こんばんは。


ずっと行きたかった川崎大師の朝詣と、赤札をもらい、その後めんどりは、月一メンテナンスの臨床心理士さんの元へ向かいました。


カウンセリングの中で、修学旅行の愚痴を言い、臨床心理士さんに大笑いされてしまいますが、今日は修学旅行の裏事情の続きをブログで。


修学旅行は、神奈川県の場合大半が日光ですが、横浜市だと日光以外の場所に向かうことがあります。


…あと、確か平塚市は日光行かないんだよな。


小学校の修学旅行というと、6年担任、管理職、6年にまつわる専科の先生…がついていくことが定番で、ちょっと前までは、更に養護教諭が付き添うことが多かったけど、最近は宿泊学習に養護教諭の代わりに、派遣看護師さんが付き添うことが増えました。


…養護教諭だと、不在時に校内の傷病人をどうするかの問題が元々あったからね。


んで、修学旅行に行く児童の中に、支援学級の児童がいる場合は、支援級担任が更に付き添うことがありますが、支援級在籍児童が複数で、尚且つ療育手帳の等級が重い場合は、派遣介助員が要請されるわけです。


大抵、神奈川県の支援級には、非常勤の介助員が複数いることはめずらしくないですが、宿泊についてくるとなると色々制限が多くて。


…なぜか介助員ではないめんどりにまで、宿泊支援の要請が出てしまうわけです。


めんどり、修学旅行以外の宿泊支援は何度か行ってますが、修学旅行の宿泊支援は今回初めて。





ちょっと昔だと、修学旅行に支援を要する児童がいる場合は、日帰りで親が迎えに来るか、親が付き添うなんてことがあって。


…遠足にPTAの役員さんがついてくるパターンもありましたな。


時代が進んで、親が来ない代わりに、教職員の誰かが支援を要する児童につくことが増えて、実際めんどりも支援を要する児童の宿泊学習に付き添ったことがあります。


かなり前に、このブログでも書いたことがあるかな。


40kgぐらいの女子を背中に背負って山道を1km程歩きながら、めんどりが思ったことは、インクルーシブ教育というけれど、それを行う側は大変な労力を要する、というのが世間に伝わっちゃいないんだよな、と思いました。


すごい嫌な事を書くけれど。


親も医学でも制御不能な児童が…

就学指導委員会で支援学校を勧められたのに、それを保護者が拒否して一般級に丸投げして、それで何かあったら文句言われるんじゃ、関わる相手は限られてくるよな…


ここ数年の教員の不人気は、こういう所が明るみになったからだと思う。


みんなと一緒に修学旅行に行かせたい、というのはわかるけど、その裏で一体どれだけの人間が動くのか。


…他の子どもに世話させるなんて、絶対考えちゃダメですよ。


支援を要する児童が、修学旅行を楽しむ権利があるならば、一般の児童も修学旅行を楽しむ権利があるというのも基本。


だから修学旅行に行く教職員は、本当に裏で色々やってるんですよ、人手不足の中で。


今回、支援学級の担任が、一人で三人も支援学級の子を修学旅行で見られない、と前年度に会議で挙げ、その後めんどりに次年度の修学旅行の話が振られ…


めんどりがあり得ん!と思うも、新年度にはめんどりが修学旅行の付き添いにされていたりするわけで。


それでも人手不足で、とうとう外部に人手を要請する今回の修学旅行。


…単純計算で、支援を要する児童に、日本人の平均年収を越える外部の大人を二人つけるんです。


めんどりも入れたら三人か。


それを日給計算したら一泊二日だと、三人の人件費は楽に10万円ぐらいになりますよ。


更に修学旅行のバス運転士とカメラマンを泊まらせるわけですから、更に10万円はかかるかな。


修学旅行は子どもたちの思い出になる大事な行事なのは今も昔も変わりませんが、その裏では教職員が色々悩むわけです。


そして教職員だけじゃなく…


続きは後ほど。