ヤス沼にズブズブはまっている中、
3/20、NHKでヤスくんのドキュメンタリー「ザ・ヒューマン~揺るがない息吹を」が放送された。
このドキュメンタリーは、私をさらにヤス沼はまらせることになり、今までの人生、ジャニタレアイドルにハマることなくここまできたのに、なぜ今このタイミングでヤスくんにハマることになったのか、なぜヤスくんにハマったのか、とても自分自身腑に落ちる内容だった。
とにかくヤスくんの発する言葉、ジャニタレらしくない等身大の言葉の一つ一つが、今の私にとても響いた。
「自分なりに一生懸命生きた、生きれた、だから明日ももう一度頑張って一日生きようってことだと思うんですよ。」
病気になり死をも意識したヤスくんが発する言葉だからこそ重いし、響く。
「うまい歌い手っていうよりもちゃんとしたいい歌い手になりたいです。」「言葉がちゃんと届くというか、歌ってるけど言葉が聞こえてくるっていう歌い手って最高ですよね。」
多分その想いが伝わり、私が「キミトミタイセカイ」のCD購入することに繋がったんだと思う。
「エンターテイメントって何がいいって生きる活力を届けられるっていうのがいちばんでかいですよね。うつむいてる顔を少しでも上に向かせてあげる、せめてまっすぐにでも向かせてあげられたらな、なんて思いますけどね。」
まさしく今、私がこれを求めていたんだと、ピタッとはまったのが関ジャニ∞であったんだと、洋楽であれなんであれ、エンターテイメントって生き死に関わらないってことで今軽んじた扱いを受けているけど、そうじゃない、ヤスくんが言ってくれた事が全てなんだと。
「世の中がこんな状況下なんで、僕の心が逆に元気じゃなかったら届けられるものも届けられなくなっちゃうなっていうのがすごく自覚的にありましたかね。」「自分のパフォーマンスが一公演一公演、自分がちゃんと事前準備をしなかったがために、楽しみにしてお金まで払ってチケットを一生懸命とって見に来てくれた人に出せるはずだったパワーを出し切れなかったって後悔したくないんすよね、失礼だし、まず。」
アイドルとしてステージに立つ機会を失ってる中、ボイトレに精を出しているヤスくん。「失礼だし、まず」という言葉に強い信念を感じると共に、こういう信念があるからこそ、プロのトップアイドルとして地位を確立しているんだと思った。
去年、関西ジャニーズJrと共に配信ライブを行った時の事も紹介されていたが、カメラ割りとか後輩がスポットあたるように要望だしたり、ヤスくんファンには物足りないかもしれないけど、そういうヤスくんだからこそますます好きになる。
もし今こういう配信ライブがあったら絶対見るよ。
「ぼくたちはなにかさいなまれて心を疲弊させていく、それは3.11のときも、今も、今年一年間もそうなのかなと。」
「誰かの幸せが自分の幸せになんねんなぁって言ってることに対して、いやそれほんまに言ってんのかお前それ偽善者やろっていうようなノリですかね、相手はそんな風に思わない言葉でも繊細に受け取ったんでしょうね、偽善者って。」
「何が怖かったんやろ。なにも出来ない無力なことに打ちひしがれてたんかもしれないですね。なんもできひんから。」「結局は行動に起こせているか起こせていないかってだけのことやと思うすよね。なんでもいいんすよ多分やれば、動くことでやっぱりエネルギー届くと思うし動いたことが広がってその人たちの希望にきっと変わるんだと思うから今のコロナ禍の中と一緒なのかもしれないですね。」
2011年3.11に歌を届けたいと思っていたが、もしかしてそういう行動は偽善者なのかという思いに自分が負け何も出来なかった後悔を払拭するかのように、今この時代にも通じるものがあると、今をきっかけに10年越しに歌を完成させた。これこそヤスくんの想いが詰まった詩なんだと。録画したものを何度もリピートして聴いている。
「アイドルってそういうきれいなところばかり見てもらってきたんだけど、等身大っていう意味の、なんかアイドルらしいところがちゃんとあってもいいのかなと思って。自身のそういうところさらけ出すことで批判も買うこともあると思うし、見たくないと言われることあると思うけど、それを知ってもらった上でぼくの人格を見てもらえると、その人自身を応援したくなってもらえるような存在になるべきだと思うし、世の中の病気を患った人たち、まだ葛藤し続けてる人たちとかね、そういう状況下の人たちに」
写真集の撮影、ヤスくんが病気を経て感じた生命の尊さを届けたいという意思から発売された写真集。発売当時、芸能ニュースも目にしていなかったのでこの写真集がどういうものかも当時私は知らず、去年本屋で目立つところに山積みされていたのは目にしていた。アイドルがまた写真集だしたんかぐらいにしか思ってなかったが、アイドルらしくない表紙やなぁとは思ってた。今思えばそういうことだった。
まだ購入していないけど、私は必ずこの写真集を手にし、ヤスくんの想いを受け止める。
続く…