1月は、ずっと舞台のお稽古中心な
感じの毎日でした。
そして、ついに迎えた本番…
初日の夕方から体調が…あれ?
夜、帰宅したらば熱が上がる、上がる。
39度を越えたときには、
明日の午前、午後2公演、
どうやって乗りきろうかと
マジで焦りましたが、
気合いでやり遂げましたー!
あ、インフルエンザではありませんでした。きっと、知恵熱です…

改めて…
第10回奥州市民文士劇
「ヤマトタケル」
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!!!
私はミヤズヒメを演じさせていただきました。とっても切ない役で、練習を頑張れば頑張るほど、やるせない気持ちに苛まれ、本当にこれでいいの?あたしはどうしたらいいの?って、なんだかわからない悩みに襲われていました。役をどう演じるかの悩みではなくて、ミヤズヒメのやりきれない想いがあたしの中でモヤモヤしていたんだと、本番直前に気付きました。
本番は、いやらし~く、悪~いスクネ様に思いっきり惑わされました。いや、スクネ様、まじで怖かった(笑)
タケル様が時折見せてくれるミヤズヒメへの笑顔に本気でトキメキつつ、
タケル様へ最後に花を手向けるシーンでは、本気で涙が出ました。

好きな人のことは信じなきゃね。
気持ちを疑ったばっかりに、結局は好きな人を失ってしまった…
今回の「ヤマトタケル」は、
今までにないくらい劇中で沢山の血が流れました。
憎しみや、疑いや、争いからは
悲しみしか生まれない。
どこかで、この負の連鎖を断ち切らなければ、悲しみが悲しみを生み続ける。
タケル様が、身をもって負の連鎖を断ち切ってくれたわけです。
とても意味深い舞台でした。

第10回の節目である、この素晴らしい舞台にキャストの一員として参加できたことを、光栄に思います。

素晴らしいスタッフの方々、美術班の半端ないクオリティーの大道具、小道具!
舞台転換も、めちゃくちゃタイトで大変だったでしょう。
照明や音響も、演技に合わせなきゃなんなくて大変だったと思います。
半年以上かけて手作りしてくださった衣装!!!衣装班の皆様には、頭が下がります。本当に、みんなみんな凄い!!!
お疲れ様でした‼️