マルティニーク島からの上質なラムを片手に、軽めのラムを使ったカクテルも美味ですが、じっくりとストレートで味わってこそというビンテージフレンチラムを二種ご紹介させていただきます。

ひとつは1842年創設の小規模家族経営ラム、ラ・ファボリット。大手傘下に入る蒸留所がほとんどというフレンチラムの中で、家族経営を貫き細部までこだわったラム造りは、多くのラムファンから熱い支持を受けています。
見るからに上質そうなこのボトルは数あるストックからセラーマスターが厳選した樽を合わせたフルーティで奥行あるトップクラスのラム。コニャックとバーボン樽による熟成でボトル№を1本1本入れて作業でワックス掛けまでしたこだわりの品。マルティニークを代表する一本と言ってもいいでしょう。

もうひとつは日本でも長年愛されてきたブランド、J.バリーの2003年です。
90年代中頃には50、60、70年代のJ.バリーがずらっと酒屋に並んでいたのを懐かしく思い出すオールドファンもいらっしゃるかと思います。
J.バリーの持ち味はなんと言ってもその繊細で優雅な香りと、ドライフルーツやスパイスの風味が複雑に絡み合った重奏的な味わいです。
2000年代初頭のこのビンテージはすでにJ.バリーのカタログにも記載がなく、在庫限りとなる貴重なストックです。

シングルモルト以上にバックビンテージの入手が困難なオールドラム、特に上質なマルティニーク島産は手元に置いておいて損はありません!


ラ・ファボリット ミレジム 2013 ブリュット ド フ 48.5度 700ML 28400円(税込)
<テイスティングノート>
熟したフルーツ、焼き菓子の香り。味わいはしなやかでグルメ、香ばしさ、煮詰めたフルーツ。
ドライフルーツとバニラによるエレガントな余韻のフィニッシュ。



J.バリー ミレジム 2003 43度 700ML 18600円(税込)
<テイスティングノート>
ウッディなアロマが、イチジクやナツメヤシのドライフルーツと混じり合う。背後にはコショウをふったナツメグや優しいフィニッシュのダークチョコレートが感じられる。かすかなロースト香をともなった複雑な余韻。