速報!と言っても一晩経ってしまいました💧




昨夜

地域情報番組「かんさい熱視線」


5月28日(金)19:30〜19:55

NHK大阪放送局制作


「私たちは"宗教二世"

見過ごされてきた苦悩」




NHK+プラス



この「かんさい熱視線」は、関西版「クローズアップ現代」と位置付けされている、25分間のドキュメンタリー番組です。


2008年4月より、「クローズアップ関西」に代わって開始された、このルポルタージュ番組は、

過去に好評だった放送内容については、後日全国放送の「クローズアップ現代」で取り上げられた事もあるとの事です。

(今回もそうなって欲しいものです)



今回、エホバの証人と統一教会を対象に、50人以上の方を取材したとの事。

関西圏だけではもったいない内容でしたので、一部を抜粋してお知らせします。


また、NHK+プラス を使って、視聴できる様です。(無料登録が必要)



今回の番組の特徴的な点として…

  1. 人権問題・社会問題としての番組骨子が貫かれていた。
  2. 内容の大半がエホバの証人を扱っていた。(当事者映像あり)
  3. 根拠となる協会の内部文書をモザイク処理した上で公表。
  4. さらに教団側に回答を求めている。
  5. 自助、支援のあり方を模索。
  6. 家族、個人の問題だけでは解決しない、社会問題としての問題提起


以下、太文字は、アナウンサーが特に強調して発音していた単語や文章。


導入部

今、ネット上に広がる「宗教二世」という言葉…

親が信じる宗教を信仰する事 を求められた子供達が、抱えてきた苦しみを訴えて始めています。



彼らは自らを「宗教二世」と呼び、声を上げ始めています。

その多くは1970年代以降に注目を集めた、一部の新宗教の信者を親に持つ人たちです。


「進学や就職、結婚」といった人生の節目で、自由が失われたと、SNSなどを通じて主張する人が増えています。





憲法第二十条には…(以下読み上げ)

誰にでも、信じる自由と信じない自由が保証されています。

今回の番組では、複数の新宗教の信者と、その子供、50人を超える当事者を取材しました。


見えてきたのは、子供の信教の自由をめぐる見過ごされてきた課題です。



(これを近田アナウンサーは、ゆっくりと声を出して読み上げる)











関西在住の20代「井上さん」(仮名)
両親が信仰する宗教の、現役の信者です。
自分たちの苦悩を知って欲しいと取材に応じました。
幼少期から、教団が主催する集会に週3回参加してきた井上さん。「布教活動を熱心に行うよう、求められた」と、言います。




「疑問も感じる事なく、生活していた。」



小学生の頃、教団の教えで「七夕や誕生会などに参加出来なかった」という井上さん。




クラスに馴染めず、友達はほとんどいませんでした。




高校生の時、大学進学を選ばす、布教活動に専念する事を決意します。
それが、信者として当たり前の事だと思い込んでいたと言います。



自分の時間もエネルギーも収入も社会的な地位も全部犠牲にして布教活動するのが、一番自分にとってもいいことで、それが、特に若い人の最高の生き方であって、一番神様が喜ばれる事だから、という風に教わった。



今回入手した、教団の内部文書です。

信者にどのような行動を求めるか等、230ページに渡り、示されています。




この中では、一定の立場に就くと、「年間840時間の布教活動が求められる」としています。

井上さんも、この教えを守るため、高校卒業後、定職に就かず、アルバイトを転々としながら布教を続けました。



インターネットの利用も制限され、教団外の人々との接触を避けるよう、求められていたといいます。


自分達は、世間一般の人とは違う存在だから、距離を置きなさいと…。
正しい答えは、本当に…「神のみぞ知る」くらいの考えだったので、、、。笑

⚫︎⚫︎⚫︎

布教活動に専念して2年余り。
井上さんの中に信仰への違和感が生じ始めます。

高校時代の同級生が、学業やサークル活動など、充実した大学生活を送っている事を知り、自分との違いに気付いたと言います。

ある時、制限されていたインターネットを見たという井上さん。




経済的な困窮・親からの体罰…
他の二世たちが苦悩を訴えている事を、初めて知り、信仰心が大きく揺らぎました。

「ずっと信じて来たものが、真っ向から否定され、もう足元から全部地面が崩れ落ちる感覚になって、大学を犠牲にして得たものが、特に何もなかったのかもしれない、と思うと、むちゃくちゃ悲しいですね。」


〜つづく