こんばんは。
土曜に買い物に映画と、お休みらしい過ごし方をしためんどりは、日曜も朝から布団を干し、掃除をして…と、お休みらしい過ごし方をしました。
土曜に観た映画は、翔んで埼玉2。
超長編漫画パタリロの作者の魔夜峰央氏が、短編でだいぶ前に描いた翔んで埼玉が映画化して、今度はその続編。
めんどりは、少し年上の和久井映見さんの変貌ぶりにぎょっとしたけど、演技は安定で◯。
でもそれより驚いたのは、映画前の広告で、藤沢の中堅処のお嬢様学校聖園女学院が、南山大学の系列校であることを知ったこと。
南山は大学のレベルは、めんどりの大学ぐらいなのかな…？という感じだけど、愛知の中受では難関校だからねえ。
正直昔の聖園女学院と南山は結びつかなかったな。
そういうレベルだった聖園女学院を知るめんどりから見ると、ここ数年で聖園女学院は一気に進学校化してきましたね。
めんどりの家から徒歩圏内の湘南白百合も、めんどりの時代は白百合女子大学に行く子が割と多かったけど、今は殆ど聞かないし。
お嬢様学校の進路も、難関大学が当たり前になったな。
…めんどりの知人に、聖園女学院の重鎮のご子息がいましたが、どう見ても普通すぎる人で、実際関わっていたときも、周りから本当に偉い人の息子なのかと、弄られてる有様で。
ただ、今時の若者にしては穏やか過ぎてマイペースで、人が良すぎるというところがあったから、本当の育ちの良い人はこういうものなのかなと思いました。
さて、前置きが長くなったけど、今日は高尚なお嬢様学校の話ではなく、めんどりが回る学校の事件の話。
先週からずっと、遅くまで校長室で話し合いが繰り広げられていて、校長先生や、該当学年の先生方が本来の仕事ができないほどで。
めんどりは大変だ…と思いつつ、何も手伝えることがないので、自分の仕事が終わると帰ります。
…ただ、今回の事件で、該当学年の子どもたちの様子がいい意味で変わってきました。
事件を起こした子どもたちは、日頃他の子達を見下した感じで、色々やらかしていたわけですが。
今回の事件は洒落にならず、事件の当事者以外は口外せず…を厳守していましたが、被害者二人が事件のことを校外で話していたところ、事件とは関係ない同級生二人が聞いてしまい、それは絶対許せない！と被害者二人を擁護しつつ、加害者達からわかりやすく離れ始めました。
話を聞いちゃった二人は、加害者と同じスポーツ少年団に入ってましたが、こんな奴と一緒にいたら中学で何されるかわからないし、関わりたくないと言い、それぞれの両親に相談して、別のスポーツ少年団に移動することを決めました。
…困ったのはスポーツ少年団の監督で、この二人が抜けたらチームの戦力が落ちると、それぞれの家にまで行って退団を止めたのですが…
二人の保護者から、おたくのお子さんがやったことは絶対許せないし、そんなお子さんを育てたあなたに、うちの子が育てられるのは嫌です、というようなことを言われたそうで。
…加害者の一人の親が、スポーツ少年団の監督だったんですな。
監督はぶっちゃけかなり横柄な印象の人だったんで、げっそりしてるのを見て、めんどりは相談室でほくそ笑むわけで。
有能な選手二人が抜けたことは、スポーツ少年団に大打撃を与えただけじゃなくて、スポーツ少年団の中で事件のことが噂となり…
現在、更に7人の退団が決定したそうだ。
あと一人抜けたら、存続の危機だと。
それに加えて…
事件を目撃した下級生三人が、翌日加害者達に脅されているところを、なんと近隣の人が通報してしまい…
やってきた駐在さんに、事件を根掘り葉掘り聞かれたとのこと。
当然学校にも電話が入り、先生の何人かが駐在所に走って行ったわけだ。
その時ちょうど駐在所の手前に、スイミングクラブの送迎バスが止まり、よりによってそこから同じ学校の児童がゾロゾロゾロゾロ…
事情を知らない子達は、知ってる先生達を見て何何〜と駐在所の前に集まってきてしまい…
…加害者達が一斉に、駐在所の中でうつむいたそうだ。
ここまで来ると、事件のことをひた隠しにしても、スポーツ少年団の監督の息子とその仲間がかなりやらかしたことは、同じ学年はもちろん、他の学年にも知れ渡っていて。
今、クラスじゃ針のむしろ状態だそうだ。
ちょっと前までクラスを我が物顔で歩いてた加害者達は、全校朝会で並べば、他の学年からやたら見られていて、見事に浮いていて。
とても静かな体育館だった。
…今回の事件で、加害者の一人が中学入学時に学区外通学を希望してきたそうだけど、この一件は学区外通学で逃げても引き継がれるレベルだからねえ。
先生達の心証は悪いだろうな。
ついでに加害者4人は、学校では相変わらず一緒につるんでるけど、放課後は事件以来集まって遊んでないんだそうだ。
加害者の一人が公園に行っただけで、他に遊んでた子達が一斉に逃げたとか。
子どもだから法に裁かれないだけ、マシとしましょうか。
詳しく書けないけど、そういうレベルなんだよね。
やっちゃいけないことの、踏んじゃいけない一線を超えちゃったとは、こういうことを言うんだろうな。