こんにちは。
めんどりは体調が癒えぬまま週末突入でしたが、それでも日常生活に支障がないレベルなので、まったり過ごします。
タイトルの体験入学、ってのは、外国在住の日本人の子女が、向こうのサマー・ホリデーの時期に日本に里帰りして、里帰りの学区の小学校に1週間〜1ヶ月通うというもののことで。
めんどりが回る小学校も、四人の子どもたちが体験入学にやってきました。
外国駐在の子女や、両親のどちらかが外国籍の子が毎年この時期にやってくるけど、受け入れ側は結構大変で。
四人のうち二人は現地校通いで、しかも父親が一人はアメリカ在住のフランス人、もう一人もアメリカ人なもんだから、日本語会話が十分でなく…
めんどりはフランス系お嬢ちゃんをお相手してほしい、と担任の先生にこっそり頼まれ、空き時間にのぞくわけです。
フランス系お嬢ちゃん、一年生とはいえ、日本語がわからない以前に、なんか行動が…
めんどり、フランス事情もアメリカ事情もよくわからないけど、外国語活動のALTの先生がその子を見たら、スペシャルスクール…と言うわけで。
…特別支援学校相当、っていうことね。
そうだよな…と、めんどりはこだわりバリバリのフランス系お嬢ちゃんを見ながら思うわけです。
スペシャルスクール、って言葉があるぐらいだから、アメリカでも支援教育は行われてるわけだけど、そういう子が日本の学校の体験入学の時に、こっちの支援学級を選ぶかというと、そうでもなく…
学年相応の一般学級に入れてしまい、担任が右往左往するわけです。
体験入学の前に、体験入学希望の児童と保護者が学校に一度来るんだけど、フランス系お嬢ちゃんはその時点であちゃ〜だったから、めんどりに話が回って来たわけで。
んで、実際見たら想像以上にあちゃ〜で、めんどりは給食を手伝う有様で。
アメリカやフランスは、支援教育がそれなりにあるだろうけど、こういう発達に重い課題がある子が外国に行くとなると、預かる側の学校は、保護者にどんなことをいうんだろうか。
向こうではどんな教育を受けているんだろうか。
めんどりは、ちょっと考えてしまいました。
どこの国でも、我が子の状態を軽く考えてしまう保護者はいるわけで。
明らかに療育対象のお嬢ちゃんが、日本語、英語、フランス語の中にいて、今すごいカオスだろうなと、めんどりは手を繋ぎながら思うわけです。
実際、体験入学の様な、一時的な外国籍児童の受け入れも大変だけど、日本に定住してる外国籍児童が療育対象レベルだと、めちゃくちゃ大変です。
保護者に療育を勧めても、日本語がわからないからこうなんだ、って言う人は珍しくないし。
特別支援学級の中での指導も、外国籍児童は家で使ってる言葉と、学校での言葉が違うから、かなり大変だなと。
めんどりは、願わくばフランスお嬢ちゃんが、向こうのスペシャルスクールで、手厚く支援をうけられるといいな、と密かに祈るわけです。