BLACK SABBATH(ブラックサバス~イギリスのヘヴィメタルバンド) の新作「13」
全英チャートだけでなく全米チャートでも初の1位を獲り、ベテランメタルバンドの貫禄を見せつけた。
オジーオズボーン、トニーアイオミ、ギーザーバトラーのラインナップでレコーディングされたのは35年ぶりだが、この3人が生み出すヘヴィーサウンドは孤高なものであり、「ヘヴィメタルとは何か?」をじっくり教えてくれる。
恐ろしいほどスローでダークな重苦しいヘヴィーサウンドで、聴き手を陰鬱な世界へ引きずり込むほど中毒性が高いのは、まさに「ドゥームメタル」である。
今では「メタル」がいろいろ細分化されているが、元々「ヘヴィメタル」は初期BLACK SABBATHのドゥームメタルが元祖であると個人的に思っている。
35年ぶりのラインナップでレコーディングされた新作は、その頃のブルーズロックのフィーリングが感じられるドゥームメタルを見事に再現しているのに、衝撃を受けた。
個人的にあまり受け付けないオジーオズボーンの呪術的なヴォーカルもこのドゥームメタルにぴったりハマっている。
そのヴォーカルにトニーアイオミの破壊的なギターリフとギーザーバトラーの地を這うようなベースが加われば、本物のメタルが堪能出来るのだ。
これはメタル史上に残る傑作である。



今年上半期にリリースされたドゥームメタルの傑作はもう1つある。

CATHEDRAL (カテドラル~イギリスのメタルバンド) の新作 「The Last spire」
この新作はカラスの鳴き声や鐘の音から始まり、不気味でスローで重苦しく陰鬱な典型的なドゥームメタル。
気が滅入ってしまうようなサウンドだが、プログレシッヴロックを聴いているようなアレンジと展開の素晴らしさがポイントで、何度もリピートしてしまうほど中毒性が高い。
上記の2枚が今年上半期の傑作である。











