだ(笑)


でも、新大久保から一本道の大久保通り沿いのお店だったんだよ!!!←

本場韓国家庭料理の店!みたいなキャッチコピーの個人店。


TVで見たことある、あのブッッッ厚い肉を頬張れるの期待して行ったんだけどね、

出てきたのはスーパーのスライスバラ肉。

しかもご丁寧にちゃんと一口サイズに切ってあるやつね。


で、それをテーブルのホットプレートで焼いて食べたんだけど、


うん、そう、確かに家庭的かも!いま思った(笑)

分厚い豚肉より、うっすいスライス豚バラ!うん、家庭の食卓っぽいは!!


味は、、、忘れた、、


その後行ってないからまぁそうゆうことだろう。


でも、学んだことがある。気づいたこと?っていうのかな。



それは『それでいい』ってこと。


俺は何か自分の理想と勝手に重ねようとして、勝手に不満に思っていたんだけど、あれって何も間違ってないもんね。


嘘とか詐欺まがいのことしてるわけじゃないし、ちゃんとお腹いっぱいになったし、お腹壊したりとそーゆーのもなかった。

観光感?的なふっかけた値段でもなかったし、結果、俺はご飯食べてそれにお金を払っただけでなーーーんも悪くない(笑)


というか、むしろ堂々とそれでやってるわけだから、難癖つけてるのは俺なんじゃね?とすら思えてくるw



理想を押し付けるのは勝手だが、それと違ったからと言って文句言うのは違うし、堂々とすればいい。


もちろんそれが売り物だった場合、客のニーズを追求するのは当然だ。でも、偽ったらアカンし隠す必要もない。



10数年前に食べたサムギョプサルの味は忘れてしまったが、10数年たった今でも、そこで食べたサムギョプサルのことは覚えている。

これって何気に凄いことだよ。


覚えてないもん10数年前にどこで何食べたかなんて(笑)



味は忘れてしまったけれど、それもまた『あじ』だったわけだよね。

少なくともサムギョプサル食べるたびに俺は思い出してふふって笑うんだ。



そんなことを思いながら、今日は一人で薄く切ったバラ肉を焼いてサムギョプサルを食べている。






嘘だろ。せっかく撮ったサムギョプサルの写真が保存されてなかったぜ。。。

今もなお

10年。

一昔。


24→34。


大人になってからの10年はあっという間だ。



いま、世界的なウィルス感染が終わりをみせず、ここから10年先がどうなるのか、かなり不透明ではあり、マスクをして過ごす日々に物理的にも心理的にも息苦しさを感じる日々ではあるが、今日も笑顔があった1日だった。


僕に笑顔をくれた人に、僕とともに笑ってくれた人に、僕を笑顔にしてくれた人に、ありがとうの気持ちを胸に眠ろうと思う。




東日本大震災。

10年が長いか短いか、思ってしまうのは仕方ないことだけど、長いも短いもないのだろう。

ただの経年に過ぎない。



あの時を忘れない。



といった言葉をたくさん目にする。


その言葉がどういう事で、何を意味するか、それは分かる。


地震を。津波を。

そこにいた人々を。そこにあった暮らしを。

人の記憶を、想いを、思い出を、、、


忘れない。

忘れたくない。



でも僕にはまだまだ10年という年月は『忘れない』よりも『知る』ことの方が多い。



10年経っても、まだまだ知らないことがたくさんある。

10年経ったから、知ることもある。


知らなかったわけではないけれど、いまだから分かることもある。



忘れるどころか、増えていく。



まだまだあるだろう。

これからも知っていくだろう。

全部を知ることはできないだろう。


でも、知る機会が目の前にあるならできる限り知ろうと思う。



忘れない。


は、ちゃんと知ってから。





10年。

もしかしたら、忘れたいこと、忘れたほうがいいこともあるかもしれない。

10年、、、忘れられるようになるにはまだまだ短い。

思うこと

新型コロナの影響がエンタメ業界にも影響を及ぼしてきました。

最初の自粛ムードの時、どこか3.11の時とどこか似ているなと思った人も少なくないはずです。


エンタメってのは衣食住に直接関わるものではなく、なくなってもそれが直接的に命を脅かすものではないですからね。

可能であればやらないのが好ましいんじゃないですか?

という暗黙のなにか。


僕自身、3.11は稽古の最中の出来事で、座組で公演をどうするか話し合いもしました。
結果、やったんですけどね。

僕個人としては、何がなんでもやろう!成功させよう!ってその時は熱い想いでした。
でも、どこかで綺麗事をいろいろと言い訳にして強行突破したってのが正直なところです。


勇気や活力を!も
現実問題、金銭的な理由が、も
何よりお客さんがたのしみにしてる!も
結局、なにより自分が好きな演劇をやりたい!も

全部あったよ。ありましたよそりゃ。


だって自粛だもん。


何か言われても、

『そうですよね。そのお気持ちもよくよく分かります。
でもね、、、』

って胸を張って言い訳できましたもん。



いま、新型コロナの影響でいろんな公演が中止になっていますね。

そして、それに対しての賛否両論の意見がたくさん出ています。


たくさんの仲間が今日も本番を迎えたり、公演を間近に控えて稽古をしています。
そして、苦渋の決断として中止を決めた団体も知っています。


僕は、声を大にはしないけど←

この公演中止を英断だと思っています。

公演を続けている団体、これから本番を迎える団体を責めようだなんて気持ちは一切ありません。

でも、一個人の意見として、全ての公演を中止にすべきだと僕は思うのです。


きっと、小劇場の公演がいま中止になったところで、それがキャパ50だろうと500だろうと、この新型コロナの感染はまだしばらくは広がるだろうと思います。

じゃあ、中止にしたってしょうがないじゃない。

そう思います。


きっとすでに公になってる以上に、自覚がなかったり、発症していないだけで保菌している人は相当数いるんだと思います。

じゃあ、今更なんじゃないの。

それもそうだと思います。



ただね、僕は、一抹の可能性すら残してほしくないと思うんです。


もし、仮に、万が一、億が一、、、

観劇された方の中から、感染した方が出たとします。
もしかすると、すでにいるかもしれません。


『そうなんですね。
でも、それはうちの舞台観たからではないですよ。』


胸を張って言い切れますか?


そうゆう可能性がある。
その上で観劇に来ているのかもしれません。

でも、自分だけの問題じゃないんですよね。


観劇好きの方はよくご存知かと思いますが、
劇場ってめちゃくちゃ乾燥するんです。
そして、会場の空気は激しく動いているんです。
そして、約2時間。閉鎖された空間。

演者側にいたら、飛沫の程度は考えるまでもありません。



ここまで流行してしまって、何が原因か、感染経路はどこか、もうその特定は限りなく難しいです。


こんなこと言っといて、実は僕自身がすでに感染していて、知らずにたくさんの人にバラまいているかもしれません。


不確定な不安要素がありすぎます。

そうは言っても、毎日電車に乗るし、仕事にも買い物にもいきます。
生活や活動自体を自粛することは誰もできません。


あれを辞めれば大丈夫!
これをしなければ大丈夫!


そんなことわかりませんもん。

引きこもる?
息をとめる?
2週間全国民外出禁止?

出来たとして?
それで本当に終わるんですか?


僕は今回のこの一連のコロナ騒動?事件?
なんて総称していいか分からないけども、
自分自身の身の心配はさほど心配というか気にしてはいないんです。


でも、日本でも亡くなられた方が出ています。


果たして、その人と僕は本当に無関係だったのかな?
どこかで接触してなかった?
もしかしてあのときの電車に乗っていた人?
いやいやいや、そんなまさかね。

あれ?
じゃあ、あのときの電車に乗っていた人、
が乗り換えてその次に乗った電車に乗っていた別の誰か、
のご家族、
の会社の同僚、
が合コンしていた相手の女の子、
と一緒にカラオケに行ったときの店員さん、
の友達の友達の友達の友達の友達の友達の友達の、、、、



こんなこと、可能性の話で言い出したらキリがないし、答えも出口もないし、不毛なことなんだよ。


それでも、
大好きな役者や、仲間たち、頼もしいスタッフ、それを応援してくれるお客さん。
大好きな演劇界の人たちが、そのもしかしての要因に少なからず、可能性というだけでも含まれてしまうことが怖いんです。


そう、怖いんです。不安なんです。心配なんです。


だから、声を大にはしませんよ。


公演を打つと決めたときから、それに関わる誰しもが無事に公演をやりきることを望んでいます。
誰一人、辞めちまおう!なくなればいい!なんて思ってないんです。


その望みが無事に果たされることを切に願います。


重ねて書きますが、

公演を続ける団体を責めも批判もするつもりはありません。


きっと、同じことを思い考えながら、一生懸命考えて、最善の策を練ってることと思います。



だからガイドラインが必要なんだと思います。


政府の発表は興業主にもお客さんにもハッキリしません。

大規模なイベントはどこからですか?
大規模なと言いながら、飲み会も控えましょうとも書いてあるソースもある。


50人は小規模ですか?100人なら安全ですか?
じゃあ300人は?

小劇場なんてものは世間の認知はまだまだ薄いのです。
こんなときに、そうゆう現実をまだまだ突き付けられる。

そんなことじゃないんだよ、いま知りたいのは。






演劇はなくても人は生きていけます。

でも、演劇は、エンターテイメントは、人々の生きる活力です。
間違いなく人生に彩りを添えるものです。



みんなが望む演劇が、みんなに望まれて、それをやる人間もみる人間も笑顔でありますように。



やるやらない


僕の考えはやらないほうがいい


だけど、


やるやらない


僕の想いはどちらも頑張れ


負けんな演劇人

かんばれ。





結局それかよ俺。

長々と(笑)






日常

朝。寒い。

布団から出たくない。

目覚ましが鳴り。止める。
また目覚ましが鳴り。止める
鳴る。止める。

そんな目覚ましとの攻防を10分おきに3、4回して、ようやく僕は始動する。

目覚ましとの攻防を含めるならすでに時計は動いているかもしれないが、そこは気持ちの問題。

起きてまず、洗濯機を回す。

昨夜の食器を片付けコーヒーを飲んで、朝ごはん。
パンの時もあれば、ご飯の時もある。

ネットニュースを少し見ながらトイレへ。
朝のニュースを見ながらトイレというのはなんだかオヤジ化してきたなとつくづく思う。

洗濯機の残り時間を確認して、掃除機をかける。

なんの条件反射なのか掃除機をかけると愛犬がご飯をすごぶるよく食べるので、このタイミングで犬と猫にご飯。

洗濯機が止まる。
毎日回しているのに毎日毎日しっかり溜まる洗濯物。
時間があるなら2回に分けたいくらいだ。

洗濯物をベランダへ。
『寒い寒い』と足早に引き上げる。

残っていたホットコーヒーはアイスコーヒーに早変わり。
あら不思議。摩訶不思議。

トリックはない。
タネはある。冬の寒さ。

時間と気持ちに余裕があればミルクをつくる。
冬の寒さというタネのお陰ですぐ冷めてしまうので普段より少し熱め。

おはよう。

目に入れても痛くない。
鼻に入れても臭くない。
口にいれたら食べちゃう。

そんな息子のお目覚め。
母上様に抱かれて見参(笑)

子に浮かれていると時間がヤバい。

ここで大抵、髭を剃ってないことを思い出して慌てて洗面所へ。
年々伸びるのが早くなってきた髭はいよいよ毎日剃らないといけなくなりそうだ。

支度は10分で終わる。昔から。

洒落っけがなくて少し『よかった』と思う自分と『どうなのよ?』と思う自分が混在する。

マンションのエレベーターを降りてだいたい管理人さんに会う。

おはようございます。

僕のことを名前で呼ぶ坂口さんは体調不良でここ数ヶ月お休み。お元気になってほしいものだ。

駅まで15分。見慣れた街並みを歩く。

街並みと言ったが、それほど大したものでもない。
同じようにどこにでもある街並みでも田舎のほうがまだ味わい深く何か発見があるかもしれない。

角の鈴木さん家の黒ラブちゃん。
通りががりのバーバーのチワワちゃん。
その向かいでウロウロするブチの猫。

僕は動物を目印に駅までの道を覚えているのだろうか?

最近、駅前の横断歩道で毎回すれ違うお姉さんに会わない。
本当にすれ違うだけで、向こうは僕の存在など露ほども知らないかもしれない。

お仕事辞めちゃったのかな?

毎回すれ違うから、すれ違う場所の微妙な違いを時計代わりにしていたのに困った(笑)

電車の時間は決めてない。
来た電車に乗る。乗る場所は毎回同じ。でも出口や改札が近いわけじゃない。こだわっているわけではなくて、最初にそこで乗ったから、というだけのこと。

電車は不特定多数の方がたくさん乗る。
時間も決めていないので、電車内で決まって同じ人を見かけることはまだない。
というか、覚えていない。

電車はあまり座らない。

たかだか15分だしね。

出社前に会社の横のコンビニに寄る。
コーヒーを2つ、購入。
朝も飲んだのに。






仕事の日はだいたいこのサイクル。ルーティーン。

日常とは常だ。

考えてどうこうというより、身体に染み着いている。

義務感や責任感とかそうゆうのはないし、ただの僕にとっての普通。

僕にとっての日常、普通は、誰かにとって非日常、あるいは異常だったりするかもしれない。

また、僕の日常は、違う誰かの日常でもあるかもしれない。

駅前で毎日すれ違っていたお姉さんにとっても僕とそこですれ違うのは日常だったかもしれないし。
コンビニの店員さんにはコーヒー2本買っていく僕は、『あぁ今日も来たな』って日常かもしれない。
角の鈴木さん家の黒ラブちゃんだってなんか気づいてくれてるかも(笑)


日常、普通、当たり前。

そんなことを忘れてしまうのは怖い。

それが自分でどうしようもないことだとしたら尚更だ。

受け入れる受け入れないではない。

いま、怖い!忘れたくない!と思ってることすら忘れてしまうかもしれない。

日常、普通、当たり前を忘れたくない。

その日常が誰かの日常と重なるのなら、僕の日常にも、その人の日常にもお互いは存在不可欠で、

だから、その誰かの日常である自分自身も忘れたくないし、その誰かも忘れたくない。

その誰かが近くにいる人なら、それは尚更で、


僕は忘れたくないし、忘れないし、忘れてほしくないけど、


だから、幾重にも重ねた日常を大切にしたい。


重ねた人生はみんながみんなのバックアップなんだろうね。



誰かのバックアップたらんために日常を大切に刻みこむ。


どや顔で、俺が覚えてるわ!!って言えたらかっこいいね!

ご報告

こんばんわ!


安定のお久しぶりブログでございます(笑)


ちょっとTwitterでは書ききれないのでね、今日はブログにさせていただきます。



えー、何から話そうかしらw
うん、順を追ってね、、、



まずは、そうだな、10月末主演舞台『post script』ご来場くださいました皆様、ありがとうございました!

もう2ヶ月程経ってしまっているんですがね、ブログでは言えてなかったのでね'`,、('∀`) '`,、



そして、この10月の『post script』の公演を持ちまして、青島愛海は役者業を辞めさせていただきました。


まぁ、そんな仰々しい言い方するのもあれなんですけどね(笑)

元々、正社員として普通に働きながら年一のペースで、のらりくらりとやってきましたので、今さらと言えば今さらなんですけども。


『post script』が終わったらと元々決めていたことで、最後のつもりで舞台に立たせていただきました。


事後報告になってしまい申し訳ありません。
ファンの方、お客様も含め、キャストにも、ついでに奥さんにも事前に話してはいませんでした。


これは僕のワガママなんですが、、、
観に来てくださる方に届ける『作品』には、僕の人生なんてどうでもいいのです。
僕の『最後の舞台』という作品に対しての余計な情報を入れたくなくて、後出しになってしまいました、すみません。



それでも、よーーーく見ていてくださる何人かの方に、僕の言い訳用の言葉を見つけられてしまい、余計な心配や気を遣わせてしまいましたが、
申し訳なさと、嬉しさが入り交じった複雑な溜め息が出ました(笑)

ありがとうございます。



応援してきてくださった方にきちんと直接ご挨拶のできない形になってしまいましたが、これが僕の生き方なんだと思います、ごめんなさい。





子供の頃、なりたかった職業は大工さんでした。


何を血迷ったか、10歳でこっちの世界に片足を突っ込んでしまいました(笑)

でも、その頃の僕は映画にもお芝居にも興味なかったし、どちらかと言えば今も最前線で活躍される大人の俳優さん、女優さんたちと遊んでもらうこと、美術や大道具のスタッフさんの仕事を見ること、助監督さんたちをパシリのように遊び相手に遣うことがとにかく楽しかった。


お芝居で泣けと言われてもできないし、頭の毛を全部刈ると言われて凄く嫌だったし、舞台挨拶は緊張するし、俳優さんたちの迫真の縁起は熱が入って怖いし、力はガチで痛いし、朝から夜中までの撮影は眠いし、、、



それでも、『楽しかった!!』と思える記憶として残っているのは映画作りの達成感や、お芝居の醍醐味なんかじゃなくて前述した周りの優しい人たちのお陰です。


そして、その優しさに甘えるようにまんまとこの世界を目指すようになってしまいました(笑)



意外と思われるかもしれませんが、僕には友達がいませんでした!



と言うと語弊があるので少し訂正すると、たくさんの友達がいませんでした。

まぁ、友達が多ければいいというわけでもないと思うんですけどね(笑)


例えば、地元に帰ると連絡をとって会ったり、飲みに行こうという友人は未だにいませんw
だから、養成所時代から帰省してもひきこもって漫画ばかり読んでました。



根暗で社交性のない地味なやつ、かと言うとそうではなくて、高校までクラスには休み時間に遊ぶ相手も、一緒に弁当を食べる仲間もいました。
でも、それは『学校』という『つなぎ』があったからこそで、卒業して少しすれば連絡もとらないし、そのうち連絡先すら互いに知らせない関係でした。


いま、SNSってありますよね。あれのいいところは直接連絡しなくても近況が知れることと、知り合いを見つけて番号交換しようよー的なやり取りもなく、申請、許可の2つで簡潔できること(笑)

意外とこうゆうとこはドライなんです。
自分に深く関わってくる人間に対してとってもウェットなんですけど、それはウェットでありたいという自分の願いで本当の自分はやはりどこかドライなのです。



かっこつけるとエゴイストなのです(笑)



さ、話がそれました。



いま、僕の周りには多いか少ないか共に笑ってくれる仲間がいます。

それは僕の隣に妻がいてくれるおかげです。



妻の何より尊敬するところは、人を寄せ付ける人間としての魅力です。
それに見事に吸い寄せれた僕はカブトムシか蛾か、、、カナブンくらいにしておこう。


そのカナブンはと言うと、、、人を寄せ付けない天才です(笑)
これは中学の頃から、いまだに言われ続けています。
よく否定されますが、人見知りなんです。


なにか『つなぎ』を通さないと人を見れないし話せないんです。
人を寄せ付けないし、人と繋がろうとしない。


怖いんですよね。
僕自身が単純なので簡単に人を好きにも嫌いにもなります。その想いが通じ会わないことが怖いんです。

みんな同じなんだと思いますけどね。



本音で向き合えないから斜に構えてきちんと繋がれない。
時々、いまでも、妻がいなかったら僕はいまどこかで独りでいるんだろうとつくづく思います(笑)
だから、つなぎになってくれて長い時間をかけてきちんと繋がれた人はかけがえのない宝物です。



僕にとって妻は、僕の世界を変えてくれた人であり、僕のその世界の核であり、なくてはならない存在です。
世界はそれを愛と呼ぶん、、、ですかね?w



妻とは結婚して4年になりました。
結婚した時から、いや、結婚する前から早く子どもが欲しいと話していました。
結婚して僕も妻もすぐに子どもができるものだと思ってました。
旅行に行く計画を経てるときは、もしかするとその頃には妊娠しているかもしれないからと色々と考えを巡らせていました。

医療期間や読む本によって多少期間の前後がありますが、一般的に避妊をしていない状態で1年~2年妊娠しないのは不妊症と言われています。

それでも、授かり物だしタイミングじゃないかなと過ごしてきましたが、やはり年齢的なこともあるので不妊治療をすることにしました。



不妊治療には色んな治療法がありますが、原因がわかればそれを治療したり、あるいは治療が出来ないと言われ諦めることもあるのかと思います。
しかし、現在の不妊治療においてその原因は不明ということが多くあります。

原因が分からないから、片っ端から可能性をかけて取り組んでいくしかありません。
終わりがいつかも分からないし、お金もたくさんかかります。
治療には肉体的にも精神的にも辛かったり、痛かったり、苦しいこともあります。

そのほとんど全てが女性である妻に降りかかりました。
出産もそうですが、その痛みや苦しみを僕には分かってあげられないし、変わってもあげられない、


男の無力感たるやです。


同世代がベビーラッシュを迎え、僕らより後に結婚した方たちにも赤ちゃんができることが続いたりで、正直『なんで?』って悔しさと悲しさと涙する姿も何度も見ました。



先にも言いましたが、不妊治療にはお金がかかります。
それは医学の進歩による可能性の拡大ではありますが、それだけ高度な医療、薬、ということでもあります。

不妊治療には保険が効かないものもが多いです。

体外受精となると少しまとまったお金もかかってきます。それが一回で上手くいくとも限りません。
行政からの補助も市区町村によって受けられなかったりと、よし!じゃ次!!とポジティブにトライしたい気持ちと、でもそれでダメだったらどこまで、いつまで挑戦しようかと不安な気持ちの繰り返しでした。

うちには犬と猫がいるので、もし子どもができなかったら動物を増やして自宅を動物園にしよう!

なんて冗談も言ってました(笑)


高額な治療費も、痛みや苦しみを耐えるのも、それにゴールや、望んでいる待望の妊娠が必ずあるのであれば頑張ってみよう!って思えます。
もちろん最初はみんなそうだと思います。
でも、原因は分からないんです。だから、この治療でうまく行きます!って保証もないし、全てやりきってもできないこともあるんです。



先の見えない不安と、先に掛ける希望と、、、


僕が役者を辞める理由はこれです。
いえ、これでした。


自分が楽しければいい人生はもう十分楽しんだかな。
自分の一度きりの人生だけど、その一度きりの人生を共に歩むと決めてくれた人の人生は、やっぱりそれも僕の一部です。

どちらも一度きりだけど、独りの人生じゃなくて、ひとつの人生だから。


そう思ったら、優先すべき道は、役者ではなかったんです。


いろんな考え方があると思いますけどね、これが僕の考え方でした!


皆に祝福されて家族を築いたとき、一度は役者を辞めると宣言しました。
でも、それは結婚や就職を理由ではなく言い訳にしたものでした。



今度は言い訳じゃなくて、きちんとした理由を明確な自分の意志を見つけたのでそれをご報告させていただきました!




そして、さっき役者をやめる理由が『いえ、これでした』と過去形に訂正したその理由を次に書かせてください。



実は、上記の理由で最後の舞台と決めた『post script』の公演の約1ヶ月前、妻の妊娠が判明いたしました。

はい。
いま妻のお腹には新しい命が宿っています。
来年5月に家族は3人と2匹になります。


すいません、ここまで長々と不妊治療について書いて前振りのようにしてしまい。
順を追って書くとどうしてもこうなってしまいました。


妊娠が安定期に入る時期がちょうど僕の誕生日の翌日ということでこのタイミングでのご報告となりました。

少しずつ大きくなっている妻のお腹に語りかけ幸せと、新しい命が育っていることを日々実感しています。



だから、僕が役者を辞める理由は妻と新しい家族を迎える為、そしてこれからその家族を守っていく為です。



なんて言い方しても実際はそんなカッコイイものでもないですけどね(笑)
ただただフツーのことです。



ネットで見ました。


日本では育児を手伝って、子供の面倒みたり、家事をしたりするパパをイクメンって言うんだけど、あなたの国ではそうゆうの何て言うの?

father、、、?


そうなんですよ。
別になんのことはない、それはフツーのことなんですよ(笑)


そのフツーが家族の為によりいっそう役者業に励みます!って方もいるでしょう。
それは手段の違いっていうだけで、思うところは同じです。


やっとフツーの選択ができましたw



お芝居が好きです。
舞台が大好きです。



これは今も微塵も変わりません。


でも、僕の原点はそこだから、何かの為、誰かの為に芝居をするのはなんか違うんです。
たぶん、しんどくなる。

僕はどこまでいっても『好きだから』なんです。



だから、青島愛海、役者業辞めました。

好きだから。



これまで応援してくださった方には感謝しかありません!
お芝居、舞台を通して繋がってくださった方、出会ってくれてありがとうございます!


Twitterなどこれまでと変わらずくだらないこと呟きます。付き合ってあげてください(笑)

頻度は少ないですが劇場にも出没すると思います。
見掛けたら人見知りのタレ目に声掛けてあげてください(笑)


パンダの何かを見掛けたら是非思い出してください(笑)


僕のことを大好きだと言ってくれる皆さんのことが僕は大好きです♪



好きだからが行動理念の僕ですから、はたまたやっぱり『好きだから』とか言って、またどこかで何かしらやるかもしれません(笑)

まぁ、少なくとも家庭が落ち着くまで、父親として、余裕なんか一生できないかもしれないけど、、、
今は家族の為、親になる為一生懸命でありたいと思います!!



本当に長々と書いてしまい、これ読むだけでも中々の苦労かと思いますが、僕の言葉で皆さんにお伝えしたいことは少しは書けたかな?って思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました(*´^`)







P.S. 今日は妻と安産祈願に行ってきました!
お産 よろし 安心すべし!!




責任

僕には少なくとも2回、人の生き方を否定したことがある。


人の『死にたい』という生き方を。


一人はもうそこそこに長い付き合いになる友人。
一人はその日出会った全然知らない人。


もう、どちらも数年以上前の話なのだが、たぶん、恐らく二人とも今も元気でいてくれると思う。


たぶん、恐らくと言ったのは、二人目の全然知らない人は本当に知らない人だからその後どうしているのか確認のとりようもないのだ。


友人にはその時言った言葉がある。
いまでもその言葉をソイツは覚えてくれている。


『もし、またいつかそう思う時があったなら、その前に絶対に俺に死にたいって言ってくれ。
そしたら、またその生き方を全力で全て否定してやるから』


僕は人間を否定はしない。いや、したくないって方が正しいね。
人として、否定されることの怖さと、簡単に人は人を否定しかねないという脆弱性を知っているから。


19か20歳の僕がそんなことを言ったのは、半分はカッコつけたかったからで、もう半分は生きるを選択させた責任だと思っている。


ほぼ選んでいた死という選択を俺は無くした。
進みたくない方を選ばせた責任が自分にはあるんだと感じた。



もう一人の知らない人は、、、
唯一知ってること、名前をサイトウさんという。
本名かどうか知らないけど。
見た感じの年齢、40代から50代。


この人は僕の目の前で12階から飛び降りようとした。

というか、飛び降りようとしているこの人を止めるために僕が12階に行ったんだけど。

目の前に自殺志願者がいても、僕にはそれを止められるって思ってた。簡単じゃないにしても、言葉くらいかけて話くらいできるってそう思ってた。


でなかったね。
何が最良のチョイスかいまだにわかんないけど、でも頭に浮かんだどの言葉も口から言葉として出てくることはなかった。
どの言葉を選んでもハッピーエンドが想像でなかったし、選ぶというほどの数もなかった。


まぁ、結果的には柵の外に立っているサイトウさんを何とか柵の内側まで連れてくるのだが、冷静に、落ち着いて、焦らないって思いながらも誰かの助けがあるわけでもないし、俺に命綱なんてついてないし、サイトウさんの体積は軽く俺の2倍くらいあるし、ビルの下に出来た、上を見上げる野次馬たちとの距離がつい視界に入ってしまい正直ちょっとビビった。

あ、この人が暴れても、うっかり足を滑らせても、俺はあぶないっ!って掴んでる手を離すわけにはいかない。でも、そうなったらたぶん、いや間違いなく俺もtogetherだなって確信してる。


下から見てた人からみたら、俺はサイトウさんを助けたヒーローだろうか?
俺が下から見てたら、よかったー!って拍手をしているだろう。


死にたかった人は死ねず。
助けた人間は、その人が何故死にたかったのか、
これからどうやって生きていくのかを知らない。
そして、生きていくために何がしてあげられるわけでもない。


たぶん、誰が死のうとしても俺は止める。
それは理屈とか思考的にどうこうじゃなくてね。
とりあえず止める。俺の生き方というか、俺という人間がそうするし、そーゆー選択しか持ってないだけなんだ。

迷うとか考えるとかない。



でも、やっぱりそれは瞬間的な反射的な行動であって、後で色々と考えるんだよ。


俺はサイトウさんを助けておきながら、生かしておきながらその後の『生』に対して完全に無責任なんだ。


もしかして、いま凄く辛く苦しんでるかもしれないんだよね。


まぁ、それでもまたもし出くわしたら止めるんだけど。



残念ながらね、あなたと僕の人生はたまたま一瞬交わっただけで、共に生きていく人ではない。

それでも一瞬交わっただけでも、それはかなりの確率の話なんだけどさ、

だから、そんな一瞬しか交わらないあなたの人生のモブキャラな僕ですから、無責任にあなたの死を奪うような嫌なやつだって仕方ないじゃないですか。

あなたを生から死へと救ってくれるそんなヤツもいるかもしれない。
でも、俺にその役はできねーんだよ。一瞬出てくるモブキャラな僕なんで、そんな責任は負えないのです。



サイトウさんを柵の内側に連れ込む時、泣きながら警察は呼ばないでくださいと言われた。
それば出来ません!とは言えない。呼びませんよ。呼んでませんよ。誰も来ません。

警察も救急も既に下に来てた。

でも、僕は引き渡さなかった。無責任だから。


約束したから。

ではないと、思う。
たぶん、自分の手を離れたらあとは知らないって思ってたんだ。



救急隊員に飛び降りようとしている人がいない!どこにいった?と聞かれて、もう降りて自分の足で歩いていきましたから。と伝えたら怒られた。


『私の仕事はその人を助けることです。私はこの目でその人を確認していません。呼ばれて、もう大丈夫なんでと言われて何も確認していないのに、そうですか♪って返れないんです』と。


あぁ、なんて正論って思ったよね。


これがこの人のこの仕事の責任なんだろうねって思った。

そう思ったら、この人の責任を果たす為に俺は俺の出来ることしなきゃって、警察官と一緒にサイトウさんを追いかけて走って、でもやっぱり直接『この人です、連れてってください』って言えなくて50mくらい手前まで案内して後はお任せした。


やっぱり無責任だ。




人はいろんな取捨選択をしている。
自分で選んでる。

でも、そう見えて、実はいろんな要素がそれを選ばせて選ばされていることもあるのだと思う。
意図してか、せずかそれはいろいろだろうけど。


そこに必ずしも責任が問われることがあるわけではないかもだけど、






でも、まぁ、そんなことを今日も悶々と考えている。

ささやかな喜び

日本人として。


やはり、日本という国が好きです。
ちょっとざっくりし過ぎてるかもしれないけど、
文化だったり、季節だったり、風景だったり、そうゆうのももちろんだけど、割りと日常に寄り添ってる日本らしさってのが好きだったりします。


海外の言葉にはない日本人独特の言葉の表現だったり、風情とか趣を大切にする古来からの感受性とかetc


いま、会社にはフランスから大学生のインターンシップがきています。
少したどたどしい日本語を頼りに知らぬ土地で一人暮らしをして誰も知り合いがいない会社で働く。まぁ知り合いがいないなんてのはそもそも日本人だって一緒か(笑)


でも、その勇気だけでも僕は本当に凄いなと尊敬せずにはいられません。
僕なんてたどたどしい英語すら喋れないのに(;´д`)


二十歳そこそこで、本当に頭があがりません。




先日、会社の総会がありまして、各地の店舗に配属されている他のインターンの子達もみんな集まっていました。
普段はなかなか会えない友達に会えるというのは心細い日々の生活の中でどれほどに嬉しいことか、それぞれの表情を見れば一目瞭然でした。

あぁ、本当はこんな笑顔で笑うんだなって。
笑顔に限らず、本当に表情が豊かで、やはり会社にいるときは気を張ってるんだろうなと思うわけです。

インターンに来てる子たちの中でも個々の日本語の上達レベルや知識の量にはやはり差があり、あれ?留学生?って思うくらいナチュラルに馴染んでる子もいます(笑)
逆に挨拶や自己紹介くらいの日本語しか喋れない子もいます。


長い総会の休憩中、そんなほとんど日本語が喋れない男の子がウチのインターンの女の子とフランス語でお喋りをしていました。
言葉が通じない毎日のフラストレーションとは相当なものだと思います。
上手く伝えたい言葉、想いが表現できず諦めて呑み込んだ言葉もたくさんあるでしょう。
僕には隣で二人が話しているフランス語は一切分かりません。ほんの一単語すら分かりません(笑)

でも、言葉の音や声の表情が軽やかに笑っていることがよく伝わります。
もしかしたら、仕事の愚痴をお互いに言ってたりして(笑)


正直ね、総会なんてどーでもいいからさ、彼らの時間を少しでも長く作ってあげてよって思っちゃう。明日からまたそれぞれ孤軍奮闘する彼らにもう少しだけ!!って( ´-`)

そこにまた別店舗に配属されているインターンの女の子がやってきます。
この子は日本語ペラペラです。もうほとんどネイティブ。なぜか母国の友達どうしで喋っているのにこの子だけ日本語で喋りつづけてる、それくらいフツーに日本語を話してます。

お陰で3人が何の話してるか分かったんだけどね(笑)


話の途中でその子が突然何かを思い出して走って行きました。
そして、何かを持ってまた走って戻ってきます。
そして、嬉しそうに持ってきた袋を日本語がまだ得意ではない男の子に渡してこう言います。

『お誕生日おめでとう!』

もちろん日本語。

彼はその日本語がよく理解できなかったのか単純に思いがけないプレゼントに驚いたのか口を開けて困ったような表情をしています。
ウチのインターンの子がフランス語で説明してます。

なぜフランス人3人の会話で日本語が混ざって通訳しながら会話してるのか本当謎なんだけどもね(笑)
いや、自分フランス語話せるやん!ってツッコミたくなる(笑)


彼が嬉しそうにフランス語でお礼をいいます。
メルシー♪
唯一分かった単語!!!!w


ここぞとばかりに3人の会話に飛び込みます。

え?彼、誕生日なの?←俺

俺はね、凄く嬉しかったの!
まだ日本にそんなに詳しいわけじゃないんだよ?知らないこともたくさんある。
それでも日本に興味を持って、日本に来て、戸惑い悩みながら生活する中で、その子の人生が始まった記念日に立ち会うことが出来て、で、日本語で『お誕生日おめでとう♪』ってお祝いしてんのよ!!


俺からだって『おめでとう!』の一言くらい言わせてよって凄くテンション上がっちゃったのよね(笑)


もう反射的に歌ってましたw


『HappyBirthdaytoyou~♪』

俺の歌い出しに気づいた周りの人たちがいっしょに歌います。


『HappyBirthdaytoyou~♪』

彼の名前もまだ聞いてません(笑)


『HappyBirthdayDear...え?ナニ君?何て言うの名前、名前!?笑』


『What's your name?』←数少ない喋れる英語w


『HappyBirthdaytoyou~~~~♪』


突然の日本人の会話乱入からのなんか集団からのバースデーソング(笑)
戸惑いやら恥ずかしいやらが入り乱れた表情の彼w

インターンの女の子二人も一緒に歌ってくれました。

あの歌、世界共通なのな!フランス人にも通じたよ!!笑



で、もはやネイティブな彼女が彼にあげた誕生日プレゼントがね!
風鈴なの!!
『もうすぐ夏がくるでしょ!?だからピッタリだと思って♪』って安定のネイティブジャパニーズで彼に説明する彼女(笑)
全っ然通じてなくて彼はえ?ナニコレ?くらいの感じだからさすがに今度は自分でフランス語で説明してたw


風鈴を選んでプレゼントする彼女のセンスもなんか俺は嬉しくてさ(笑)


冒頭の話になるんだけどね、日本の風情というか趣というか『いとおかし』なのよ!!w


雅?っていうの?


日本のらしさを理解してそれを勧めてくれる肯定してくれてるっていう、それが凄く嬉しかったんだよね。



別に自分の好きを誰かに押し付けようとは思わないけど、それを同じように喜んでくれる人がいるってのは嬉しいよね。


彼が部屋に飾る風鈴がいい思い出になってくれるといいな。
素敵な風の音を日本の思い出として覚えてくれたら嬉しいな。


はっぴーばーすでー♪

ゆめと宇宙と人生と絆、それを結ぶ繋がりの話。

人は大きなキャンバスに『宇宙(ゆめ)』を想い描く、自分で想像しうる最大限の『宇宙(ゆめ)』を

それを叶える為に、必要なピースを探し、集め、また探す



自分という存在もその『人生(ゆめ)』のワンピースであり、決して整ったピースでなくて、不格好でどこか欠けていたとしても、必ず、そこに寄り添ってくれる別のワンピースがある


そうやってたくさんのピースに出会い、繋がり、大きな『絆(ゆめ)』となって、自分という小さなワンピースに無限の広がりをみせていく



いつしか最初に自分の想い描いた『宇宙(ゆめ)』はあの頃自分が想像しうる『最大限』を越えて、誰かの『宇宙(ゆめ)』と繋がって、さらにその範囲をどこまでもどこまでも広げていくのだ



無限大のパズルに完成はなくて、常に何か先に寄り添うものを求めてる


欲張りだなぁとも思うけど、欲がなければ人生は先へ進まない



凸凹でイビツだって『ゆめ』も『人生』も広がってゆくのだ



宇宙はいまも広がっている、自分の想像した枠を超えて、
奇妙で不恰好な大きな大きな『宇宙(ゆめ)』が君の『人生(ゆめ)』であり、君自信なのだ





いつかそれも終わりがくるのかも知れない。


でも、それは型どられた何かではなくて、きっと先に手を伸ばしたイビツな『完成(おわり)』なのだろう


それは僕だけじゃなくて、隣の宇宙からも同じように伸びていると信じてる


だから、僕はそれが終わるとき心から『悔しいなぁ!!!』って笑って後悔したい

酉年

新年っぽいことを書いてみようと思います。





まで書いて放置されていた新年のブログ(笑)

今かよ!ってタイミングで書きます。





鶏と卵ってどっちがさき?



ってゆうよくある話。


人生やお芝居をパズルに置き換えて考えてみる。


完成図が先か、ピースが先か。



思い描いた画を完成させるために、必要なピースを集めるのか。

集まったピースで描いたものがたまたま人生や作品になるのか。



どちらでもあると思うんだよね。

理想はやはりあると思うんだ。
で、そのために必要なピースってのもリアルに想像できる。

でも、必ずしもソレ相応のピースが手には入るわけではない。
それ以下なのか、それ以上なのか。

でも、どんなピースがきても完成はさせなきゃいけない。


でも創ってみたら、あれ?想ってた以上なんじゃない?これ?ってことだってザラにあるのよ


そして、それが面白さだったりする





まぁ、結局、、、


なるようにしかならないって話だな(笑)



鳥は何か別の理想を描いていたかもしれないけど、鳥になるピースしかなかったし、

卵はより理想の形を求めた結果、今の形に収まったのかもしれない



そうなるとどちらが先なんてことはよく分からないし、どうでもいいことだし、




この話もよくわからなくて、どうでもいい話なんだろうなと思えてくる



いや、実際そうなんだよ。














どうでもいい、トリとめもないお話でした(笑)


俺の好きな何かを黙々と綴る

さてと、ししおどしとかどーでもいいんですよ!!!


かといって、俺のこともどーでもいいんですよ(笑)


今日は珍しく誰かのことを書いてみようと思います。
その昔にね、某金子慎吾氏がね←
ブログに『僕の彼女を紹介します』ってタイトルでね、俺のことを書いてくれたんですよ。
もう五年くらい前。
どこから漁ってくださったのかそれを今更ながら読んでくれてる人とかもいてね、ふと思い出したんですよ。
凄く照れ臭くて、でも嬉しかったことも。





今日は『村中友香』について書きたいと思います。


俺がいま、一番、近くで見ていてワクワクする女優さん。

好きな俳優とか、憧れる表現者とかもちろん他にたくさんいるよ。そーゆーんじゃなくてね、エラソーに俺のエゴイズム全開で、見ていてその成長にワクワクさせてくれる村中友香について書いてみようと思うのです。


村中友香。むぅちょ。
むぅちょと出会ったのは、まだ彼女が18ってアイドルグループやってた頃で、俺は植田との付き合いでライブ観に行ったりとかしてて、俺からしたら『その他のみなさん』の1人だったのね(笑)

名前すら知らんかったたぶんw

何度目かのライブで全身タイツで罰ゲームやってたのが初めて顔と名前が一致したときだな。

いうて数える程しか観に行ってないんだけどね(笑)


18のみんなが『Place.Space.』って舞台を観に来てくれて、グループの楽曲も劇中で使ってて、打ち上げにも来てたんだけど、まぁ正直、鬱陶しかったですよ正直ねw

きっとこの先、このグループの子たちが何人か一緒に舞台に立つことになるんだろうなーと、あんまりポジティブにも捉えてなかった。


で、案の定、『LateChocolate』って作品でむぅちょが参戦してくるわけです。
僕にとってこの作品は再演で、初演の時と再演の時では演じてる役が違うんですけど、7conでは珍しいコメディと銘打った作品でそーゆー意味で思い入れもあるし、何人かのオリジナルキャストがいるとどうしてもそれ贔屓でみてしまうのですよ。
むぅちょは植田とのダブルキャスト。
演じたチョコちゃんって役はハジけてる役だし、本人もプレッシャーは感じてたでしょうなーw

俺がシングルキャストってのもあって、どうしても無意識にどっちの班のどの役がとか感じてしまう。これは俺が悪いんだけどね。

あぁ、もっとこうしたらいいのに、なんでこうならないんだろう、とかね。
口にしないんだけどね(笑)
思ってるだけの煮え切らない俺は本当に嫌な奴だねw


まぁ、でも、これ!というほどの絡みはないのですよね。

その次の『simplwinds』ではむぅちょは音響でSEのサンプラー担当。
殺陣の時にキンキンカンカン音を充ててくれました。むぅちょにとって初めての経験。四苦八苦して、申し訳無さそうにして、私のせいでせっかくの格好いいシーンが台無しになってしまってる!って悔しくて悔しくて頑張ってくれてたっけ。


稽古中は何度も『うぉーい!』『しっかりしてくれや!』って思った。
言わないけどね←
でも、今回は前回のソレとは違くて、板上にはいないんだけど、あぁ一緒に闘ってるんだなって感じたから。
むぅちょが適当な奴だったら簡単に言えたのに(笑)


で、ここで俺が結婚&就職で戦線離脱。


『nextBLUE』では、これまた植田とダブルキャストで、またまた俺にとって思い入れのある7con初参戦作品の再演『BLUE』シリーズ。
トイトイって役はね、7conの作品の中でも特に素敵な役だと思うのね。
この役をあててくる当たり慎吾さんの期待というか、むぅちょそのものというより、その伸びしろに対する期待みたいのがあるのでしょうなー、と無駄に稽古場に行きながら思っておりました。


俺が残念ながら出られなかったのでここでも絡みはなし。


その次が『futureplace』
むぅちょが初めて7conを見た『Place.Space.』の再演作品。

作品のテーマもなんだけど、むぅちょの役は唯一、他の役と違って主人公の過去に直接的に関わらない役ってなとこで、そーゆー部分で難しかっただろうなー。
俺が自分で選べるのであれば絶対に選ばない役(笑)

で、主人公の過去に思いっきり関わっている俺の役は、もちろん絡みなし!!w
どんだけなんじゃい(笑)


関西公演を挟んで


『StrongPunch』
むぅちょが演じたのが主人公の『心』の半分。
こころ!!??
こりゃ絡みねーぞ!と思ったそこのアナタ!ないんですよ(笑)

個人的にはこの時、むぅちょが演じた『キミ』という役が好きでしてね。
あ、違うな。役というより、むぅちょの表現が好きでしてね。
全体的にではないんだけど、『キミ』が心として復活してくるときの一言。
その一言だけなんだけど、むぅちょの芝居が凄く好きでしたね。

言葉としては簡単は言葉なんだけど、それ故にキチンと表現するのが難しい一言。
勢いだけでごまかして欲しくない、そんな一言なわけです。
『StrongPunch』は大千秋楽がお客様のアンケート投票でキャストが決まるというドキがムネムネな試みでして、村中は惜しくも選ばれなかったんですけどね、俺は先に書いた一言の台詞が凄くすごく好きだったからなんだか悔しくてねーw
柄にもなく、そんで珍しくそんなことを本人に伝えてしまったのですよ、キャスト発表した直後の劇場で。

誰もが選ばれる!と思っているわけではないけども、少なくとも選ばれたい!とは思っていて、ダブルの相手と比べてどうこうとか思ってるわけじゃないけど、選ばれた側と選ばれなかった側がいて、相手をリスペクトしてる故に悔しさも倍増なのかなー。

俺の空気を読まない村中への一言で、泣かせてしまいました(笑)
そうそう。
『人が一生懸命我慢してるのに、なんでそーゆーこと言うんですかーーー!』
ってボロボロ泣きながら言うてたw

何かに対する想いの強さで涙を流す人を見ると無条件に尊敬してしまいます。
俺はそんなに強く想えているだろうかってひたすらに自分がちっぽけに思えてきてね。


むぅちょはね、責任感が凄く強くて、だから努力を惜しまなくて、でも、不器用だからその成果は簡単には見えてこなくて、、、愛おしいやつなんですよw



そんなむぅちょがね、
先日終えたばかりの『switch×switch』では色々ありまして急遽ダブルキャストからシングルキャストになったわけですよ、別の役でね。


本人が何をどう思って引き受けたかは知らないけども、そーゆー性格のむぅちょだから、責任やプレッシャーばかり背負わせたら本当つまらんなーと思ってね、せっかくなんだから『楽しんでね♪』って稽古で会うよりすぐに伝えたくて、ひとまずラインしたんですよ。
元々俺は、シングルキャストなら裏班は違う役をやってみたい人間で、何度か直談判してるくらいなんでね(笑)

何度目かの稽古でね、なんとなく本当、冗談みたいな感じでね『むぅちょがどっちの役でいま立ってるのかわかんなくなる(笑)』って言ったのですよ。


そしたらその夜『役をキチンと演じ分ける為に、自分のビジョンを明確にしたいんです!何かアドバイスいただけませんか!』って言ってきてねw


真面目でしょ?
俺は半分以上ただの冗談だったし、んなもん役が違うんだから、ビジョンも何も見えてるものも求めてるものも別物だし、自分の感じたその役をそのまま演じたらええやないか!と思ってしまったけどもね、


そんな邪険に言えないよー(笑)
こんなに一生懸命でさ、俺のことを頼ってくれてる後輩に『んなもん知るかい!』みたいに?言えないよーw


かと言って大したことも言えず、当たり前のことを何個か言うて、また何か気づいたら言うね!ってうまく逃げるこすい先輩です僕はw



もうね、そこからは俺も必死よ(笑)
半分以上は頼りがいのある先輩を演じる為なんだけどさw

台本片手にギラギラして稽古みて、気づいたとこは速攻でペンを走らす。
今回の台本、自分の出てないシーンまできたねーんだ、色々書き込んであって(笑)

で、稽古終わり帰りながらむぅちょにここはあーだこーだ、あそこはあーだこーだと言いながら帰るわけですよ。この時間が楽しいんだけどね。
真剣に聞いて、でも聞くだけじゃなくて自分が理解できなければ、どーゆーことですか?ってちゃんと聞いてくる。向上心を持って向き合ってくれる相手とのセッションは何事にも代え難い至福の時間です。
分からなければより噛み砕くし、必要なら実際にやってみせる。言葉のチョイスを変えてみる。
これは俺にとっても相手に伝える教えるという表現の稽古であり、挑戦であり、勉強でしたね。


で、散々色々と偉そうに言いたいこと言いたいように言って、次回の稽古になるわけですよ。


今回のむぅちょの凄いなって思ったところは、その散々に言われたことをちゃんと消化して稽古にきたところ。

毎回、みんな稽古でダメ出しもらって次回の稽古にそこを改善してくるべく努力を重ねてくるんだけど、変わってなかったり、手が回りきらなかったりって割とザラにあります。

むぅちょも、そりゃ全てが全てパーフェクトってわけじゃないけど、改善された部分と、しきれなくてもその努力というか、抗った様子がちゃんと見えて、あぁもう少し!惜しい!ってトコまではちゃんと持ってきたんですよね。

先にも書いたとおり真面目で努力家な彼女ですから、こんな俺のことを信頼してやってきてくれてるんでしょうね!健気。+゚(゚´Д`゚)゚+。


でも、本当に嬉しかったのは、稽古して演出からダメ出しを貰ったときにね、『むぅちょgood』って言ってもらえてね、その前の稽古では色々とダメ出しもらって、俺としてもあーだこーだと色々言うたシーンで、俺も前回より凄くよくなったそのシーンを見て、うんうん!って思ってたんだけど、そこを演出からもちゃんと評価してもらって、俺はそれだけでもむぅちょよく頑張ったなーと思ってんだけどね、演出からのその言葉を聞いて嬉しそうに俺のほう見て小さくガッツポーズするむぅちょがいるわけですよ(笑)
俺、一瞬泣きそうになっちゃったw


芝居だけじゃなくてね、誰よりもバスケの練習の為にコートに足運んでたのもむぅちょじゃないかな。
もちろんみんな頑張ってたし、知らないところで努力もしてると思う!
伸びしろっていう意味ではザッキーなんか物凄くバスケうまくなったし!最初ヤバかったから(笑)



その後も通し稽古すれば稽古帰りに飲んでる俺のところに飲まずに先に帰ったむぅちょから『お疲れのところすみません。今日のあそこのシーンなんですけど、こうするにはどうしたらいいですか?お手すきの時で構いませんので教えてください!』ってラインがくるわけです。


もうね、こうなってくると俺の何か変なスイッチ入ってるからね!なんとかしてあげたい、努力を報わせたい!ってね(笑)


これはむぅちょに限らず今回の座組は特にそうだった。
バスケの面でも、いろいろとみんなにアドバイスしたり厳しいこと言ったりもあったけど、みんな吸収しよう!って真摯さが凄く伝わってきて、、、


ツネや芍チャンなんかもそうだね、

ただ努力するだけは誰にでも出来る。それだけでもしんどいけどね。
でも、さらに自分で求められる人は吸収のスピードが違うのかな。
みんな素材として最高で、フラットに吸収してくれるから、より良い相乗効果がうまれたのでしょう。



あ、今回は村中友香の話やった!


稽古もほんと終盤になると俺もいろいろと他にもやらにゃならんこと多くてみてあげられなかったのだけれどもね、

公演終わって、我が家で肉の塊食うて、翌日かな。


昨日は御馳走様でしたーって話から今回の舞台の件でのお礼のラインがきたんです。


一部をそのまま載せちゃいます。むぅちょに何の許可もとってないけど(笑)



【switch×switch】でたくさんのアドバイス本当にありがとうございましたっっっ!!
今回、ゴリアテ、オリエを素敵に導いてくれたのは愛海さんのお陰でした✨
それに、2役になった時も
よろしくねってお声がけ頂いたのはめっちゃっっっ!
嬉しかったですっっっ!

あとw勝手な野望でw
愛海さんとは同じ班はあってもw
板上でまだ芝居で絡んだ事ないので✨
是非っっっ!!
一緒にやれるように
今後も頑張りますっっっ!
(*´艸`*)



できる子やろ?村中(笑)

単純に凄く嬉しかったよねー。
もちろんこの座組を導いてくれてるのは某金子氏です♪

でも、そのガイドとして少しでもむぅちよのアドバイスになれていたらと思うと、この言葉は凄く凄く嬉しかったですね。


結局、今回もがっつりとした絡みなし(笑)


以前はそうでもなかったけど、毎公演、成長して吸収して大きくなっていく村中とそろそろ本当に板上でがっつりとぶつかり合ってみたいものなのです。
そして、まぁ、ソレはただの俺の密かなワガママなので、これからもまだまだ成長するであろう村中を単純にワクワク見ていたいのであります。


むぅちょとは何かとプライベートでも仲良くしてもらってるからね、今後も末永く青島家とお付き合いしてもらえたらと思いますね♪




アカン!

えらい長くなってしまった(゜Д゜;)



とりあえず、今後の村中友香に皆さん注目でっせ!!



以上、俺の好きな何かを黙々と綴る。
村中友香編でした(笑)


次回は
俺の言われて嬉しかった一言を掘り下げて黙々と綴る。


です。

短くまとめます!できるだけ!!w
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