キャッスルターミナルでは
ネロ男爵とモルク侯爵が
戻って来ました。
モルク「この城に漂う闇の気配…
明らかに以前より濃くなっておる。
まさに陛下がより一層、闇を
深められた証拠。」
ネロ「お目にかかっても
大丈夫なのでしょうな?
また我々にまで剣を向けられる
ような事は…。」
モルク「あれは、突然の
強大な力を陛下が御しきれなかった
だけの事。
本気で我らを消すおつもりなら
あの一撃で消えておるわ!」
ネロ「それは確かに…。」
モルク「少しは落ち着かれた
ご様子ですな、陛下。」
ネロ「いや、しかし
今の一瞬だけでも、
陛下の闇の深さを感じますぞ。
もはや、無敵と言っても…。」
ゼット「ネロ… また吹っ飛ばされ
たくねえなら、黙ってろ。」
モルク「陛下、まだ闇を嫌い
キラキラをお求めか?」
ゼット「手に入らねえって事は
分かったがな。
だが、欲しい…。
そいつを止められねえ。」
ネロ「一体、なぜそこまで…。」
モルク「実は、もしやと
思う事が少々ある。」
ネロ「なんですと!?
それは一体…?」
モルク「まずは、確かめる。」
モルク侯爵は【ドールハウス
シャドー】を使い、
ゼットのキラキラへの執着の元を
調べようとします。
夢を見た。
カグラ《帰ってきた!私の町!》
《私の家!》
なんと、カグラの実家は
洋食屋さん。
「あっ、すいません。
まだ準備中で…。」
カグラ「パパ~!ママ~!
私だよ!カグラ!」
「えっ?いやいや…
うちのカグラはまだ
10歳ですよ。」
カグラ「でも、私なの。
大人になっちゃったけど、
中身は、カグラのままだから!」
まったく分からない。
「とにかく、まだ準備中ですから。
ね?」
カグラ「お願い!分かって!」
両親に家から閉め出され、そこで
目が覚めたカグラ。
明「おーい、良夫。」
良夫って誰だよw
そして、なんでハゲヅラかぶっとるw
目が覚めると、コタツで寝てるのは
カグラと、車掌さんと
明の3人だけだった。
そこにワゴンさんが。
ワゴン「カグちゃん、おこたで寝ると
風邪ひくわよ?」
カグラ「うん…。」
様子がおかしいカグラを気にかける
ヒカリ。
カグラの見た夢…。
それは、子供の姿に戻れなければ
正夢になるかもしれない夢。
覚悟していた事とはいえ、
やっぱりカグラにとっては
辛いことです。
そんな時、トッキュウジャーを狙って
シャドー怪人の襲撃が!