最近はお腹の調子がとても安定しています。

そのおかげで、新しい食材にも少しずつチャレンジできるようになりました。

新しい食材を試すときは、今も変わらず薬膳粥から。

いきなり手作りフードに加えるのではなく、まずはお粥に一品だけ加えて様子を見ます。

この方法は、闘病を始めた頃からずっと続けている、我が家のルールです。

前回の抗がん剤治療中は、軟便や血便、粘膜便が続き、お腹がとても敏感な状態でした。

食べられるものは本当に限られていて、卵やさつまいもなど、消化にやさしい食材が中心。

「今日は食べられるかな」「お腹は大丈夫かな」と、一つひとつ確認しながら過ごしていました。

でも今は、その頃とは少しずつ景色が変わってきています。

新しい食材を薬膳粥で試し、問題がなければ手作りフードへ。

そんなふうに、一歩ずつ食べられるものが増えてきました。

最近うれしかったのは、昆布です。

昆布はミネラルが豊富で、抗がん剤治療中も積極的に取りたい。食材でもお腹が緩くなり食べることができなかったので以前は、昆布は出汁を取るだけ。

その戻し汁でお粥を炊くことしかできませんでした。

でも今は、やわらかく煮た昆布を細かく刻んで、お粥の中に入れても、お腹の調子を崩さずに食べられるようになりました。

ほんの少しの変化かもしれません。

でも私にとっては、「食べられる」が増えた、とても大きな一歩です。

焦らず、一つずつ。

これからも、この子の体調を見ながら、季節に合った食材を少しずつ取り入れていきたいと思います。

食べることを楽しみながら、この子の毎日を支えていけたらと思っています。