イングランド・プレミアリーグの22/23シーズンが開幕しました。


  試合結果

BUR 0-3 MCI

 ハーランドが2得点の大活躍。今季もハーランドがとりまくる予感。

 ロドリ、コバチッチもよかった。ロドリは守備はもちろん、積極的に攻撃参加していた。75分にはゴールを決めて、この試合1ゴール1アシストの活躍だった。

 コバチッチは前半途中に負傷したデブライネに代わって出場し、マンCデビューを果たした。難なく自分のタスクをこなしていた印象でボールロスト後のプレスがよく効いていた。経験が豊富なので、すぐにフィットしそうだなと思った。

 新戦力で言うとグアルディオルも後半途中から出場。マンCデビューを飾った。

 バーンリーはプレミア王者の力を見せつけられた形となった。しかし、前半は前線からのプレスがよくて、チャンスを作っていたシーンもあった。



ARS 2-1 NFO

 アーセナルが苦しみながらも勝点3をゲット。

前半にエンケティアとサカのゴールで2点をリードして折り返すも後半にエランガのゴールで1点差に迫られら形となった。

 試合自体はほぼほぼARSがボールを保持する展開。ボールをロストした後のリカバリが素晴らしかった。マルティネッリ、ハヴァーツの動きが特によかった。

 ゴールシーンではサカのゴールが素晴らしかった。右サイドからカットインしてシュート。弧を描きながらゴール左上に突き刺した。今節のベストゴール。

 デビュー戦となったライスはメンバーに指示を出しながら試合に出場していて、早くもチームの中心になりつつあると感じた。

 同じくデビュー戦のティンバーは負傷交代。報道によると長期離脱となるとのこと。新戦力がいきなりの離脱。残念だが、冨安に期待したいところ。

 フォレストは80分あたりから反撃に出て、その流れで途中出場のエランガがゴールを決めた。



SHU 0-1 CRY

 エドゥワールのゴールでクリスタルパレスが勝利。アイェウの攻撃が目立っていた。



EVE 0-1 FLU

 デコードオーバーリードのゴールでフラムが勝利。A.ペレイラのアシスト、よく見えているなと思った。

 フラムは再三ピンチを迎えていたが、GKレノがよく防いでいた。

 エバートンはイウォビが枠内シュート2.3本打っていて積極的にゴールを狙っていた印象を受けた。



BHA 4-1 LUT

 マーチ、ジョアン・ペドロ、アディングラ、ファーガソンのゴールでブライトンが勝利。

 先制点はマーチのゴール。引いて守るルートン守備陣をなかなか崩せない中、36分、三笘からの絶妙なクラスを頭で合わせたゴールだった。

 2点目を決めたジョアン・ペドロは、これがブライトンデビュー戦。自ら得たPKをきっちりと決めた。

 途中出場のアディングラはプレミア初ゴールをデビュー戦で決めた。1点差に詰め寄られた直後の得点で流れ的に大きなゴールとなった。

 ファーガソンにも得点が生まれ、前線の選手が結果を残した試合となった。

 プレミア初昇格のルートンはプレミアリーグのレベルを痛感した試合となり、初勝利は次戦以降に持ち越しとなった。

 印象に残った選手はWBのカボレ。スピードがあってリカバリも早かった。三笘に対してもドリブル突破を許さなかったし、攻撃にもよく絡んでいた。

 また、CFのモリスも高さがあって、相手に脅威を与えていた。後半にPKで得点を決めたし、決定機も2回ほどあった。



BOU 1-1 WHU

 ボーウェンのゴールでウェストハムが先制するもソランキのゴールでボーンマスが同点に追いつき、引き分けとなった。

 ウェストハムのフォルナルスのボール奪取から先制点が生まれた。ナイスプレーだった。



NEW 5-1 AVL

 好カードの試合はまさかの大差がついた。

 ニューカッスルは新戦力のトナーリ、バーンズが共にゴール。いいデビュー戦となった。

 トナーリは開始6分でゴールを決めて、早速サポーターの心を掴んだ。

 バーンズは後半の途中から出場して1ゴール1アシストと結果を残した。

 その他、イサクが2ゴール。後半アストンヴィラのペースで試合が進む中、相手ペナルティエリア内でボールを奪取してループで決めたゴール(2点目)が大きかった。あそこでループシュートを選択する落ち着きも見事だった。

 アストンヴィラは守備面で課題を残した。点を取るために前がかりになっていた部分はあると思うが、相手選手をフリーにさせてしまうシーンが多く見られ、裏を取られるシーンが目立った。また、ミングスが前半の途中で負傷交代したのも痛かった。

 いい面としては、新戦力のディアビがゴールを決めたところだ。

 


BRE 2-2 TOT

 トッテナムはロメロのゴールで先制。その後逆転されるもエメルソンのここしかないっていうところを一発で仕留めて同点とした。

 トッテナムデビュー戦となったマディソンは2アシストを記録。いきなり大活躍だった。

 ブレントフォードはエンベウモ、ウィッサのゴールで2点を奪った。

 2点目をアシストしたヘンリーはスピードがあっていい選手だなと改めて感じた。チャンスメイクをしたり、ゴール前に飛び込んだりと積極的な攻撃参加が目立った。



CHE 1-1 LIV

 ルイス・ディアスのゴールでリバプールが先制するもディサッシの移籍後初ゴールでチェルシーが追いつき、ドローとなった。

 チェルシーは両サイドバック、リース・ジェームスとチルウェルの攻撃参加が目立った。特にチルウェルは外からクロスを上げたり、中に入ってシュートを打ったりと攻撃のいいアクセントとなっていた。

 エンソ・フェルナンデスもよかった。中盤でボールをロストしないし、味方にいいパスを出していた。去年よりパワーアップしている印象を受けた。

 守備陣ではチアゴ・シウバのここぞの場面でのボール奪取、コルウィルの守備から攻撃への切り替えがよかった。コルウィルの絶妙なスルーパスは相手にとって脅威となっていた。

 リバプールはデビュー戦となったマクアリスタがよかった。先制点の場面では攻撃の起点となるパスを出してチームに貢献していた。

 ルイス・ディアスのゴールをアシストしたサラー、こんなところを通すのってところにパスを通していった。あれはすごかった。

 守備陣ではコナテがスピードを活かしたいい守備をしていた。また、GKアリソンの好セーブも光った。

 


MUN 1-0 WOL

 マンUがヴァランのゴールを守り切って辛勝。ウルブズのプレー強度が高くて最後まで苦しんだ。

 そんな中、マンUはGKオナナがデビュー戦でクリーンシートを達成。守備範囲が広くて最後までゴールを許さなかった。終盤にファウルとも見られるプレーはヒヤッとした。

 ウルブズはマテウス・クーニャ、ネト、サラビアの前線3選手の動きが連動していて非常によかった。前への推進力もあり、自陣でボールをもらっても相手ゴール前まで運んでシュートを打つ場面が多く見られた。



  ベストイレブン

今節のベストイレブンはこちら👇

GK

LIV

アリソン

DF

LUT

カボレ


MUN

ヴァラン


LIV

コナテ


CHE

チルウェル

MF

MCI

ロドリ


CHE

E.フェルナンデス


ARS

サカ


NEW

トナーリ


ARS

マルティネッリ

FW

MCI

ハーランド



  全体の感想

 アディショナルタイムが長すぎると感じた。今シーズンからより厳格に取るとのことだが、ちょっとやりすぎかなと思った。



  怪我人情報

 開幕戦でいきなりアーセナルのティンバー、チェルシーのリース・ジェームス、マンCのデブライネが負傷で離脱した。

 リース・ジェームスはいい選手なんだけど怪我が多すぎる。今季からキャプテンに就任して期待していたのにちょっと残念。


  移籍情報

 チェルシーがブライトンからカイセド、サウサンプトンからラビアの獲得を発表した。

 カイセド、一時、残留報道も出ていたけど結局移籍した。エンソ・フェルナンデスとのコンビは非常に魅力的。


 リバプールが遠藤航の獲得を発表した。ボランチのポジションは手薄なだけに遠藤にとってはポジションを掴む大チャンス。活躍してほしい!


 ウェストハムがサウサンプトンからウォード・プラウズの獲得を発表した。ライスが抜けた穴を経験豊富なウォード・プラウズがどう埋めるか注目。ウォード・プラウズのフリーキックがまた見れるのは非常に嬉しい!