今回は、晦正影
（つごもり まさかげ）の最期と
ラストニンジャの衝撃の秘密の回です
ついに、九衛門のためた恐れの力で
牙鬼家の当主 牙鬼幻月
（きばおに げんげつ）が復活した
ただならぬ、恐れの量に
正影も動揺（どうよう）を
隠せません。
それにしても、九衛門は
正影に牙鬼家に戻ることを
許されたのだろうか？
正影「九衛門！
この恐れの力はなんじゃ！
何が起きている！？」
九衛門「私が奥方様に
萬月様の死を告げたまでの事。」
有明「ああ… 萬月…。」
正影「若君の死をも利用するとは！
九衛門、おぬし…！」
幻月「待て、晦。」
幻月「でかしたぞ、我が家臣ども
そして、せがれよ。」
九衛門「お会いしとうございました
お父上…！」
この言葉に正影も有明の方も
動揺の色を隠せません
正影「な… なんと！」
有明「このキツネめが？」
幻月「晦と奥が知らぬのも
ムリはない。」
ひそかに側室（そくしつ）に
産ませた我が子を
ワシが死ぬまぎわに
妖力にて、この時空へと
飛ばしたのだ。」
なるほど、だから九衛門は
４４４年前の戦いには存在しなく
人間なのに妖術も使えたんですね。
『半妖』というところでしょうか？
有明「側室に産ませた子…」
有明の方はショックそうです。
九衛門のテロップも一新。
（長いよ！）
お父上の片腕となり
牙鬼家の天下統一に
すべての力をそそぐ所存で
ござりまする。」
新月が父 幻月にわたしたのは
蛾眉雷蔵（がび らいぞう）のツノと
封印の手裏剣。
幻月「牙鬼家家臣 蛾眉雷蔵
ここに、よみがえれ！」
蛾眉雷蔵もよみがえった！
これは、マズイぞ！
（おかえり！次郎さん）
地の底に封じられていた
『牙鬼城』が浮上した。
幻月「これより
我々、牙鬼家が
恐れによる天下統一を開始する！」
風花「蛾眉雷蔵まで…！」
（雷蔵さん、なんで格闘ゲームの
２Ｐカラーなん？）
正影「あなた様が
予言のお方だったとは
つゆ知らず…
今までのご無礼
お許しくだされ！」
新月「仕方ないさ、晦
じっさい、僕も恐れていたんだ
僕自身が牙鬼幻月の息子であると
誰かに知られる事をね。」
有明「お館様が
ご復活をとげたというのに
萬月がおらぬとは…」
有明の方は、いろいろと
心労がひどすぎて限界寸前です
幻月「奥、おまえは休んでおれ
聞け！伊賀崎の一族よ！
これより、我が息子
牙鬼久右衛門新月が指揮をとり
さらなる恐れと滅亡をもたらす！」
新月「おまかせくだされ
まずは、晦 君が行け。」
出撃しようとする６人を
好天が止めた。
おまえたちには最終試験を課す。」
どうやら、好天は６人に
幻月と戦える力があるか
見定めようとしているようです
好天「試験は、一人ずつ受け
残る者が晦を相手にせよ
ますば、天晴からじゃ。」
天晴「で？最終試験って
何するんだ？」
好天「こうするのじゃ！」
天晴に火炎の術を放ってきました。
天晴はとっさにアカニンジャーに
変身しました。
天晴「なんだ？いきなり！」
好天の目は本気です
むごんで刀を抜いたぞ。
天晴「そっか
じいちゃんと戦って勝つのが
最終試験なんだな。」
ラストニンジャの最終試験は
そんな生やさしいものではないぞ
いくぞ！ここからは
命のやり取りじゃ！」
（蛾眉雷蔵かい！）
正影の姿が見えません
そこで八雲と風花
霞、凪、 キンジの二手に分かれて
正影を探します。
正影を探す３人を
黒いけむりがつつみこみ
３人は異空間に
引きずりこまれたようだ。
流れたと思ったら
３人とも頭をおさえて
苦しみだしたぞ。
どうしたんだ？
一方、好天ＶＳ天晴。
力がおとろえたとはいえ
ラストニンジャの攻撃をしのぐ天晴
好天「成長したな、天晴
だが、その程度では
ワシの命は奪えんぞ！」
天晴「命を奪うなんて
そんな事、出来るわけ
ないじゃん！」
だが、好天は本気だ。
好天「そのような甘さで
ラストニンジャを継げると思うたら
大間違いじゃ！
おまえがワシを倒さねば
ワシがおまえを倒すまで！
シュリケン忍法究極奥義
終極斬（しゅうきょくざん）！」
伊賀崎流の最強奥義を食らい
天晴は倒れた。
ニンニンジャー 忍びの４４
本編感想。（中編）に続きます