緊急事態宣言延長で閉塞感延長がもたらすもの | 心の健康をサポートするカウンセラー 松田大亮 in 徳島

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キャンプセラピスト
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緊急事態宣言延長…

 

 

 

相変わらずまだ営業しているパチンコ店、営業を続ける飲食店、人がいっぱいのゴルフ練習場、河原でバーべキューする若者や家族、買い出しに出る人、公園に行く人…

マスクをしている人していない人…

 

 

 

テレビでは連日、そうした人たちの姿が報道され、その姿が非国民のように取り上げられています。

 

ほら、今は緊急事態なんだから、国民みんなでお上の指示に従わない人たちを糾弾しましょう!どんなに罵声を浴びせたって、咎められませんよ。なんてったって、悪いのはあの人たちなんだから…

 

 

他人攻撃することに、そんなお墨付きを与えているような、なんだか閉塞感を感じてしまうのは僕だけでしょうか?

 

 

 

国民の相互監視…

 

 

 

 

かつて、そんな時代があったのではないでしょうか。

 

 

僕がまだ生まれる前の出来事です。

 

 

 

戦争…

 

 

 

戦時下の日本では、お国のためと教えられ、それぞれの国民が地域の人たちをチェックしあい、お上に逆らうもの、みんなと同調しない人を糾弾したのは、こんな風景だったのかしらと思ったりしています。

 

 

 

もちろん、実直に一生懸命生きている人たちには頭が下がります。

 

医療や介護を支える人たちは、命がけで他人のために使命を全うしています。

 

この人たちは、他人がどんなに自分のことだけ考えて行動していようが、モラルを外れていようが、そんな人を攻撃している暇なんてありません。

 

目の前の人の命を救うことに必死だからです。

 

 

 

みなさんはの使命は何ですか?

 

 

みなさんが、自分自身ができること、やるべきことは何でしょうか?

 

 

誰かを責めることですか?それがあなたの正義ですか?

 

 

確かに自由を奪われ、家に閉じ込められてしまうと、誰かの粗探しをして、他人を攻撃することしか楽しみがないのかもしれません。

 

 

ですが、それを煽っているのがマスコミのようにも思えます。

 

 

 

 

 

かつての暗黒の時代に戻りたいですか?

 

 

私たちは、あの時代を反省したんじゃなかったんでしょうか?

 

 

マスコミは、自分たちのその影響力をもっと国民の気持ちが前向きになるような方向に使ってほしいなぁと思います。

 

 

 

政府だって、国のリーダーだって、あまり賢い人たちとは思えませんが、それでも今のこの状況をなんとかしたいという善意は、私たちと同じはずです。

 

誰かを責めたって、ウイルスが消えるわけじゃない。

 

 

 

責め心は誰しも持ってしまうのは分かります。

 

それは、ため込んでしまうと、精神衛生上、よくないのかもしれません。

 

 

でも、吐き出すタイミングとマナーは、TPO、つまり時と場合を理性的に判断してわきまえまたいものです。