苦しかった恋の軌跡~あの人を失うまで~
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別れの兆候~最後の週末~④



休日なのに

ちょっとだけ遠いから
週末しか会えないのに



帰ればって言われた

自分の時間が欲しいって言われた



悲しさと
寂しさのあまり

その夜は飲み過ぎた

そのせいか飲み過ぎてお風呂で脱水症状を起こして動けなくなってしまった



彼に抱きかかえられて助けてもらいたかった
心配してほしかった

でもそれすらせず

放っておかれた


あんなに優しかったのに
あんなに愛してくれたのに

わたしを愛した彼は
世界中探したってどこにもいない


そう・・いないんだ





次の日
彼はわたしを置いて出かけてしまった

待っても待っても帰ってこなくて

この部屋にはもう二度と来る事はないという予感と絶望感を抱きながら

彼の部屋を後にした





いっぱい語り合って
いっぱい笑って
いっぱい泣いて
いっぱい抱き合った部屋



もうここに来る事はない

もう二度と





.

別れの前兆~最後の週末~③


寂しさと
不安な気持ちで迎えた朝


それでも
前日の夜、『明日は日帰り温泉にでも行くか』と言ってくれたから楽しみだった

温泉デートは可もなく不可もなく

そしてその夜は
普通にセックスした

一度は拒否されたものの

いざ行為が始まると、やっぱり少しは愛されてるのかな、なんて思ってしまう



そしてその次の日は競馬デートだった



彼は本当に競馬が大好きでわたしも彼に洗脳?されて嗜む程度だがたまにやるようになった

彼と共通の趣味を持ちたかった

同じ話題で盛り上がりたかった

最初はそんな不純な動機だったけど・・




そしてその夜
ついに別れを予感させる言葉を彼が言った



『帰らなくて大丈夫なの?
俺も自分の時間ほしいし・・』


あの時帰っていればこんな結果にはならなかったのかもしれない


自分の時間って?!

わたしは
時間の許す限り一秒でも長く居たいのに

同じ気持ちじゃないのが悲しかった

だから

カレー作るから、と言い
強引に居座ってしまった



冷静に考えたら
わたしがいかにウザイ女かって事くらい自分でもよく解りそうなのに・・


きっと

冷静さを失う程に


彼が好きで

不安で


どうにもならなかった






.

別れの前兆~最後の週末~②



その日も彼はわたしを抱こうとはしなかった。


ここ一ヶ月以上の間、いつもわたしから求めてばかり。


彼が欲しかった。
大好きな彼に体中愛されたかった。


でも


拒否された。


それでも
欲しくてたまらなかった。

ウトウトしている彼のモノを舐めて
愛し合える状態にした。

みるみるうちにそれは膨らんできた。


でも、

彼は意識はあるものの
よがる訳でもなく無反応だった。


わたしは彼の上に乗り
彼を抱いた。


愛しくてたまらなかった。

好きな人と繋がっているのがこんなにも快楽を得られるものだなんて・・


わたしは
あっという間に果てた





次の瞬間

みるみるうちに虚しさと寂しさとやるせない感情に襲われた



まるで一人でしているみたいだった



彼に
愛されたかった



あの頃みたいに
激しく求められたかった
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