クリスマスの間


出張先から 食べた食事の写真が送られてきたり


接待がどうだったとかいうメールが来たりした


私はどうにか 会いたいと思い


冬の花火大会に誘ってみたりしたけど


本社に行かなきゃならないからと断られてしまった・・・




どうやら この人 本当に時間がなさそうだ・・・




引越しは年末


クリスマスが終わってあと数日・・・


もう 時間がない


だけど 彼にも時間がない


もう会えない



しかたない



初めは 転勤先に遊びに行こうかな


なんて思っていたけど


忙しすぎる彼との時間が空けば空くだけ


色々と考えてしまった


燃え上がりそうな気持ちも


くすぶり始めた



たぶん この先どうにもならない


なったとしても こんなに忙しい彼を相手に


寂しさや不満が募るだろう




2009年も終わる


3月にはあいつの試験も終わる


手ごたえのない恋はやめて


あいつに賭けよう



こうして 2010年からは


スッカリ気持ちを切り替えた



サークルで好きになった人のことも


転勤してしまった○○さんのことも


もうメールもしないし 考えないことにした



それが 思ったよりスッパリできた




次の日 勇気を出してメールしてみた


「昨日はお疲れ様でした。


東京は近いので、是非気分転換にまたサークルに来てください。


連絡いただければ駅まで送り迎えしますよ」」




すると、しばらくたってメールが来た


それは、本当に業務的なサークルへの感謝と、


仕事でちょくちょく来るので、機会があればまたお会いしましょうといった内容のもの。



これでは アカーン!!!




そう思って 色々と内容を練る


練り練り 練り練り 考える




「ところで○○さんは、何年生まれですか?私は19○○年○月生まれです。」


「僕は19○○年○月です。同級生ですね」




おぉ~!!!年下と思いきや、彼は早生まれなので同級生だった!!!


生まれ育ちはここではないが・・・



「年も近いし、せっかく仲良くなったのに残念です」



そんなメールをやりとりし



「これからバイトです」


と送ると


「いってらっしゃい。僕はこれから出張です。」


なんて返事が来たりした。




そんな のんびりとしたやりとりをしながらも 


迫り来る転勤の時が気になって仕方なかった。


どうにかして彼を連れ出さないとっ!!!



そして また作戦練り練りするのでした・・・



そのお見合いの2日前だった


サークルで忘年会があった


言い寄られた人と 好きだった人が幹事の会だったけど


仲間が好きだから参加した



くじ引きで引いた席にみんな座ることになっていた


サークルなのになぜか 男女交互に座る


到着が早かったせいか まだほとんど人がいない


幹事は端に固まって座っていたので


気まずい会話をしなくて済んだ


隣に座った人が独身同士だったら 運命の人だなんて


だれかおじさんが言った



すると 私の隣を引いたのは


なっなんと!!


あの!!!


転勤してしまう ○○さん!!!


最後の最後にチャンスがやってきたぁ~(〃∇〃)



仕事が忙しいと 制服のままやってきた ○○さん


テニスではほとんど話が出来なかったけど


最後の飲みで ようやく 話ができる!!!ヾ(@°▽°@)ノ


もう 好きだった人なんて 関係ないっ


ベストを尽くしますっ



と ちょっと緊張しながら 話をしてみる


向かいに座っている 少し年上のお姉さんも話しに加わってくる


じゃまぁ~(`×´)


と思いつつも 会話を盛り上げてくれるので 助かる



「会社でディズニーランドへ行ったとき、みんな奥さんと来てるのに


オレは先輩の子供と一緒に乗り物に乗ったんですよ」と彼が言うと


「ディズニーだったら、いつでも付き合ってあげるよ~」


なんて軽々しく言うお姉さま・・・


「私も行きますよ~」とようやく出した私の一言



やばいっ (・ω・;|||


完全に押しが負けてる!!



宴もたけなわになったとき


勇気を出して 聞いてみた


「連絡先 教えてもらってもいいですか?」


断られたら嫌なので ぐじゃぐじゃ言い訳したりしながら


すると


「いいですよ」



好感触っ (*⌒∇⌒*)


誰が見ているかなんて気にしないで


堂々と 赤外線する二人・・・



遠くに行っちゃうけど うまくいったらついていっちゃおうかなぁ~*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




2次会の会場に移る


ロビーのツリーの前で 飾りをぼ~っと見ていると


彼が話しかけてくれた


仕事の内容の話なんかも ちょっとしてくれた



カラオケも隣に座った


結構普通に歌うんだぁ~


そう思ったら 近年カラオケを避けていた私も


昔の血が騒いで 喉も調子よく


色々歌った


音をはずすと 彼が微笑んだ


恥ずかしいけど うれしかった



2次会が終わる頃には


ほとんど人がいなくなっていた


みんなに名残惜しいさようならを言った


車の近くで


好きだった人


私を好きだとうわさの人


そして ○○さんが一緒にいたので


みなさんに 挨拶をして


ほっこりした 気持ちで 帰路に着いた



終わりだけど 始まり


だったらいいな・・・