マンガって、侮るなかれ…人生の学びがいっぱいあるんです。
メジャーという人気の野球マンガ
その中で、めちゃくちゃ響いたシーンを紹介します。
主人公の海道高校という名門の野球部で、茂野吾郎と一緒に練習をがんばってきた仲間が、自分の力に限界を感じ、野球部を辞めることを決意したんです。(31巻第5話)
その時に周りが引き留めるようとするんですが、
「才能の違うおまえらに、頑張れだの努力しろだの気軽に言われたくねぇ。努力したってレギュラーになれねえ奴はなれねえんだ」
と言い返されるんです。
すると吾郎は、「本当に才能がねえと言い切れるだけの努力はしたのか」と言うわけですよ。
すると、そいつは、「もちろん努力してきた…精一杯頑張ってきた」と。
で、去り際に吾郎とたまたまサイズが同じだったんで、そいつはスパイクを吾郎にくれるんですね。
で、吾郎は「この前3足目のスパイクをはき潰したところだから助かる」と言って受け取るんです。
その時、その言葉にハッとするんです。
自分はまだ1足目使ってたのに吾郎は、もう3足も履き潰すほど練習していたのかと気づくんです。
そこでの吾郎の一言
「他人にやらされてた練習を努力とは言わねえだろ」(31巻P119)
これ、響きましたねぇ。
私たちは、子どものころから、「自分で決める」という経験をあまりしてきていないように思います。
なんのために宿題をするのか
なんのために受験勉強しているのか…
そんな疑問を持たずにただ親や先生から言われたことをがんばってきたものです。
やらされることをがんばるのはしんどい。
だから「しんどいこと=努力」だと思い込んでいる。
なので仕事でもそうです。日々与えられた業務を一生懸命こなしていると、自分は頑張っている、努力しているという風に思ってしまう習慣が付いてしまっているんです。
でも、そんなことは「やって当たり前」
仕事ならば、給料もらってるんですから、社会人として、目の前のことを一生懸命するのは、前提中の前提です。
それをクリアした上で、プラスαとして自分の知識やスキルを磨く、そして自らの目標に向かっていくことが本当の努力と言えるんじゃないでしょうか。
努力とは誰かに与えてもらうことではなく、自分で自分を育てること
…そう …それが努力なんだと思います。
生まれつき才能のある人なんていない。生まれた時のスタートラインは、みな同じだそうです。
「イチローだからできた」
「孫正義だからできた」
「エジソンだからできた」
ではなくて、彼らはそれ相応の他の人の数倍の努力をしてきているんですよね。
その「努力」とは、言われたことを頑張るだけじゃ、努力をはじめる前の下準備にしかなってないんですよ。
僕もまだまだ甘ちゃんだったですわ。
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