年長者を大切にする社会についての思索
私は年長者を大切にできているか。
親孝行はできているか。
今の私がこうしてブログで自由に精神を鍛えることができるのは、年長者の皆さんのおかげである。
偉大なるパイオニアとなる人がどこの世界にもいらっしゃる
その偉大なるパイオニアの皆様に
平伏すようにして
敬意を表したい。
その時の凝縮された思いこそ祈りであり
謙虚さ抜きではいられない
深い畏敬の念を持って
感謝せずにはいられない。
私の祖母の話を書いてみようと思う。
私の祖母は、もう、九年前に亡くなった。
明るくチャーミングな祖母でした。
そう、僕に、初めて
「本を読みなさい」と渡してくれたのは、祖母だった。
僕が高校を中退し、引きこもるようにして、自宅で苦悶を繰り返していた時に渡してくれたのが二冊の文庫
一冊は内田康夫氏の「鐘」
もう一冊はタイトルは忘れてしまったが。
祖母は、本を二ページめくると眠たくなると、実際にうつらうつらするジェスチャーを交えながら、ユーモラスに話してくれた。
そんな祖母が、わざわざ街の本屋にスクーターで行って「若い子が読む本は何ですか?」
と店員に聞いて、店員が渡したのがこの二冊の文庫である。
わざわざ、買いに行ってくれたこと
そして、若い子が読む本は何ですか?となりふり構わず聞いてくれたこと
切羽詰まった私だったがとても切ない気持ちになったことを思い出して、今その時のまんま同じ気持ちを味わっている。
泣いてしまいそうになるくらい切ない。
私の人生何にも良いことなかったわ、何やったんやろと
何年かあとに呟いていた。
祖母は、NHK連続小説が好きだった。
昼の15分または朝の15分を楽しみに見ていた。
母と祖母は、人並みに衝突もよくあったが
NHK連続小説の話になると、お互いよく喋りまくっていた。
僕は話についていけず、ぼんやり二人を眺めていた。
私が、創価学会に出会ったのは、そんな祖母の死がきっかけだった。
僕の今の読書経験のスタートは、紛れもなく
祖母がくれた二冊の文庫だった。
お体大丈夫ですか?
夜遅かったようなので心配しています。