こんばんは。


めんどりは、月一メンテナンスの臨床心理士さんのカウンセリングに行きました。


気がつきゃ10年通ってるな。


めんどりのカウンセリングの担当はずっと同じ先生なんだけど、若手だった先生も、いつの間に団体の筆頭になっていた。


…めんどりが臨床心理士課程の大学院中退という経歴なんで、心理系のど素人ではないから、かなり最初は警戒してたそうで。


今じゃ親よりもヤバい秘密を知っている先生ですが、めんどりは最近じゃ、悩み云々よりも仕事の愚痴ばかりこぼすようになり申し訳ない限り。


てか、タイトルの通り、めんどりの回る学校で、産休の代替が見つからないので大混乱…ということで。


…めんどりにも、なぜかしわ寄せが来ている話です。






今時の学校は、旧姓で仕事を続ける方が増えたのですが。


そのお陰で、授かり婚もバレにくくなりました。


ただそれは、保護者や子どもたちにバレにくくなっただけで、現場は混乱するのは事実でして。


めんどりは、こりゃあ大変と対岸の火事を眺めることが度々ありました。


…今年度は、前にも書きましたが、めんどりが回る学校でパワハラが発生し、目撃しためんどりが病んでしまったため、なるべく学校に残らず、業務が終わるととっとと帰るようにしてましたが。


その中で、授かり婚の先生の業務のしわ寄せが生じて、職員室が不穏になっていることに気がついていました。


一応、妊娠はおめでたい…と、表面上は言うんですが、陰じゃ業務が色々滞り、遅くまで残る先生が出始めていました。


めんどりも実はだいぶ前に、授かり婚の同僚の仕事が降りかかり、終電帰りが3ヶ月続いたことがあったので、この時のやり場のない憤りを思い出します。


めんどりみたいな、心の狭い人がいるから少子化が…と子どもを持つ人達は言うでしょうが。


…実際、給料が変わらないのに、業務が1.5倍になったらたまったものではありません。


十数年前のめんどりの立場になった先生が、連日遅く帰っていると聞き、気の毒に…と思いつつ、めんどりは職場を後にしてましたが。


ある日校長先生が、めんどりの知り合いに教員免許持ちはいないかと尋ねてきます。


…授かり婚の先生が、かなり悪阻がひどかったため、代替を探してるようでした。


でも一方で、パワハラに遭ってる講師の先生が、心身の不調を訴えていた頃だったので、めんどりはこの先生の代替になりそうな知り合いとコンタクトを取り始めていて。


…数カ月ならと言っていたので、窮地に追い込まれてる講師の先生に紹介しようと暗躍している最中でした。



目撃しためんどりが病むほど、酷いパワハラをされた講師の先生は、冬休み中に適応障害と診断され、休職…となって、めんどりが話をしていた知り合いが講師に入るはずでしたが。


…めんどりの他にパワハラを目撃した人が、どうも教育委員会に言いつけたようで…


パワハラの主が、急におとなしくなっちゃったんです。気味が悪いぐらいに。


講師の先生が、適応障害診断を受けたからということもあるでしょうが、信じられないほどパワハラの主はおとなしくなってしまい…


講師の先生は、結局休職せず、目を白黒させながらお仕事を続けています。


めんどりはパワハラの主を信用してないので、いつまたパワハラが出るか心配なんで、被害者の講師の先生にめんどりの私物のボイスレコーダーを貸しました。


今度やったら、めんどりは向かい合う!


珍しく心の中で、気合い入れて木刀を構える剣道二段のめんどりですが。




それで…………


めんどりが話をしていた、知り合いの方を校長先生に紹介したかというと、実はそれはなく。


てか、知り合いの方は、産休代替は嫌だって言ったんです。


前にすごく嫌な思いしたんだって。


めんどりは聞いてみたかったのですが、傷をえぐるようなことになったら嫌なのでやめました。


だから結局、授かり婚の方の先生は、結局産休に入る日まで、産休代替が見つからないままで、急遽専科の先生が代替で担任になりました。


めんどりの回る学校に限らず、今本当に産休代替が見つからなくて、児童指導専任やら教務主任やら専科の先生やらが産休代替業務に入るケースが頻出していて、学校業務がごちゃごちゃになってる所もあって。


沖縄で、学期途中で退職した人の代わりが見つからず、学級を再編して問題になったけど、それに近いことがめんどりの回る学校でも起きてるんだよね。


この間、めんどりの勤務先の先生方は、だいぶ前に妊娠がわかってるんだから、どうして産休代替が見つからないんだ!って校長先生を責めてて。


めんどりはそれを見てますます病んだんだけど、こんな酷いことをいう人がいる学校だとわかったら、絶対拒否するよな、代替の先生も。


てか、産休代替教員って、学校の先生になりたい人が多かった頃は魅力的だっただろうけど、今はそんなに魅力を感じないというか、めんどりが知る限りでは、実はすごい辛いことが多くて、なり手が減ったと聞きました。


この部分は、別にブログで書きたいな。


それにしても今年度は、パワハラはあるし、産休の代替が見つからなくて校長に噛み付いてるし、こんな殺伐とした学校はめんどりも逃げたい。


こんな学校は嫌だ。のテンプレネタだらけなんだもん。





…こんなふうに上に書いたことを、今日臨床心理士さんに愚痴っためんどりでしたが、10年めんどりの話を傾聴している臨床心理士さんは、学校を取り巻く社会の意識の変化に、産休代替がいなくて噛みつく先生達は気がついてないんでしょうね。と。


本当にそう。


教員採用試験の倍率が異様に下がってるのも、学校の闇が世の中に明るみになったからで。


めんどりのように、学校に関わるものがブツブツ陰でつぶやく人がいるのも事実だけど、それ以上に根性論だの理不尽な上下関係だのをおかしいと言える世の中になったからでしょうね。


めんどりは、密かにパワハラ被害者の講師の先生を助けるため、テストの答案の丸付けを手伝いますが。


平穏な日々が、早く戻るといいな。