こんばんは。


今日は節分。


明日は立春で、晴れた空が気持ちいいから、午前中は臨床心理士さんのカウンセリングを受け、午後は新幹線で遠出。


遠出先の滞在時間は5時間の小旅行だけど、立春前のお日様はめんどりがなぜかいい気分になるので、お出かけ日和。




熱海桜かわいー!

めんどりが向かったのは熱海。

熱海桜がバリバリに咲きまくる中、めんどりは観光地を二つ回ります。

さて、昨日はタイトルの通り、親族の命日だったんだけど。

めんどりは仕事で遅く戻るも、手には親族の好物のいちご菓子を持ち、居間のテーブルに置きます。

いちご菓子のほかに、缶のお汁粉、コーヒー牛乳。

んで、めんどりはろうそくを灯し、親族の戒名と俗名で静かに呼びかけます。

…お近くにいらっしゃいましたら、生前の好物を用意してみましたので、良かったら寄ってみて下さい。

…めんどりの家には仏壇はないので、めんどりの親族の命日を思い出すと、試しに親族の生前の好物を備えてみるのですが。

生きてる者の自己満足、と言われてしまえばそれまでですが、親族が生前、没後にやってほしい…と言われたことを思い出して、めんどりは密かに実行するだけでして。

ぼっち一軒家の居間には、お供えとしておやつとお茶が置かれ、それを尻目にめんどりは晩御飯を食べるわけです。

んで、めんどりが晩御飯を食べ終わると、そのお供えを食後のデザートにするか、翌日の朝ごはん代わりにするか…なんですが。

めんどりはお供えに向かって、そろそろ頂きますよ…と呼びかけた瞬間…

電池切れです、電池切れです…

聞いたこともない声に、めんどりは肝を冷やすも、それが居間の火災報知器とわかり、めんどりは椅子に上ってスイッチを切ろうとすると…

最初からスイッチ切ってあるじゃん!

ぞわわわわ〜ん。

…怖がってみたところで、ここはめんどりの家だから逃げてもしょうがないし、めんどりの性質上、家売って引っ越したって、たぶん似たようなことは起きるだろうし。

強くなったな、めんどり。

めんどりは椅子から降り、食べますからねー、と合掌し、お供えをせっせと食べるわけです。

火災報知器が急に動いた理由はわからずじまいだけど、故人が自分の存在を知らせるときに電子機器を動かす…というのは割とよく聞くし、めんどりも経験したことがあるので。

今回もそうなのかな?

めんどりは帰りのグリーン車の中で首を傾げますが、考えてもしょうがないし。

とりあえず、昨日のお供えを、めんどりの親族が気に入ってくれたらいいなと思うわけですよ。

明日は立春。



持ち帰りたい夜桜を写真におさめ、めんどりはまだまだ寒い中、春を待ちわびながら家路に向かいます。