別れの前兆~最後の週末~
彼『三連休だけど・・どうするの?』
わたし『金曜日からそっち行くね♪』
彼『・・・土曜日からでいいんじゃない?』
わたし『でも、肉じゃが作っちゃったし・・他の人と予定あるならいいよ』
彼『誰も予定あるなんて言ってないよ!別にじゃあ金曜日からでもいいよ・・』
連休前の木曜の電話での事だった。
わたしの遠回しな詮索に対して最近いつもこんな調子だ。
誰かと会うの?
浮気してるの?
そんな不安でいっぱいだった。
わたしは一秒でも長く一緒に居たい
でも
彼はそうじゃなかった
不安な気持ちと
そして
彼に喜んでほしくて作った肉じゃがを乗せて
雪の中を一時間以上も車を走らせ彼の家へと向かった
これが最後だとも知らずに
これ以上わたしの心を掻き乱さないで!④
あの悪夢のような日
貴方から別れを告げられたあの日
あれから一週間
突然のメール
突然の電話
戸惑いながらも
暗く沈んだ心に
一筋の光が差し込んだかのように
パーっと明るくなって
でもね
結局はすぐさま現実に引き戻された
彼はただ
心配で連絡してきただけなのだから
そんなのわかってる
わかってるよ
でもね
期待しちゃうわたしがいる
こんなにも
こんなにも
心が張り裂けそうで
息もできないほどに苦しくて
こんなわたしを
これ以上振り回さないで
そう思いながら
携帯を握りしめては
ただただ
画面を見つめるばかりで
.
これ以上わたしの心を掻き乱さないで!③
どうして?
ねえ
どうして電話なんかしてきたの?
貴方から別れようって言ったんじゃないの
あの日
あの時
貴方からの別れの言葉が脳裏でこだまする。
耳の奥に張り付いてて
記 憶を掻き消そうとしても消えないの
なのに
あの時とは
別人のような優しい声
心配だったって
心配するくらいなら
傷付けるような事しないでよ
それと
彼の勤務する会社が別会社の傘下に入る事が発表になり不安な気持ちを聞いてほしかったのかも
彼は、
同情
ほんの少しの寂しさ
それはあったかもしれない
確かに
でも
そこに
わたしに対する
恋心など、、、ない