しかし、見た目も去る事ながら、本当に驚かされれたのは、これが実際に本物を作るときのための練習台として作られたということ。
かなりの手間や時間をかけられた練習台とは言い難い、正に「十分過ぎる備え」。プロとしての強い責任感やプライドを感じます。
これには遠く及ばないが、たまの休みに有名建築を見に行くこともコレに当たるのではないか?と思うことがある。一生のうちにこんな仕事に携わることはできないのではないかと思いつつも、ひたすら写真やスケッチで記録をする。
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館/栗生明+株式会社栗生 総合計画事務所
対価を求めない、仕事に対する情熱から生まれる「十分過ぎる備え」である。